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2007年7月31日 (火)

今年は猛暑の年なのか?

 報道によりますとルーマニアでは44度を記録したとか。パリでも45度とか。山火事の影響も会ったとも言われていますが。。・

 猛暑で500人死亡か 中南欧、熱波や山火事で(中日新聞)

 田舎でエアコンなし生活をしているものにはこれは耐え難い暑さです。今日も33度くらいになりそうです。40度を超える暑さは想像できませんね。

Goyamm_1 (ゴーヤが日陰になるまでに梅雨が明け、猛暑となりました。)

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2007年7月30日 (月)

危険な原発は日本にはいらない

 今回の参議院選挙の争点は「年金問題」となった。しかしもっと大きな問題は「地震列島の日本に原子力発電所はいるのかいらないのか」ではなかったでしょうか?
 様々なインチキが次々と露呈し、政府はパフォーマンスに追われているようです。

 柏崎刈羽原発の審査、不十分…断層問題で経産相認める(読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070724it06.htm?from=top

 柏崎刈羽原発の水漏れ、建屋に構造欠陥…原子力保安院(読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070723i214.htm

 今回の中越沖地震。大きな被害がでましたが、地震の規模としたら中程度。それで「想定外」の被害が出ているのですから。しかもその被害情報は完全に公開されていません。

 東海や東南海の想定されている地震の規模はスマトラ地震のM8・3.巨大地震です。それで原子力施設が本当に安全かどうか、国は情報公開しなければなりません。

 次回の国政選挙はこの原子力発電所の是非を問う体制選択選挙にしなければなりません、

Ikata_7

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2007年7月29日 (日)

お客さんから見えて来るもの 8月3日(金)

Hatayama1

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」のゲストはbeauty colosseum BonberBoonを経営されている美容師の好浦銧一さんです。また好浦さんは文集「うさぎ」童話担当 宇佐木ぴょっ吉 とペンネームをもたれていて自然とたわむれながら作品を制作されています。

 また「テーマパーク四国(ネイチャーアトラクション88ヶ所)」四国をテーマパークにしよう!「明見川にホタルを飛ばそう会」明見川をきれいにして、ネイチャーアトラクションにしよう!という活動も活発にされています。
 今回のテーマは「お客さんから見えてくるもの」でお話をお聞きします。

 美容師というお仕事は私には特別な仕事のように思います。お客さんは自分を美容師さんにさらけ出され、リラックスしています。好浦さんが美容師を天職と思われたのは、どういうところからなんでしょうか?

Yoshiuramm_1  好浦 天職という質問にはピンとこないんですが・・。美容師になるきっかけは、母親が美容室を経営しておりました。僕が高校生の時に、「わたしがどんな仕事をしているのか見てほしい。」と母親に言われました。
 母が当時勉強しているベルジェバンスというお薬をつくった山崎伊久江さんという人の高知でのシンポジウムがありました。高校生の時に山崎伊久江さんのベルジェバンスを通して「美容師にどうしてなったのか。」

 当時カネミ油脂事件がありました。その事件で自殺を考えていた人が、ベルジェバンスによって自殺を思いとどまったということも聞きました。

 美容師でありながら、人の命を救える仕事。母親の仕事に対する誇り。それを感じまして母の仕事のお手伝いをしようと思いました。そして美容師になりました。
 
西村 さきほど高校時代に進路を決められたことをお聞きしました。好浦さんは、高知での進学校の土佐高校出身で、同級生は殆ど大学へ行かれると思われます。ユニークな存在ではなかったのでしょうか。

好浦 進学に対して興味はなかったですね。僕が高3ぐらいの時に偏差値とか、共通一次試験がどうのと言われていたことでした。始まった頃でしょう。
 共通1次って何?てな感じで興味がありませんでした。

Omise2_r (好浦さんの美容室)
西村 お客さんの「個人情報」もお仕事柄知ってしまうことがあるのではないでしょうか?そのあたりの取扱いで好浦さんが注意されているところはどういうところでしょうか?

好浦 個人情報は実名は絶対に出さないことですね。隣にお客様がお出でになるときは、交えて話をすることもあります。他のお客様の話も営業中に会話で出てきます。
 実名を出さないように気をつけています。

西村 それはお客様同士のトラブルになるからでしょうか?

好浦 昔はそれほど気にしませんでした。今は気にするようになりました。個人情報のことも言われるようになりましたし。前もトラブルになったことはありません。

西村 「女は灰になるまで女」と言われいます。女性が美容室へ来られるのは、身なりを整えるために来られると思います。わたしなど男性はそのあたり無頓着です。
 職業柄好浦さんから、男性諸兄にアドバイスされるとすればどういうところでしょういか?

好浦 男が理髪店に求めることと、女性が美容室に求めることは違っています。男の場合は理髪店で「みなりを整える」のが目的であって女性の場合は「みなりを整える」+「自分を演出してより前向きに」なるために来られます。

 僕流に言わせていただければ「感動」ですよ。感動が美容室にあるわけですよ。食べ物を食べに行くのに、ただおなかをはらしに行くのが男の場合。女性はおなかをはらして、「美味しい」という感動を得たいということが伝わってきます。

 最近は男性も身なりを整えるだけではなくて、より自分を演出してかっこよく見せようという男性も増えて来ています。それでいいのではないでしょうか。

Ohanashi_r (月に一度好浦さんのお店の2階では「感動体験発表会」が開かれています。

西村 美容室とは関係ない質問で申し訳ないですが、6月に東京の渋谷で女性専用の温泉施設といわれている「スパ」で爆発事故がありました。
 あれなどは今までなかった形態の店ではないのでしょうか?単にお風呂にはいるだけではなくて、好浦さん流に言えば「感動」を得るために女性は行かれているのでしょうか?

好浦 行ったことはないので想像で言うしかないですが、温泉ははいるだけではなく、そこへ付加価値を求めているころだと思います。温泉にはいる感動は「気持がいい」ということです。
 その感動に+健康の為。美しいという形。ほっとするという形。そういう付加価値をつけて集客をしようとされているところではないかと思いますね。

西村 美容室にはいろんな職業や年齢の女性たちが集ります。社会の情報が多く集るのではないでしょうか?

Yoshiura_r (感動体験をスピーチされる好浦さん)

好浦 すごく集ります。社会の情報と言うよりも、僕達の仕事は、すごくお客様と接しています。ベルジェバンスはすごく時間がかかります。パーマをかけ髪を染めますと4時間程度かかることもあります。
 かなりお客様との密着度があります。お客様との会話がないともたないというか。会話をするということは、お客様の価値観をこちらが受け入れないと底には共有する時間をもてないのですよ。
 だからすごくお客様を受け入れると言うことで、お客様の人生観、価値観を受け入れないとそこには共有する時間をもてないのですよ。

 お客様を受け入れると言うことで。お客様の人生観であり、周囲とか生活とか、お料理の話であったり、花の手入れであったり、趣味とか生活、流行の話であったり。そういうものを一緒につくりだすという情報の場ですね。

西村 好浦さんがお店のお客さんを通じて感じたこと。思われたこと。世の中の変化について感じられたことはなんですか?
現在社会はどんな社会であると思われますか?

Syuroku1_r_1

好浦 いっぱいあります。常に感じています。毎日変化しています。お客様からだけの情報だけではなくて、僕の場合はいろんな活動をしていますので、いろんな人に会います。

 いろんな人に会ったとき得られる情報や、テレビやラジオからの情報なども、たくさんの情報を常に仕入れています。それだけに世の中のことが見えてきやすい職業ではないのかと思います。

僕が感じたことを話します。文明とものが、たくさんありました。マヤ文明であり、いろんな文明が繁栄しては、亡びてきた過去があります。
 僕が今感じているのは、各地域で起きてきた文明が亡びて来た事と同じことが、地球規模で起こりかけてきています。

 すごい変化している時代です。過去を見ますと明治維新がすごく面白い。たぶん今から何百年かあとで、歴史の授業があったときに今の時代が明治維新より変化の大きい面白い時代ではないかと思います。

 そんな時代に生まれてきてわくわくしています。

Shinbori1 (新堀川で優雅にゴムボートにて漂う好浦さん)

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2007年7月28日 (土)

新自由主義では日本は亡ぶ

 市民へ負担は増すばかり。住民税は3倍になった。医療費や介護保険の個人負担も増加した。市中金利も上がり零細企業は返済に大変。新自由主義で地方は何にも良いことはない。

 三位一体改革という地方自治体つぶしを行い、大都市部の核廃棄物をはした金で自然豊かな地方へ捨てようとしています。人間の尊厳を損なう新自由主義は地方を破壊します。

 公的補助率が少ないので、教育費の負担は大変。でも大学へ進学しても定職につけない状態が続いている。中高年はリストラや倒産で失業すれば再就職は地方ではまず無理。国民健康保険料も支払えない人達がどんどん増えています。

 日本人としての尊厳も誇りも破壊する新自由主義。この考え方を全力をあげて潰さないといけないと思います。右の人も、左の人も協力して新自主主義を潰しましょう!

