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2009年1月15日 (木)

直江兼続は偉い人だった

 2009年のNHK大河ドラマは「天地人」。上杉家を盛り立てた参謀のお話。上杉謙信の淘汰区を子供時代に受け、主君景勝に忠義を尽くした人の物語のようです。

 利権やお金では動じない。あくまで義を大事にし、友情を大事にする。家族を家臣団を領民を大事にする直江兼続は評価されるでしょう。

 「世界的な景気が悪い」「リストラしなければ企業が危ない」と、契約社員や期間工を師走の寒空に解雇し、路頭に迷わせ、自分たちはホテルで賀詞交換会でお酒を飲んでいる経団連の経営者たち。なんと情けない連中。

 間違った「グローバル経営」というものは、経営者の品性を低下させます。

  「株主利益を最大に」

  「利益最優先」

  「売上至上主義」

  「拡大戦略」

 直江兼続の最大の誤算は盟友の石田三成が関が原でたった1日で家康に負けたことでしょう。直江兼続ほどの謀略家であれば天下の趨勢は理解できたはず。最大の失敗でした。

 でもそれからの撤退戦は戦でも外交でも素晴らしい。素早く家康に恭順を誓い上杉家は断絶されませんでした。国替えで石高は4分の1になるものの、家臣団を1人も解雇しませんでした。さらにその半分の15万石に。120万石の時代からすれば8分の1になったのに家臣は1人も離脱しませんでした。
 
 今風に言えば「ワーク・シェアリング」を進め、給与を減らし、屯田兵のような仕事を家臣団にさせました。特産品開発もしました。そうした苦労をしながらもみな家臣団は上杉家を守りがんばりました。

 後に名君といわれた上杉鷹山が出てくる基礎をこしらえたのですね。上杉家は明治になるまで存続しましたし。

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