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2007年1月 8日 (月)

ワーキング・プアの社会はおかしい

 伝統的な職人芸が社会に評価されない。技術の高いかこう技術が評価されない。仕事は海外との競争。なすすべもなく貧しくなっている「ワーキング・プア」という人達が日本には400万所帯いると言われています。

 正規雇用は減るばかりで、パート状態の勤労者は全労働者の3分の1を越える状態。一方大企業は史上空前の利益を上げ、株主や経営者は大いに潤っているようですね。
 更に政府の大企業優遇政策は継続され、企業への減税、規制緩和策を推進、地方経済を破壊して特定の大企業の繁栄は続いています。

Gatemaragenntihuman2 (格差社会の中南米諸国。現地の人の多くは露店で農産物を売って生計を立てています。)

 構造改革の正体は、ずばり「格差社会」です。先進事例のアメリカの裏庭といわれる中南米諸国を観察すれば明白です。日本より20年以上前から、アメリカとIMFにより、金融緩和、規制緩和、自由貿易協定、などの社会改革が推進されました。

 結果どうなったか言いますと、格差の拡大、貧困層の増加、失業の拡大、企業の倒産が相次ぎました。深刻な社会不安からテロや暴力も横行しました。
 しかし今は民主的な選挙で次々と「反米政権」がべネゼエラを筆頭に誕生しています。これもゆり戻しなのでしょう。

 さて日本はこれからどういう道を歩むのか。今年は選挙の年。じっくり政策を検討して見極めたいと思いますね。

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コメント

 財政再建は日本の喫緊の政治課題の筈ですが、内閣府の作成した財政試算の数字の甘さが目立ちます。官僚、政治家が甘い汁を吸うために意図的に財政規律を緩めさせようとしているのが明かです。内閣府の大本営発表には呆れました。
 経済成長率を3.9%に仮定した数字の根拠が明確ではありません。民間の予測は精々2%半ばです。いくら予測値だとしても、50%も違う数字には納得できません。少子化問題で出生率を操作した2の舞を演じるつもりのようです。
 財政再建には日本の将来が架かっています。正確な予測値を前提として議論すべきです。数字の意図的操作は危険です。出生率を高めに操作した弊害は政府が50年間は保証した年金会計に既に破綻の兆候が見られることからも明かです。
 日本の官僚の帳尻を合せる能力は天才的ですが、実体の伴わない机上の空論に過ぎません。企業も政治家も官僚も公認会計士も帳尻を合せればよい時代は過ぎました。不正をすれば日興でさえも上場廃止になりかねない時代だからです。
 日銀ですら各方面から批判されましたが、情報が公開されるので権威が失墜するまでには至っていません。内閣府は3.9%という数字の積算根拠を公開すべきです。民間のアナリストの出した数字との違いを説明する責任があります。
 経済成長率が3.9%ならばバブル再来を警戒しなくてはなりません。日銀は公定歩合の引き上げを検討しなくてはならなくなるでしょう。日本人の脳裏にはバブル崩壊が刻み込まれています。上げ潮と踊り狂うのは政治家、官僚だけです。
 例え2011年度の財政黒字化目標の前倒しが出来たとしても、後には日本のGNPと1.5倍を超す赤字国債の山が待っています。日本の経済が再生した時を逸することなく財政再建に取り組むべきです。消費税を引き上げる好機です。
 国民の心配事の第一は老後の生活です。老後の生活が不安なので財布の紐が堅くなるのです。日本は超高齢化社会に入りますが、消費税を上げる以外の選択肢は眉唾に思えます。国民の消費税値上げに対するコンセンサスも出来ています。
 民社党は財源なしの空手形を切りましたが、国民は騙されません。ドイツでは消費税の値上げを公約した野党が勝利しました。経済の実体と懸け離れた経済成長率3.9%という数字で国民の目を欺くトリックが通用する時代は過ぎました。
 政治家、官僚は国民を自由に操れた時代は既に終わったことを認識すべきです。彼らから見れば国民は愚かに見えるでしょうが、歴史を造り上げてきたのは愚かなる庶民の力です。庶民を愚弄する者はその付けを必ず払わされるでしょう。
 参議院選挙は古い自民党と古い民主党、旧来の体制、55年体制から脱却していない政党同士の争いです。安倍首相は戦後レジームからの脱却を掲げていますが、小泉改革で生まれかけた新しい自民党を古い自民党に返してしまいました。
 戦後世代が戦後に回帰しようとするのは現在の社会に夢がないからでしょう。団塊の世代の青春時代にもベトナム戦争がありました。夢が持てない時代でした。全共闘時代、学園紛争時代には現代のいじめとは桁が違う内ゲバがありました。
 歴史は人間の愚かな行動を積み上げたものですが、その中には人々の実生活があります。単に過去に回帰するのではなく、未来に夢を描くのが政治家の使命です。安倍首相は数字を弄ぶのではなく、現実を直視した政策を掲げるべきです。

投稿: ノエル | 2007年1月21日 (日) 21時53分

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