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2007年7月27日 (金)

歴史認識の重要性

 アメリカ下院で「従軍慰安婦に関する決議」が採択されました。これは採択直前に日本の国会議員有志が米国紙に意見広告を出したことに関する反発ではないかと言われています。わざわざコストをかけて逆効果の結果を生み出しました。

 日本は北朝鮮による拉致問題を人権問題にし、国連の場でも強く主張しています。ならば二次大戦時の従軍慰安婦問題にも当事者に公式な謝罪をする必要があるでしょう。それは断じて「土下座外交」というものではありません。

 アメリカに卑屈な姿勢をするくせに、アジア諸国には居丈高な姿勢ではやはり不信をもたれるのは当然。確かに韓国や中国の政府の公式見解はおかしな部分は多いし、それには反論すべきです。
 
 また竹島や海底石油資源や北方領土の件は、卑屈にならず堂々と国益の正当性を国際社会に訴え、不法な占拠を韓国、中国、ロシアにやめさせるべきでしょう。

日本は国連の常任理事国入りを目指しているとされています。それは国連の名の下に、アメリカ軍と一緒になり世界中に自衛隊を派兵したいからです。そのことが「国際貢献」であると言い続けています。

 過去に莫大なODAを撒き散らしてきたアジア諸国の中で、日本の常任理事国位置を支持した国は僅か2カ国とか。隣国の韓国と中国は反対の急先鋒であるとか。これでは前途多難ですね。

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2007年7月26日 (木)

日本は先進国なのか

 中越地震の罹災者の皆さん方は近くの小学校などの体育館に雑魚寝状態で収容されています。水も食料もようやく不自由にならないようになったとか。自衛隊がいちはやく駆けつけお風呂にも入れるようになったことも良いことです。

 しかしこの避難所生活を見ていまして、日本は先進国と言えるのでしょうか?硬い床と大勢の人。体育館での生活が長引くと体調を崩される人たちも出るのは当然です。

 倒壊した家屋の多くは築50年以上の木造住宅。100年という住宅もありました。その殆どが耐震補強がされていませんでした。

 家具が転倒さえしなかったら。家屋が倒壊しなかったら亡くなったり怪我する人も少なかったと思います。あの場面を見ていて、南海地震であれば更に津波が来ますし。倒壊した家屋の下敷きになった人はまず助かりません。

 倒壊することがわかっている家屋を放置する。避難所の劣悪な環境を放置する。それが「美しい国」のやることなのでしょうか。

Hinansyo

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2007年7月25日 (水)

国境を越えた風評被害

 柏崎刈羽原子力発電所の中越沖地震による被害報道は、日本以上に欧州では大きく報道されているようです。
 先般のドイツの原発事故もあったばかりですし。

 そのせいでイタリアセリエAのサッカーチーム カターニア
の日本来日遠征試合が中止になりました。
 日本の若手FW森本選手が在籍している中堅チームで
、横浜FCや千葉などとの対戦はすべてキャンセルされました。

 スポニチ主催カターニアツアー中止

理由は「日本は原発事故で放射能漏れの危険があり、
行くのは危険である。」と選手の親たちが強硬に反対したようです。

 情報を小出しにし、十分な説明責任をしないうちに風評被害は国境を越え、無責任に拡大しています。
 ちなみにイタリアは1個の原子力発電もありません。

 日本同様火山国。イタリア人は地震に敏感なのでしょう。
 国内観光や水産業にすでに風評被害が出ています。

 国際ツアーにも影響は必至。政府もきちんと対応しませんと。

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ヤスタロウの東洋町長日誌が開設2ヶ月目 絶好調

 反核町長沢山保太郎さん。5月24日に「ヤスタロウの東洋町長日誌」を開設されてから今日でちょうど2ヶ月になります。ご多忙な町長業務の合間(助役も置かれていませんし)それこそ、「寸暇を惜しんで」ブログを更新されています。

Sawayab1_2

 中越沖地震により柏崎刈羽原子力発電所の放射能漏れ事故がありました。早速沢山町長は、内閣総理大臣と、産業経済大臣に「活断層上および周辺における原発施設の稼働の中止について 緊急要請」を東洋町長として提出されました。

 今後は「原子力発電所の見直しと廃棄」に向け、代替エネルギーの転換、ライフスタイルの見直しも含め積極的に提案されるようです。ブログはその先駆例というか、心情の発露ですので、今後もますます見逃せません。

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参議院選挙は盛り上がっているのか?

 安部内閣初めての国政選挙。国民の審判が29日に下されます。どうなることでしょう。節目・節目に参議院選挙があり、与野党どちらが勝利しても政界が再編されるのは間違いありません。

 そして衆議院の解散もそうなると近いと思います。それだけに投票率の動向が1番気になります。民意を反映する仕組みになろうからですね。
 あいかわらず各党話題を呼ぶためにタレント候補もたくさんでていますが、今回は争点がはっきりしていることもあり、影が薄いようですね。

 投票率が70%近くないといけないなとは思います。組織票を無効にする為には投票率の上昇がなにより必要です。とにかく棄権をせずに投票権を有権者は行使すべきでしょう。有権者が投票で意志を明確に表明することが大事です。

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2007年7月24日 (火)

日本は地震大国です

 日本は全世界の地震の10分の1が発生しています。震度5以上の地震になりますと20%が日本で起きているようです。大変な地震大国です。
 その狭い日本、地震大国に原子力発電所が55基もあります。とても危ないことではないでしょうか?

Ikata_6

 ビデオで昔上映された小松左京作の「日本沈没」(1973年)という映画を見ました34年ほど前の映画でしたが、リアリティがあります。

 しかし映画の設定では原子力発電所が出てきませんでした。日本列島が沈没するくらいの大きな地震が襲来した場合、55基の原子力発電所はどうなるのでしょうか?
大爆発するのでしょうか?その場合核廃棄物はどうあるのでしょうか?原子炉は無事でしょうか?海に沈んでも大丈夫な構造なのでしょうか?

Shimozidenteil (昭和南海地震。家屋の倒壊と地盤沈下、津波による浸水がありました。)

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2007年7月23日 (月)

夏にエアコンなしの生活をしよう

 季節柄実に苦しい生活を実践しています。エアコンを使用しないほうが、レジ袋を使わないとかいう環境保護運動よりは遥かに環境対策になるはずです。
 イオンが「木を植えています」というのであれば涼しい筈ですね、店内は。エアコンをかけずに営業をしてください。

 窓をしめてエアコンをがんがん使うようでは地球環境にはちっとも優しくありません。廃熱でますます暑くなるだけです。まずは実行して暑さを体験してください。

 それからです。ダイエットになるし。コストも安い。身体も慣れてきます。動物は夏には元気が良い。人間もそうですし。電気代の大幅な節約になります。

 みんながそういう生活をすれば電気消費量が減りますね。原子力発電所はいらなくなると思います。

 ゴーヤの成長が待たれますが、まもなく始まる梅雨明けからの猛暑に間に合いそうにもありません。肥料も水もやりましたが・・。

Goyamm

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2007年7月22日 (日)

東洋町を元気にする方策は? 

西村 今月のゲストは、このたび旭のマル二敷地内で高知の特産品を販売する店舗を開設された松田高政さんです。松田さんには以前「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代に出演いただきました。当時は地域コンサルタントで各地域の「あるもの探し」をされ、地域を元気にされる活動をされておられました。
 現在の松田さんは地域コンサルタント時代に培かられた能力を活かし、店舗販売などを展開されながら高知を元気にされようとしています。こうち暮らしの楽校ブログも開設されています。
 今回のテーマは「東洋町を元気にする方策は?」でお話をお聞きします。

 東洋町は高知市から車で約3時間かかります。白浜海岸や生見ビーチは有名でもひんぱんに行く人は高知市内の人でもあまりいないのではないでしょうか?
 松田さんはもしかしたら都市部の人が高知県をイメージしていることもそうではないかと言われていますが。

Matuda1m_3 松田  東洋町は高知県の東の端の町で、ちょうど私の出身地である大月町も西の端で、置かれている状況が似ています。地理的に遠いということで、行ったこともない人が多く、情報も地域が積極的に発信しなければ、町の存在すら知らない人も多くなると思います。

以前、高知県の観光の活性化で、大阪の人にグループでインタビューしましたが、高知県の印象で一番ショックだったのは「何もなさそう」とか「おいしいものがなさそう」とか平然と言われたことです。

 その人いわく、日常、いろんな媒体で地方の情報が入ってくるが、高知県の情報はほとんど入ってこないので、イメージすらできない。この状況が高知県内の中でも起きているということを最近あらためて意識しています。

西村 松田さんは「これまで陸の孤島と言われ、多くの人から見捨てられていた東洋町のまちづくりを考えることは、未来の高知県の進むべきモデルとなると思います。」と言われています。東洋町以外にも高知では同様の地域が多いと思われますがいかがでしょうか?

Kannoura3_1

松田  地理的条件が不利な所は、どんな地域で、現状ではなにがあって、それをどう活用し、個性のあるまちづくりができるのか。私はこれまで経済発展が遅れた地域にこそ、人が生きていく上で必要な自然や人間関係、文化が色濃く残っていると思っていますので、その点を強みにしていくことが、未来の日本にとって最先端でありモデルとなりうるのではないかと思っています。

高知県内であれば、東洋町・室戸市、大月町・土佐清水市、山間部であれば仁淀川町、四万十町、梼原村、嶺北地域などに可能性を感じます。

西村 東洋町役場の人に話を聞きました。「現在はまちづくりのグループもないようです。東洋町にはいわゆるまちおこしグループが存在していない。つまり音頭をとる人がいない。
 JAや漁協も広域合併してしまい意思決定する本部が遠くなり地元の意向が反映されにくい組織になっている。」なにか方策はあるものでしょうか?

Hatikin01_2 (選挙のなかからまちづくりのリーダーは現れるはずです)

松田 この町を良くしようと志のある人は必ずいると思いますので、世代や業種を超えた出会いの場がまずは必要だと思います。そこで、お互いが思っていることを本音でぶつけあい、意思疎通をしないとネットワークというか同士の集まりであるグループはできません。

音頭を取る人は、これまでいなかったということですが、今は、町のリーダーである町長がいると思います。おっしゃる通り、JAや漁協も広域合併して、組織としては東洋町のまちづくりをけん引する存在ではなくなってきたと思いますので、今こそ、世代や業種を超えたネットワークが必要になってきたと思います。

西村 東洋町の名物の1つにこけら寿司があります。こけら寿司もイベントの時はなんとかつくれるようですが、毎日つくるとなるとなかなか難しいとも聞きました。商品化するための従来とは異なる方策はあるのでしょうか?

Oshushi_2

松田 たしか、こけら寿司は冷凍して保存性を高めていると聞きました。おそらく、無添加で安全おいしい郷土のお寿司ですので、冷凍や保存パックの技術を高めれば、町外だけでなく、県外出荷も可能だと思います。

飾りつけも可愛く野菜中心でヘルシーなイメージがあるので、女性をターゲットに首都圏のお弁当屋さんと提携して、丸の内のオフィス向けに宅配できないでしょうか。高知市内では冷凍とか保存パックしなくても売れるのではないかと思いますね。

Kokerasushi_r (こけら寿司は見た目も美味しそうですしヘルシー)

西村 東洋町では町民で音頭をとる人が今まで少なかったと聞いています。リーダーづくりも必要です。アンテナショップの話は姉妹都市の大阪府守口市(東洋町の出身者が多い市)からも来ていますが現状では体制が取れていないようです。

松田  独自の店舗を単独市町村で運営することはとてもコストがかかるし、リスクもあるのでやめた方がいいと思います。むしろ、無店舗型で姉妹都市の商店街と提携して、干物やこけら寿司を売ってもらったり、まずは町出身や県内で東洋町を応援しようとする人たちに宅配で物産を送ったりした方がいいと思います

それを誰がやるかという話になると、地域の人材情報がないのでよくわかりませんが、そういったことを使命として働いている人は、役場の産業担当であったり、商工会の経営指導員であったり、何人かはいると思います。

Inoueyasai_r_3 (松田高政さんの実験店舗。高知の有機野菜やからだにやさしい産物が並んでいます。)

西村 松田さんがこのような東洋町をどうすれば明るく豊かな町にできるのでしょうか・アイデアなどがあればご披露ください。

松田 やはり、一度、住民が中心となって、私たちのようなおせっかい者も受け入れながら、地域のあるもの探しをしてみてはどうかと思います。
実際に地域を歩いていろんなものを見たり、地元の人の話を聞くと、発見や感動が生まれます。その発見や感動から湧き上がるアイディアが本当に地に足が付いている現実的な方策になると思います。

また、地域の暮らしや自然をあらためて見つめなおすことで、何が豊かなのか、経済だけではなく、自給的なこととか、助け合いの関係が残っているとか、知り合いや友達が多いとか、別の価値観にも気づくはずです。それを踏まえた上で、生活に必要な最低限の収入をどう稼ぐか考えると、そんなに大儲けするような話にはならないと思います。

Ainamws1_3 (地域のあるもの探し歩きとワークショップも東洋町でも必要です。)

今後の東洋町の方向性として、個人的に思うことは、先日の選挙で、国の交付金には頼らない、国の原子力政策にはノーという選択をされたわけですから、自然や健康にやさしいまちづくり。農業であれば有機農業の推進。観光であればエコツーリズム。ごみの分別の徹底や自然エネルギー。リサイクルの推進など。徹底して環境に配慮した取り組みを行えば、それぞれがつながって相乗効果があらわれてくるのではないかと思います。

高齢化が著しいということなので、お年寄りでもできること、お金がなければ、なくてもできることなど、今あるものや条件で考えてもやれることはいくらでもあります。

大事なのは、「お金をかけずに手間暇かけて、使えるものはなんでも使うといった貪欲さ・もったいない精神」で、いろんな物や人を組み合わせてもらいたいと思います。

危機の後にはチャンスが必ずありますので、今をチャンスだと思っていろんな人の手を借りながら、新町長を先頭に新たなまちづくりに挑んでほしいと思います。
Syuroku_r_3

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2007年7月21日 (土)

歯向かうことで支持を得ようとする候補者?

Tamura_r  「美しい国なぞわけがわからん。応援に来るなら銭を持ってきて欲しい。」「そうでなければ応援なんかに来ないで欲しい。」と自民党の候補者が言っているらしい。

 自民候補、安倍を痛烈批判「心配するなら銭をくれ」 (ZANZAK)

安倍、身内の批判に意趣返し? 高知入りせず (ZANZAK)

今日高知へ地元候補を応援に来ることはなくなったようです。

 仮にも総理総裁に悪態をつく自民党候補者。そういうパフォーマンスをしないと受けないほど地域はひどいのでしょう。土地柄なんでしょうね。「いごっそう」(頑固者)を変に持ち上げる郷土の伝統もあるようですし。

 とにかく「格差」は地方では身にしみます。そのうえ年金のでたらめさ、介護保険制度のいい加減さは、すべてこの5年間の政府の「規制緩和」「構造改革」の新自由主義政策の結果でしょう。地方を踏み付ける政治の結果なのですから。有効求人倍率0・47の現実は職を失えば、職がない現実なのですから。東京や愛知の人には理解できない世界ですよ。それが地方の現実なのですから。

 あえて総理総裁に歯向かうそぶりを見せる地元候補者も必死ですね。しかし冷静に考えますとそこまで言いたいほうだ言うのなら自民党を脱党して無所属で出馬すべきでしょうに。

 パフォーマンスなのか本気なのか。有権者はどう判定するのでしょうか?・・。

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オシム監督は正しい

 日本代表チームを引きいてようやく1年余り。オシム日本の片鱗がようやく見えて来ました。日本人の特色を良く出していると思います。成長した選手も出てきました。

 前任者のジーコ氏やトルシェ氏は2年間のチーム作りの余裕がありました。それに引き換えオシム監督はドイツW杯の惨敗のさなかに川渕会長の意向でややフライング気味で決まりました。そして皆納得しました。

 親善試合でなく公式試合。真剣勝負の場です。それなりに日本のコンセプトは明確にしたと思います。日本流のサッカーが根付くと思いますね。それに結果がともなえば、日本サッカーも人気が復活することでしょう。

 関連記事のブログ

バルカン半島とオシム監督

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2007年7月20日 (金)

いつおきる南海地震

Hoeityo1l_1 (昭和南海地震 高知市宝永町付近)

 新潟中越沖地震のマグニチュウ度は6・8.阪神大震災でも7・6とか言われています。南海地震の想定は8・3と言われています。とてつもない規模の大地震です。

 規模はスマトラ級の巨大地震とか。揺れが100秒続き、8メートルの巨大津波は3分で襲来するとか。そういう地震が来れば、生き残れる可能性は、この地域におればありません。

 高知県下全地域が巨大地震の対象地域。海外部は津波が。山間部は山津波が起こる可能性があり、地域も孤立する可能性があります。あれこれ考えてもわからないことばかりですが、地域の人たちとともに考え行動することにします。地震対策についてはそうです。

Nankaizisintizu1_3

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2007年7月19日 (木)

参議院選挙の関心は上がっているのか?

 問題は投票率。東洋町町選挙のように90%近くの投票率になるべきです。40%台の得票率では民意を誠実に反映したことにはなりませんね。

 先般のフランスの大統領選挙でも70%後半代の投票率でしたし。直接投票で大統領を選ぶのと議員内閣制度とは違うのでしょうが、投票率の高さはポイントでしょう。

 民主主義の表現方法として選挙は優れものでしょう。そこで多数票を得票したものが民意を現したことになります。

 有権者が消極的に候補者なり政党を選択するのではなく、公開質問状などをこしらえ、自分の政策に誰が近いのかを選択の基準にする。そういう時代に早くならないといけないと思う。

Kannouraja01_5 東洋町長選挙。民主主義の原点を思わすような選挙戦でした。

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2007年7月18日 (水)

巨大化する台風の恐怖

 台風4号は日本列島を縦断するように北上しました。驚くのは沖縄で930HPになり、九州上陸後も勢力は960HPと勢力がさほど衰えなかったのですね。

 海水温の上昇もあるのでしょう。いゆゆる温暖化の影響なのでしょうか?そのあたりは不明です。しかし予想では台風や低気圧が予想を超えて発達し、甚大な被害を与える可能性がいわれて言います。

 今回の台風は雨台風で四国には「惠の雨」をもたらせてくれました。水不足のダムはすべて満杯になりました。巨大化するとそんなものではなくなります。

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2007年7月17日 (火)

変貌する新堀川

 詳しい新堀川関連の新着情報はブログ新堀川知行合一塾を参考にしていただきたい。定点観測がされています。
 わたしも1週間前に新堀川の大正橋付近へ行きました。既に車は通行止めになっています。下流側に仮設歩道橋が架橋されています。

Taisyoubashi_r

 重機が大正橋に迫り、壊すようです。仮設の鉄骨部が伸張しています。新堀川のせっかく回復した生態系が道路工事により破壊されていくのが気がかりですね。

  予算がつき始まった工事はなかなか止められませんね。工事が進めば一番大切なものを高知市は失うような気がします。

 先日も新堀川のほど近くの堀川に海がめがあらわれたとの報道もありました。それほど環境が良くなったのでしょう。都市部の中心部に海がめ。普通はありえませんね。

 そういえば昔アメリカ西海岸のモントレー市でしたか。海岸のピアでアシカを見ました。都市と共存しています。高知市もそういう環境共生型の都市になるべきです。
Kaidan_r_1 (仮設歩道橋がつくられ大正橋は取り壊されています。)

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2007年7月16日 (月)

海の散帆(さんぽ)ディンギー

Rintarou01   今年は雨が少ないと思いきや7月は雨が多く、台風まできてしまいました。今日は上天気ですが(うねりは多少あるでしょうが)、残念ながら仕事でセーリングは出来ません。くやしいので、レポートします。

 写真は7月1日に1年1ヶ月ぶりに高校2年生になったR君と一緒にセーリングしました。曇ってはいましたが朝のうちは程よい風が吹き、波もなかったので梅雨の中休みでいいセーリングでした。

Rintarou1  誰かの本で「海の散帆(さんぽ)ディンギー」とありました。競技の練習をするわけではなく、風任せにセーリングをすることは、散歩をしたり、自転車に乗ることと同じようなものですね。

Rintarou2 格差社会だ、アメリカの手先だ、年金不安だ。不況だ。生活不安だ。とか面白くない情報が蔓延していますが、海の上へ出れば一切忘れます。自然の風と波だけの世界。

 加山雄三の「海その愛」やサザンの「チャコの海岸物語」や「tunami」を大声で放歌しましてもとがめる人はいませんし。何より海へ来れることが嬉しい。元気が出るし、パワー(波動)もいただけるからです。

 今月は7月の終わりに行けるのでしょうか?梅雨明けは近いかもしれません。

Rintarou3

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2007年7月15日 (日)

高知まるごと百貨店構想 その2 7月20日(金)

西村 今月のゲストは、このたび旭のマル二敷地内で高知の特産品を販売する店舗を開設された松田高政さんです。松田さんには以前「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代に出演いただきました。当時は地域コンサルタントで各地域の「あるもの探し」をされ、地域を元気にされる活動をされておられました。
 現在の松田さんは地域コンサルタント時代に培かられた能力を活かし、店舗販売などを展開されながら高知を元気にされようとしています。こうち暮らしの楽校ブログも開設されています。
 今回のテーマは「高知まるごと百貨店構想 その2」についてお話を聞きます。
 高知まるごと百貨店ですが、「高知の豊かな暮らしを創る地場産品専門店」であることです。「高知県内にあるおいしいもの、いいものを取り揃える。農産物、海産物、加工品、お惣菜、飲料・地酒、工芸品・雑貨等」とありますが、具体的にはどのような品物になるのでしょうか?

Matuda1m_2 松田  将来的には、食べものだけでなく生活雑貨や日用品などバリエーションを増やして、高知県産品だけで、デパートのような品ぞろえを目指していきたいと思っています。初めからは無理なので、まずは毎日必要な野菜・パン・米を中心に、基本の調味料、飲料ではお茶、雑貨では木工品などからスタートしていきたいと思います。

西村 松田さんは 「有機・無添加、自然素材、手作り、田舎(郡部)の物を優先的に取り扱う(応援する)」と言われいます。スーパーや生協なども似たようなことを言ってはいますが、松田さんのまるごと高知百貨店はどこが違うのでしょうか?

松田 スーパーや生協の品ぞろえをみると、いろんなニーズに対応しなければならないので、高知県産品だけとか、商品はほとんどが無添加というわけにはいきません。多くのお客さんを相手にしていますので、高知県産品で無添加の物の割合は低いのが現状です。

私の店は、基本は高知県産で優先順位を「有機・無添加、自然素材、手作り、田舎(郡部)の物」としていますので、県内に同じものがあれば、できる限りそっちを選択します。その結果、100%絶対とは言い切れませんが、野菜は無農薬・無化学肥料、加工品であれば無添加、生活雑貨であれば自然素材でできたものが多くなっていると思います。

この比率を高めることで、消費者にとっては健康的で、生産者にとってはこだわりが持てる、自然環境にとっては負荷が少ないといった、高知県社会にとって理想的な状態を目指していきたいと思います。

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西村 松田さんは「生産者・商業者・消費者が協力する地場産品専門店」を理念にされています。従来の流通システムとの違いはどのようなところにありますか?お金の流通以外の要素が必要であるのではないのでしょうか?

松田 従来の流通システムは生産者はいかに都会へ売り出すか、消費者は都会と同じような商品をいかに県内で買えるか、価値観や方向性が都会に向いていました。そのため、生産者・商業者・消費者が高知県産品を地元で応援しようといった動きはつい最近まではありませんでした。

最近になって、農産物を中心に直販店が出てきて地産池消の動きが活発になり、従来の都会優先の流通システムを変えようといった気運が出てきています。その気運を背景に、農産物だけでなく、生活に必要なすべてのものを対象に、県内でこだわっているものを地元の消費者が支持する小さな経済循環をつくり、それを土台にして県内で消費しきれないものを県外のマーケットに供給して外貨を稼ぐ。流通の主体性は地方に権限がある「物の地方分権」を目指しています。

そのための出発点が地場産品専門店で、このお店を軌道に乗せるためには、お互いが協力し支援しあう関係がなくてはできません。それには信頼関係がもっとも大切で、直接交流しあう機会をお店がつくることで、心を通わせる要素が絶対に必要だと思います。
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西村 松田さんは「この地場産品の販売拠点には、消費者と生産者とが交流できるよう、ものの良さを伝える手段や機会を十分につくり、消費者がその良さを実感した上で、買い物という投票にも似た行動によって、次世代に高知のいいもの・ものづくり文化を残していこうと思います。」といわれています。

松田 買物は投票と一緒で、支援者が少ないとその商品は競争に負けて潰れていってしまいます。だから、販売は選挙運動と一緒で、いかにその商品の良さや作り手の思いを伝えるか。そして、買い物の時に一票という形で選んでもらえるかが勝負だと思っています。

ですので、自分のお店は県内のいろんな候補者が集まる選挙事務局のようなもので、待っているだけじゃなく、イベントや出張販売、宅配やインターネットを通じた通信販売なども選挙運動としては、次のステップとして展開しなければと思います。

西村 信頼できる生産者とのネットワークが大事であると思います。また商品を購入いただく消費者も固定客が必要です。そのあたりの経済システムはどのようになっているのでしょうか?

松田 まずは、高知市内のお店で、小規模なネットワークと高知市内を中心とした固定客の獲得に全力投球をして、お店の経営を黒字化することが、新しいビジネスモデルを作る意味でも重要です。ですので、初めは設備投資もランニングコストも極力抑えて、地元の人に支持される商品構成で勝負したいと思います。

ただし、中には高知市内だけでは顧客獲得が難しいこだわりの商品もあるので、その点についてはインターネットでの販売も併用して考えていきたいと思います。経済規模から言えば売上のほとんどはお店で、補完的に若干、ネット販売の売り上げを期待しているのみです。

西村 取扱い品目は食品や加工品が中心なのでしょうか?いわゆる「産直ショップ」とはどのような違いがあるのでしょうか?

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松田  取扱い品目はやはり食品や加工品が中心です。いわゆる「産直ショップ」と違うのは、農協や行政(地域枠)といったしがらみがなく、高知県内の物の中から独自の価値観で商品をチョイスできるという強みを持っています。でもこれは生産者の協力がなくてはなりませんので、選んだからにはそれを絶対売ってみせるというプレッシャーもあるわけで、売れないからやめるとか、一般的に売れる商品だけ扱うということはありません。

高知県のこだわりを見せるという意味では、無農薬や無添加といった、人よりも難しいことにチャレンジしているものを優先して扱います。無農薬や無添加というと自然食品の店のようになってしまいがちですが、そんなにがちがちにはするつもりはありません。人はおいしいものを食べたいという純粋な欲求によって行動しますので、まずはおいしいものを探して、それが結果的に、無農薬や無添加だったという結論になると思います。

また、無農薬や無添加など一般的にいいものと言われるものでも必ず売れるというわけでもありませんので、売れない場合は何で売れないのか、消費者のニーズや評価を分析し、売れるためのコンサルティングも必要となってきます。この点は長年、高知県のアンテナショップでニーズ調査や改善案の提案をしてきましたので、ただ物を売るだけのショップとは違う点だと思います。
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2007年7月14日 (土)

朴保(パクポー)さんトーク&ライブin室戸

 ブログでお知り合いになりました埼玉県のTさんからメールでご案内がありました。
「平日の昼の開催で無理だとは思うが、可能であれば行かれてみては」とのことでした。とは言われたものの、高知市から室戸市までは車で2時間。簡単な距離ではありませんし。でもせっかくご案内いただいたので、なんとか行きたいと思いました。

しかも台風4号の影響で大雨の気配も。とにかく大雨洪水警報が県中部、東部に出た時点で途中から引き返す予定で出かけました。途中の安芸市で3件用件もありましたし、手際よく安芸市での仕事をすませて室戸へ向かいました.。

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 途中海沿いに国道55号線は走りますが、台風は遥か沖縄付近にいるのですが、大波が海岸には押し寄せてきています。再接近は明日の夕方であるとか。
 なんとかコンサートの時間には駆けつけることができました。

 主催は室戸市人権啓発課。「心ひらいてトーク&ライブ」(部落差別をなくす強調旬間の行事であるようです。室戸中学や室戸高校生が参加予定であり、室戸市保健福祉センター夢広場という会場で開かれました。

 部落差別をなくする運動強調旬間 記念講演「心ひらいて 朴保トーク&ライブ」「魂から出た歌でなければ、人の心には届かない」
「彼にとって音楽とは、まさに生きている証なのである」ということでした。

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 悪天候で朴さんも到着が遅れたので、30分遅れて開演であるとか。Tさんの紹介ということで講演前に楽屋にお邪魔させていただきました。
 実際にお会いしますと気さくなアーティストでした。そこでカメラマンのヒデ増田さんともお話しました。そのとき朴さんのCD「波人」を購入しました。今日の天気にぴったりです。

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 そして朴さんの許可を得まして会場他の写真撮影をさせていただきました。
講演会は市長や担当職員のスピーチの後始まりました。

 朴保(パクポー)さんは昭和30年生まれのシンガーソングライターです。

 朴さんは「中学生時代は楽しい時代。楽しくやろう。」ときさくに話しかけます。ギターとハーモニカを持ち、椅子に座って話しかけます。

 さっそく「雨に咲く花」の説明を簡単にされました。東京の朝鮮学校へ通学する制服のチマチェゴリを着た女性とが電車の中で、男に切りつけられた実話をもとに朴さんがこしらえたそうです。

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 踏まれても蹴られても僕らは負けないよと。朴さんは「僕は同和地区の中に住んでいたし、しかも在日コリア。これ以上ないでしょう。踏まれたり蹴られたりしてたくましくなりました。」と聴衆に話しかけます。

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 朴さんは声量があり、迫力があります。アメリカへも単身行かれたこともあったそうです。西海岸で弾き語りもしていたそうです。当時イエロー(黄色人種)の弾き語りは珍しく、地元のFM局へも出演されたとか。
 フォークソングだけでなく、ロックも力強く唄われます。

 「イムジン河」も披露いただきました。
 「この歌は30年前の歌ですが、発売禁止になりました。北朝鮮を賛美しているというのが理由だったそうです。でも朝鮮の人には北も南もありません。イムジン河は南北境界線を流れる大きな川です。」

 そして豊かな声量で歌い上げました。フォークルセーダーズのまったりした歌とはまた印象が異なりました。

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「僕は父がコリアで解体屋、母は日本人。子供のことは国道1号線沿いに家と店がありました。日本1交通量が多い国道。横断歩道も、信号もなかった。経済活動をとめられないというのが理由。横断しようとして何人も車にはねられましたね。僕もバイクにはねられました。
 17年前にようやく信号ができました。ひどい話です。」

「最初日本人名でメジャーデビューしました。韓国へ行ってルーツに目覚めて朴保と改名。そしたら1からやり直しに。後にアメリカへ行きました。」

「アメリカへ行ったら、ブラック、ホワイト、イエロー、レッドが混在しあたりまえに存在していますね。差別は当たり前。でもそれぞれが違いを違いとして認め合うことが大事ですね。」

「竹田の子守唄があります。これは貧しい家庭の女の子がお金持ちの家庭の幼子をオンブして子守の仕事をしています。せつなくあの山を越えれば故郷へ戻れるのにという歌です。」

 「傷痍軍人も従軍慰安婦も未だに十分に補償も謝罪もしない日本政府。やるべきことをやらなくて、軍隊出して国際貢献だと言われていますね。おかしいと思わないといけません。」と熱く語ります。

 朴さんの熱いハートを感じました。人生そのものが差別をなにくそと明るく跳ね返してきたのですから。

「ロックは世の中を良くするための音楽。アーティストは自分の考えるきちんと言えることですよ。」と熱く語る朴さん。
 
 Tさんは「可能であれば歌とメッセージに触れてください」との熱いメールでしたし。実際に聞いてみてなんとか都合つけてきてよかったなとは思いました。

 講演終了後、お礼を申し上げました。段取りされた室戸市議のSさんにも感謝しました。懇親会も夕方どうぞとお誘いを受けましたが、台風対策もありますので、後ろ髪が引かれる思いで室戸市を後にしました。

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2007年7月13日 (金)

自主上映映画は広報が大事。

Nihonoaozora1_3  最近少し映画を鑑賞するようになりました。最近鑑賞した映画でよかったと思うのは「選挙」という映画と「日本の青空」です。いずれも映画館での上映ではなく自由民権記念館での上映でありました。

 良い映画でも告知が難しいようですね。しかもだいたい上映日が1日限りということが多く、よほどの映画愛好者でなければ見逃してしまいますね。私のような映画愛好者ではないものは、そういうこともあり見逃してしまいます。

 自主映画グループも広報に力を入れていただきたい。とは言ってもテレビやラジオ、新聞などの既成の有料広告媒体は確かに効果はあるものの、財源を著しく圧迫しますし。

 ブログなどの媒体を利用し、どんどん積極的に広報をしていただきたいと思います。世の中「しらない情報」に貴重な情報がある場合があります。映画はそういう力がありますし。

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2007年7月12日 (木)

年金問題のおかしさは随分前から

 3年前の参議院選挙前後も「年金」問題が注目されていました。当時は国会議員の「年金未納」問題が大きく、政治家としての誠意があるかないかの観点で論議されていましたね。

 そのころ全国的に年金の基金をつぎ込んで破綻したグリーン.ピア問題。それもデタラメ。この問題の解決はどうなったのでしょう。
 郵政民営化選挙のどさくさであいまいになったのではないのでしょうか?

 今回の「争点」の年金未納問題は、民主党のポイント。国会での追及により「発覚」したのがはじまり。それがどんどん拡大し、5000万件を超えるデータがわからないとか言う事態に。

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2007年7月11日 (水)

日本の長者は147万人であるとか

 100万ドル(1億2300万円)以上の金融資産を持つ富裕層は147万人もいるそうです。わたしには無縁の世界ですがだいたい100人に1人がお金持ちであるということでしょう。

 地域のデータがないのですが、おそらくそのうちの半分近くが東京近辺にいるのでしょう。「富の一極集中」にもなっているのでしょう。

 日本の「富裕層」、147万人に…金融資産100万ドル超(読売新聞)

 日本も格差社会が進展しているのでしょう。「お金はお金を呼ぶ」といいます。お金持ちはますます金持ちになり、貧乏人はますます貧しくなる日本。

 各種税負担も重くなる一方。年金で生活できないこともほぼ確立。高齢者社会は完全な格差社会であることがわかりました。

 保護しないといけないのは庶民階層。お金持ち階級ではありません。保護しなくてもお金持ちはお金持ちです。お金持ち優先の政府など不要です。とにかく政権を交代させないと貧乏人のうっぷんは晴れませんし。

Roxtupongih_1 (バブルの塔はそびえたっています)

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2007年7月 9日 (月)

問題があるような新風舎の出版事業

 「本を出しませんか」という全国紙各紙への派手な広告。また「本を出したい人のための賞です。新風舎出版賞」を開催、作品を募集して1等は無料で出版されるらしい。

 わたしも2度応募したことがあり、2次審査まで行ったらしい。そうすると編集者らしいひとから電話があり「是非出版をお考え下さい。普通なら300万円かかる経費が150万円でできますので。」とのお話。

Shinpunsya1  どうやら私だけではなく応募者全員に声をかけているらしい。なかには実際に出版された人もいますが、書店に配本されることなく、終わる事例も。
 もっとも本は出来ているので詐欺であるかどうかはわかりませんが、書店に配本していなければ、売れるはずもなく印税が著者に入るなんていうこともありません。

 新風舎」のあくどい商法(有田芳生)

 「新風舎」にだまされた 自費出版の巧妙手口(JANJAN)

 新手の商法なのでしょう。「自分史」を出したい中高年も多いでしょうから、それらを顧客として考えた新商売ではないかと思いますね。
 顧客に応募させ、住所や連絡先を書かせる。そしてしつこく電話での勧誘。コストはかかりませんし。

 前にも確認しましたが、西日本1の書店規模を誇る宮脇書店のブックセンターにも新風舎の本をみつけることが出来ませんでしたし。限りなくグレーに近い商法なのでしょう。

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2007年7月 8日 (日)

ドイツの原発事故を何故詳細報道しないのか?

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 6月28日に発生したドイツの原子力発電所での事故。どうやら変電施設での火災であり、原子炉の事故ではなかったようです。昨日は日本の報道機関は報道しないのではないかとブログに投稿しました。実はそうではなかったようです。
 高知新聞6月30日の4面で見つけました。べた記事で小さな扱いでしたので、見逃していたようです。

 扱いは大きくはありませんでしたが、共同通信から新聞社に記事は配信されていました。掲載するかしないかは各新聞社の裁量であるようですね。地方新聞ですが高知新聞は「環境問題」には敏感な新聞社であるということですね。

Nihonkeizainews629

 また日本経済新聞も購読しているので、29日、30日、7月1日の記事も見直しをしましたが、ドイツの原子力発電での記事を見つけることはできませんでした。日本経済新聞は原子力関連記事は詳しく、原発での日米提携だとか詳しい記事まで掲載されていますのに。

 ハインリッヒの法則があります。労働災害における経験則の一つで「1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する」というものでした。

 べた記事扱いからして「ぼや」程度であったかもしれませんが、事故防止は軽微な事故を分析し予防策をたてることから始まります。軽いから報道しなくていいということにはなりません。
 

 このところ日本の原子力発電所はで事故が相次ぎ、データの改ざんや捏造が行われていました。ドイツは軽微な事故でしたが公表しています。

 そのあたりの情報開示のありかたは、ドイツと日本はどう異なっているのか。報道機関にはそのあたりの検証をしていただきかったですね。

Doitugenpatuizikomm (ドイツの原発事故の様子。すみませんドイツ語の新聞社のサイトより掲載させていただきました。)

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あるもの探し・あるもの磨きによる地域(まち)づくり

7月6日の記事が入れ替わっていました。

西村 今月のゲストは、このたび旭のマル二敷地内で高知の特産品を販売する店舗を開設された松田高政さんです。松田さんには以前「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代に出演いただきました。当時は地域コンサルタントで各地域の「あるもの探し」をされ、地域を元気にされる活動をされておられました。
 現在の松田さんは地域コンサルタント時代に培かられた能力を活かし、店舗販売などを展開されながら高知を元気にされようとしています。こうち暮らしの楽校ブログも開設されています。
 今回のテーマは「あるもの探し・あるもの磨きによる地域(まち)づくり」です。

 以前にもお聞きしたかもしれませんが、「あるもの探し」とはどういうことなのでしょうか?過疎高齢化、経済の低迷が続きますと「ないものねだり」ばかりするようになるのですが・・・

Matuda1m_1 松田 あるもの探しというのは、活力ある地域づくりのために、地域を調べる手法のことで、基本的には、地元の人が主体となって、地域外の人の視点や助言を得ながら、普段の暮らしのなかにある当たり前にあるものを学びます。

 この当たり前にあるものとは、3つの意味合いがあって、まず「ここにしかないもの」、そして、「どこにでもあるもの」、最後に、「困っているもの・余っているもの・捨てているものなど地域のマイナス面」なども調べます。

よく地域資源調査とか宝探しとかと同じにされますが、根本的に違う部分があって、資源や宝というのはすでに調べる前からそのようなフィルターを無意識にかけて地域を見てしまいます。あるもの探しは地域にあるものすべてを対象としていますので、その辺に生えている草や何気ない風景も地域にあるものとして理由やそこにある意味をよく理解しようとして見ます。

ですので、どんなに過疎化・高齢化が進んでいたり、経済が低迷していたとしても、何もないといわれる地域は絶対にないということですし、地域にあるものを活用することで、どんなとこでも必ずお金がかからず地元の人たちですぐにでもできることはいくらでもあるということなのです。

それを頭の中で理解するのではなくて、実際に地域を歩いて見聞きし、体で感じることで地域づくりのアイディアが自然とでてきます。

Ws01_1 (まち歩きをしてから参加者でワークショップをします。)

西村 松田さんは「あるもの探しとは「地元に学ぶ地元学の調査手法」で、地元を調べる第一歩の作業です具体的な事例があればご紹介いただけませんでしょうか?

松田  地域にある食べ物を活かして観光で成功した例は、佐賀町のカツオのたたきづくり体験です。平成12年に県の事業の一環ではじめてお客さんを呼んでやりましたが、一番最初は、この町には新鮮なカツオがあるが、食べる場所がないということで、場所は漁港の広場。食器や道具なども各自家からの持ち寄りで、水道もないのでポリタンクに水を入れて運びいれて手を洗ったりしました。

いままで何もなかった漁港が、地元の人の熱意と地域にあるものを集めることで、なんでもできるということがよくわかりました。
 いまでは年間何千人もの修学旅行生や観光客が訪れ、幡多地域の観光にはなくてはならない存在になっています。

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西村 高知の地方の地域では情報通信分野でも遅れをとっています。光回線は高知市周辺です。ADSLも県全体を見ますと全域には普及していません。情報化の恩恵を受けていない地域については何か方策はあるのでしょうか?

松田 たしかに、今の時代にネットの環境が整っていないというのは不便ですし、不利な面はありますが、それ以前に「地域の情報を自分たちで発信しているか、また、地域外の情報を本気で取りにいっているか」疑問があります。

これまで、HPやブログなどを通じて積極的に情報を発信していて、次は映像や音を発信したいというレベルにまでいっているのであれば何らか回線を引っ張る方法を考えなければなりませんが、それ以前にネットを使っている人の割合やその度合いも低いのであれば、生活やビジネスで欠かせないツールになるよう使い方の講習など普及・啓発が先だと思います。

私の村はほとんどの人がインターネットを使っていて、今の回線の環境では不便で仕方がないという人が多数を占めているという声を上げれば、行政やNTTもきっと動いてくれるはずです。そのためにはすそ野を広げ、住民の要望として下からの突き上げがやっぱり必要だと思います。

西村 松田さんはあるもの探しの活動のなかで「地元に学び地元を楽しむ人づくりへ」と言うことを提唱されています。この手法はどの地域でも活用できますか?実際に松田さんが行いました手法で実行された事例があればご紹介下さい。

松田 やっぱり、元気な地域には、地元が好きで前向きに暮らしを楽しんでいる人が多いです。ですので、地域のあるもの探しをするときは、マイナス面ばかりに目を向けるのではなくて、地域の良い面を探して自分の住んでいるところを好きになってくださいといつも言っています。

 まあ、自分が言わなくても、あるもの探しをすることを通じて、普段話をしない人と触れ合ったり、思わぬ発見もあったりして、気持ちも後ろ向きだった人も前向きになります。

最近の事例では、地域づくりの研修に呼ばれて、香美市土佐山田町にある平山地区を地元の住民と行政職員と一緒になって調べましたが、はじめは地元の人の多くが、過疎化高齢化を理由にとても後ろ向きで、廃校となった小学校の活用についいても消極的でした。

でも、いろんな人が地域を訪れ、おじいちゃん・おばあちゃんがつくっているものを評価してくれたり、実際に小学校を使って研修生を宿泊させ、料理も提供するなどしたら、すっかり自信をつけたみたいで、さっそくその年に必要最小限の改修を済ませ、先日宿泊施設として運営をスタートしました。

いくらその土地に活用できるものがあっても、人の気持ちが後ろ向きであれば、ちっとも前に進みません。ですので、地元を調べることでその土地を好きになり、そこで自分たちの暮らしをどう楽しむのか考えることを通じて、前向きに行動してみようとするきっかけになればと思って活動しています。

西村 地域へ入られる場合反発などはありましたか?「おれたちは地域のことは知り尽くしている。よそ者に何が分かる」とかは言われませんでしたか?

松田 60歳以上はそんな声はちらほら聞こえましたが、50歳代から下になると意外と地元のことは詳しいと言い切れない人がほとんどですね。世代間のコミュニケーションがとれていない証拠です。
ですから、ほとんどの人は意外と地域のことを知らないと、この際だから改めて地域のことを知ろうと意欲を持ってのぞんでくれます。

西村「お金もない」「リーダーもいない」「若い人もいない」「やる気もない」地域が実際の話多いのではないのでしょうか?コンサルタントや行政やNPOの自己満足ではなくて松田さんが考える地域おこしの成功とはどのようなイメージなのでしょうか?

松田「お金もない」「リーダーもいない」「若い人もいない」というのは、山間部に行くと大半ですが、たまに「やる気もない」状態で依頼をしてくる地域もあります。その時は、難しい反面とってもやりがいがある仕事として燃えますね。
ほとんどの場合は地元に熱意があって、それをどう進めるかノウハウがないだけですが、熱意がないとなると困難さは格段にアップします。その時は人の気持ちを変えることに力点を置きますので、やりがいはひとしおです。

2年前に依頼を受けた佐賀町の北部地域はまさにその典型でした。役場の人から、ハード整備しか望んでいない地域なので、ソフト事業は難しい地域ですと。
この地域の人の意識が変われば、他の地域にも口コミで宣伝しますと役場に言われて燃えました。

結果的にその地域の意識は変わり、2カ月に1回の頻度で地域のイベントを行うようになりました。活動としては地味ですが、人の意識や地域としての取り組みが前向きになるという結果はやっていてうれしい限りでです。

Kannoura7 (東洋町甲浦)

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2007年7月 7日 (土)

反核町長がネットラジオに

 高知シティFMに6月に出演されました沢山保太郎東洋町長。7月7日は佐賀県の反核市民団体主催のフォーラムに招聘され、講演をされました。今後全国からより注目されることでしょう。

 既に番組内容は要約筆記をしまして、ホームページには掲載しています。

 原子力政策と地方自治について

 オンブズマン町長の心意気    

 東洋町再生の方策は?      

 東洋町のあるもの探し

 このたびそれでやりとりをインターネットラジオにしました。

 
 沢山保太郎東洋町長出演番組 ネットラジオ版

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 ウィンドウズのパソコンに限られるかもしれませんが(マックでは上手く聞こえないかもしれません。その場合はごめんなさい。)やり取りを音声で聞く事ができます。収録は5月13日でした。

 インターネットラジオは過去の「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代には講演会をしています。「平和」「護憲」「反核」の立場にたたれる人を市民グループが高知へ招聘し、講演会を開催しました。以下はその人たちです。
 リンクをクリックしますと講演会の関連ページへ行きます。

 安田純平さんイラク現地報告会(インターネットラジオ版)

 安田純平さん講演会 2005年11月26日

 品川正治さん講演会について

 天木直人さん講演会が開催されました。      

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必見映画「日本の青空」

 Nihonoaozora1_2  映画「日本の青空」を見ました。高知市では今日明日と自由民権会館で上映されています。必ず見てください。世界観が変わります。

 以前NHKテレビで「ETV特集 焼け跡から生まれた憲法草案」という番組を見ていました。現在の安倍首相や自民党の一部が「日本国憲法は占領軍の押し付け憲法。今こそ日本人による自主憲法制定を」「中国や北朝鮮の軍事的脅威に対抗するには憲法改正し、自衛の為の軍隊を行使しなければならない。」などと言われています。以前わたしもブログに書きました

 そのキャンペーンは殆どウソであることが映画を見て思いました。
 ある雑誌の契約社員である主人公が、編集長から「憲法特集をやろう」と号令をかけられたところから始まります今の。ほとんどの日本人は憲法問題に関心がなく、なんとなく「憲法改正もいいかも」と言う意識。

 「憲法を掘り下げよ」との編集長の言葉が耳につき、帰宅して母親にその話をすると、偶然にも主人公の祖母が小学校教諭時代に、日本国憲法草案を起草した鈴木安蔵の子供さんを教えていたという話から展開していきます。

 鈴木安蔵の娘さんの話や、所蔵していた日誌から、人柄や人生が映画で描かれています。京都大学生時代に治安維持法違反第1号で検挙され、大学は退学、3年の実刑をくらいました。同士であった女性と結婚し3人の子供を得たものの、職にはありつけず、親類からの仕送りで細々と肩身の狭い生活をしていました。

 鈴木安蔵は、社会思想には見切りをつけ、憲法の研究を戦前、戦中を通じてしていました。ベースとなっていたのは、自由民権運動運動時代の植木枝盛の憲法草案や、全国各地の憲法草案でした。それはイギリスやフランスの人権思想に大きな影響を受けたものでした。

 敗戦後の日本の民主化が大きなテーマでした。国民主権で人権に配慮した憲法でなければならない。男女平等で、だれもが人間らしい生活ができる社会でなければならない。ポツダム宣言の履行がないよりも急がれていました。

 当時の日本政府の関心ごとは国民ではなく、天皇制の保持だけでした。占領軍の多くの国は天皇の戦争責任を追及し、処刑せよとの意見でした。アメリカは日本の国民感情からみて、厳罰と共和制への移行は今は無理であると判断していました。

 当時の日本政府に新憲法を起草するように依頼したものの、出てくる素案は大日本帝国憲法との違いはない天皇主権の憲法でした。これでは極東委員会は説得できない。GHQは民間から提出された憲法草案のなかで鈴木安蔵がまとめた案に注目しました。

 結果殆ど鈴木木草案を採用し、法律知識のある米軍将校で日本国憲法が起草されました。今話題の憲法第9条ですが、映画では鈴木安蔵は軍隊の項目は白紙にしていました。当時の芦原首相が「戦争放棄。軍備の放棄とします。」とマッカーサー司令官に言われたことがそのまま採用されたということです。

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 つまり殆どの日本国憲法の草案も、憲法第9条も日本人が考え、こしらえたものでした。
 映画としても優れています。2時間見入ってしまいました。
 小中学生には「総見」と言いまして、全員で授業の変わりに映画を見る研修があるそうです。すべての小中学校で見るべきでしょう。高校生、大学生、社会人全員が見るべき映画であると私は思いました。

 また映画が高知市の自由民権会館で上映されているのも縁です。ルーツの1つが土佐の自由民権運動でしたから。明日、明後日は自由民権会館で「日本の青空」をみんなで鑑賞してください。

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民主党もしっかりしてほしい

 これほど自民党が自殺点を繰り返し、崩壊寸前であるのに、民主党に今ひとつ迫力がないのは何故?やはり自民党以上にファシストが潜んでいるからなのか?前原前代表の一団は追放すべきでしょう。

 「憲法を守る」「アメリカとの関係重視」「生活大国をめざす。」「格差社会をなくす」「働いたものが報われる社会」「平和を守る」「環境を守る」「反核をめざす」。政策はこれをベースにやるべき。

 国民が政権を民主党に渡そうとしているときに、躊躇すれば)かつての加藤の乱のように)チャンスはしぼみます。

Minsyukun_1 (まだまだ頼りなさそうな民主くん)

 小沢一郎代表は「1993年の失敗はしないぞ」と言いきりました。もっと前に出て頼れるリーダーを打ち出してほしい。
 勤労者が報われる社会をこしらえてほしい。そういうプレゼンをすべきでしょう。

 前原のようにアメリカ社会(格差社会)への「改革競争だ」とかいう愚かな政策ではなく、格差の是正をはっきり打ち出すべきでしょう。

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2007年7月 6日 (金)

貧しい人には冷たい国ー日本

 小泉内閣の「構造改革」のおかげで、日本社会は完全に「格差社会」になりました。税金がといりやすい勤労者層は大変な増税になっています。
 定率減税の廃止。配偶者控除の廃止。老年者控除の廃止。住民税の値上。介護保険料の値上。消費税も値上が検討されているようです。

 一方株取引の人たちは10%程度の税金で住むようです。大企業は減税され空前の利益を享受しているところも一部ではあります。地方の高知では縁のない景気の良いお話。

 年金が今話題になっています。年金に詳しい知人は「月に20万円の年金をもらえるためには、会社に40年以上勤務することが必要。厚生年金でなければ駄目。国民年金ではもらえないようです。」とか。本当なのでしょうか?

 若い人で正社員になれず、パートや短期の仕事で繋いでいますと厚生年金などない待遇に甘んじています。将来年金がもらえない状態になりかねません。

 アメリカ社会の真似をして、貧しい人に冷たい政府など無用です。お金持ちは政府の保護など不必要です。
Madamano_3_thumb_1 (小泉時代の政策が

格差社会とアメリカには卑屈な国をこしらえました。)

 本当に今回の参議院選挙は、今の政府のやり方の信任投票です。地方の人間は絶対に与党に投票しないようにしませんと。これ以上地方が馬鹿にされたくはありませんし。

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2007年7月 5日 (木)

期待できるユース世代

 カナダで「開催されているワールド・ユース(21歳以下のサッカー国別代表)は、日本は初戦でスコットランドに3対1で快勝。次のコスタリカに勝てば決勝トーナメントへ行けますね。

 前回オランダ大会では一次リーグで敗退しただけに期待が持てますね。1999年には小野や高原、本山などの活躍で準優勝しましたし。そういう成果に期待したいですね。

 ゲームを見ていますと日本選手もうまくなりました。やはりジュニアからの成果なのでしょう。W杯で堂々と戦う日本代表を見たいものです。

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2007年7月 4日 (水)

香港の独自性はまだあるのか?

 7月1日は香港が中国へ返還されて10年目。「1国2制度」を中国は国際社会に約束したが本当のところはどうなのでしょうか?

 今のところは中国経済の好調さに隠れて、政治的自由のない中国社会のマイナス面は覆い隠されています。しかしいつまでも独裁的な政治が続く筈はない。経済成長が言われる中で、地方の共産党幹部が「奴隷工場」を経営していた実態が明らかになりました。

 数万人の香港市民が政治的自由を求めてデモ行進をしたようです。天安門事件は風化はしません。10年経過して、中国の覇権主義が目立ち始めました。そのあたりが中国の現体制の限界でもあるでしょう。

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2007年7月 3日 (火)

食と職と年金、介護がテーマ

 食の安全が脅かされています。職が不安定では勤勉な日本人は形成されません。まして営々と働いた結果の年金が行方不明では日本人のメンタリティが崩壊します。介護を金儲け集団に任せきりにした介護保険制度も崩壊寸前。

 国がいい加減で信用できなくなりました。国防ばかり関心のある政府がなんぼのものでしょうか。国民とは無縁です。1日も早く安倍内閣の退陣を願います。自民党も他に人材がいるはずなのに。どうしてネオコンの手先が首相になるのか。

 社会的にも外交的にも破綻していますね。当事者能力はありません。この6年間「格差社会」になり、地方人には何一つ良いことはありませんでした。1日も早い安倍内閣の退陣を求めます。
Abe22_12 (安倍首相には当事者能力はありません)

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2007年7月 2日 (月)

7月は参議院選挙が最大の行事

 月末は夏休みになり、バカンス気分が増えてきます。しかし田舎は景気も悪いし、ガソリン代も上がるし、いい気分で遊ぶこともできにくい。

 なんといっても最大の行事は参議院選挙でしょう。29日の投票日には、棄権をせず投票いたしましょう。そして安倍亡国内閣を退陣させましょう。

 暑い季節の国政選挙。候補者や関係者にとっては大変。特に地方区は全県1区ですので、走行距離も大変なものですね。でも国民の関心は今回は高いと思いますね。

Sanngiinnkeizibann_1

 年金問題が最大の焦点です。与党を信任するかしないか。国民が与党を信任すれば、一気に憲法改正など年金問題は隅に追いやられ、国民世論が分裂することばかり安倍内閣はすれでしょうし。

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2007年7月 1日 (日)

高知まるごと百貨店構想について その1  7月3日(金)

西村 今月のゲストは、このたび旭のマル二敷地内で高知の特産品を販売する店舗を開設された松田高政さんです。松田さんには以前「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代に出演いただきました。当時は地域コンサルタントで各地域の「あるもの探し」をされ、地域を元気にされる活動をされておられました。
Gaxtukoukanban  現在の松田さんは地域コンサルタント時代に培かられた能力を活かし、店舗販売などを展開されながら高知を元気にされようとしています。こうち暮らしの楽校ブログも開設されています。
 今回のテーマは「高知まるごと百貨店構想について その1」についてお話を伺います。

松田さんは高知を取り巻く経済の状況に危機感を感じ、「高知まるごと百貨店」を構想されたように聞きました。全国でも不況地区で好景気である地域との格差がますます拡大されているようです。
 高知まるごと百貨店の狙いはどのあたりにありますか?

Matuda1m 松田 高知の街中を歩いていて、シャッターが閉まったままのお店が増えていたり、大きな百貨店やスーパーが街から消えていったりする中で、街にだんだん魅力がなくなっている。その一方で、県外資本のショッピングセンターが郊外にできて、お客さんは県外資本のお店や商品を選択している状況を見ていて、このままでは、高知の商業も製造業も県外のものにおされてダメになってしまうと思いました。

高知の商業を魅力あるものにするためには、新しい魅力ある商品やお店を持ってこなければならない。製造業は地元にその商品を応援してくれる販売拠点を持たなければならない。

だったら、高知の商業・製造業を一度に活性化させるために、高知の地場産品で魅力あるものを集めたお店を街中につくろうと思い、数年前から商店街のイベントなどで自分のお勧め商品を販売しながら準備をしてきました。

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西村「地産地消」という考え方が行政を中心に唱えられています。松田さんはどのように考え行動されるのでしょうか?スローフードとは関係あるのでしょうか?

松田 地産地消という考えは、地元で生産されたものをできる限り地元で消費しようという運動で、食育の推進や食糧自給率を上げるためにも大切な考え方です。私はそれを基本にもう少し生産品のレベルアップを図るために、言葉は似ていますが「地消地産」という逆の発想が必要なのではと考えています。この意味は、「地元で消費したいものを地元でつくる」という消費者側の視点でのものづくりの運動です。

地元でできたものは何でも消費するのではなくて、「本当に買いたいものをできる限り買える適正な価格帯で提供するため」に、地元の消費者がモニターになって商品を評価し、改善の余地があればそれを生産者にフィードバックしてさらに磨きをかける。自分がこれから展開しようとするお店は、高知県産品のマーケティング・商品開発の拠点としての役割も担おうと思っています。

スローフードについては、物は少ないが作ったものは適切に売ってその利益で毎年生産してもらわなければならないので、種の保存が危ぶまれている土佐赤牛や在来種の野菜・穀物などは売っていかなければと思っています。

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西村 松田さんは「地方で生きる者の豊かさの「ものさし」は、物があふれている時代の中で、近くにしっかりとしたものをつくってくれる環境こそが豊かであると考えます。」と言われています。
 高知は農業県であると言われていますが、食料自給率は高くはありません。また高知県民自身が高知の農産物を好んで食べていないようにも思えるのですが?

松田  高知県の食糧自給率は確か50%を切っていたように思いますが、その理由として、園芸作物を中心に県外に安定供給するといった役割を日本の中でも担っていたと思います。そのため、いい商品はいったん県外の市場に運ばれ、それが県内に出回らない、出たとしてもそれはわざわざ県外市場から時間と費用をかけて戻ってきたという笑い話になる状態が現実にまだあります。

また、ナスやピーマン、トマトなど高知県の基幹作物は地元でもたくさんあり通年食べられますが、少量多品種型の農業生産ではないため、基幹作物以外は、物がなかったり、ごく限られた季節にしかないといった状況が起こります。

いろんなものをまんべんなく作れば県外や外国産の食糧に頼る比率が低くなるのですが、高知県の長年の戦略として、ごく限られた基幹作物の安定供給を進めてきましたので、多くの農産物は他県に頼らざるを得ない状況となっています。
ですので、地元で必要なもの、食べたいものを地元でつくるという「地消地産」の運動が食糧自給率向上に必要なことだと思います。

Tenpohanbai (JASS認定の有機無農薬野菜も松田さんの店舗で販売されています。)

西村 高知県は日本で有数の有機農法の生産県であると言われてきました。しかし県内消費は少なく、殆どが大都市の消費者グループに販売されています。この現実はどうすれば良いと思われますか?

松田 確かに、高知県内でつくられている有機農産物は宅配を中心に大阪や東京の消費者が多く購入しています。安全でおいしいものは値段も割高なので、お客さんも有機野菜に関心のある人か、食材にお金をかけることが負担とならない比較的高所得者となると、高知県内にはターゲットが少ないのが現実だと思います。

ただ、私が生まれる昭和30年代までは、農薬も化学肥料もまだなく、高知県内当たり前に有機農産物しか食べていなかったことを考えると、本当に安全でおいしい野菜の味を知っている人はだんだん少なくなっているので、地元の人にこそその味を知ってもらい、多少割高でも買いたいと思わすようなきっかけづくりが必要だと思います。

有機農産物の県内消費量の拡大についても、まずは少量から固定のリピーターを増やすよう、自分のお店がその役割を担っていこうと思っています。

Tennenshio (天然塩も販売されています。)
西村 地域では良いものがあったとしても生産量が少なく、供給が多く出来ません。そのあたりをどうすれば良いのでしょうか?

松田 スーパーでは、品切れはクレームの対象となるので、生産量が少なく安定的に供給できないものは取り扱えません。私の店は、本当にいいものを少量でも扱い、品切れになればその理由をお客さんに理解してもらう努力をしようと思っています。

 その点は、お客様の都合が絶対ではなく、生産者の立場や都合も相互理解で克服できるのではないかと思っています。それができるのはやはり地元の小規模店の強みだと思っています。

もし、人気が出て、今の生産体制では不十分だとなれば、意欲のある生産者であれば人を雇いもう少し生産量を増やそうといった動きになると思います。最終的に、そういった雇用創出や担い手・跡継ぎができるようにヒット商品を増やしていきたいと思います。

西村 松田さんは「高知市内のスーパーや土産店では売っていない(競合しない)商品(食品だけでなく工芸品も)を高知市及び郡部から取りそろえ、地域の生活者に販売することで、このお店を通じて、高知の物産や物の豊かさを実感してもらいたいと考えています。」と言われています。
 品物の仕入れや、販売方法は大変であると思われますが、おかまいない範囲でお話下さい。

松田 商品の仕入れは、基本的に自分でまずは味を確かめ、これがいいと思ったら生産者に直接会いに行って、意見交換をします。そこで、商品の魅力だけでなく、生産者の人柄や意欲・基本的な価値観なども把握します。

商品の販売は作り手の思いをいかに伝えるかということがすごく大切になってきますので、売る時も生産者と会って話を聞いたことを自分なりに噛み砕いて、わかりやすく伝えるように心がけようと思います。ただ、100%作り手の思いを伝えることは代役では無理ですので、たまには生産者も店頭に立って直接お客さんと交流してもらえたらと思います。
Matuda1_thumb (7月1日はおびさんマルシェにこうち暮らしの樂校も出店されます。)

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