« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009年4月30日 (木)

面白くなければ政治ではない

 社会運動も、政治活動も「わくわく」するような面白さがなければいけない。仕事もそうだ。わたしがヨットが面白いと思うのは、海は大自然そのもの。1度として同じ海面はない。いつもいつも海は違った表情があるからです。

 政治も面白くないと危ないです。「与野党逆転」とか「大物議員が落選」とか面白くないと。北朝鮮と日本が国交樹立で平和条約締結とか。ロシアが北方領土を返還したとか。政治も面白くないといけない。

 「そうあるべき」ことを想定しながら政策を考えるべきなのです。

5ninkouhosya_r 昨年9月の自民党荘総裁選挙は「茶番」だったのか?そうであればこれほど国民を愚弄した話はない!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月29日 (水)

パレスティ・ガザでのサッカー構想を断固支持します

 身勝手に日本代表を引退した中田英寿氏。全然好きな奴ではないですが、ただひとつ素晴らしい構想をもたれていると思いました。

 中田氏、平和の願い「ガザ地区で試合したい」(産経スポーツ)

 中田氏が「お友達」と言う、サッカー選手から資金を集め、また選手にもガザ地区へ来ていただき、グランドを整備し、ガザ地区の子供たちにサッカーを教える。道具も施設も寄贈する。次回のワールドカップ予選にはパレスティナとしてエントリーするようなサポートする。

 そのうちパレスティナVSイスラエルという試合もできれば最高。それこそサッカーが「平和の道具」となるでしょう。また世界から何かと嫌われているイランや北朝鮮はサッカーはフェアで良い試合をそいます。その2国も招待し、パレスティナのグランドに日本もアメリカもロシアも韓国も参加して大会をやればもっと素晴らしい。

 それには有料TVがワールドカップの試合を金で囲い込むのではなく、無料で地上波で、全世界どこの地域でも中継され視聴できないといけません。それこそ「サッカーは最高のコミュニケーションの道具」であると思うからです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月28日 (火)

連合赤軍の組織原理・思想的総括がテーマだ

 若松孝二監督の「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を観たDVDで!

出演者たちは、鬼気迫る迫真の演技で「あの時代の若者」を見事に表現しています。永田洋子役の並木愛枝、遠山美枝子役の坂井真紀、坂口弘役のARATAら、出演者の多くは自ら現場に飛び込んだ、といわれています。この映画では、革命の理想が流血の惨事へと転じていく過程が、3時間10分のなかに丹念に描き出されていきます。「実録」と称していることでも分かる通り、事実をしっかり押さえて、歴史を検証していく眼差しには、頭が下がります。

 なぜ「総括」や「自己批判」をするのか。連合赤軍にはおおらかさがなく、幹部には絶対服従で逆らえば死が待っている恐怖政治。やはり軍事組織を標榜し、それに賛同し革命兵士と皆が思い込んでいたので狭い小さな組織のなかで、勝手に「煮詰まったんでしょうか?」

 テロ行為が国家権力に向かわず、自分たちの仲間に向けられる。些細な言葉尻を捕らえ総括する。なぜこんな矮小極まりない組織原理が成り立ったのか?

 連合赤軍を笑い飛ばすことはできない。それは左翼組織、レーニン主義を標榜する左翼組織すべての病理であり、欠点であり組織的欠陥ではないかと思いますね。

 60年安保当時の初期のブントの「おおらかさ」「いい加減さ」はありません。ヌーベル・バーグといわれた先進性とカッコよさがありました。当時姫岡玲治(青木昌彦氏)なんかは今でも凄いとミーハー的に憧れますね。

 参考ブログ記事 60年ブントは格好良すぎますね

 少なくとも60年ブントは当時の「左翼的欠陥」を「突き抜けて」いたのに連合赤軍は組織的欠陥を一身に背負い自己崩壊し、同時にすべての日本の左翼運動まで道連れにして崩壊しました。社会運動の「ブラックホール」のような存在が連合赤軍事件でした。

 現在日本の若者たちが「政治に興味がない。」という大きな原因の1つは「連合赤軍事件」の負の遺産であると思います。

 それこそ今こそきちんと「連合赤軍事件の思想的総括」が必要です。そして人間の解放を標榜する組織なり、運動体が人間を抑圧し、排除する組織にならないような抑止が絶対に必要です。

 旧ソ連邦や東欧の共産党独裁体制や中国や北朝鮮の共産党は国家レベルの人民の抑圧装置でした。反論を許さない独裁組織の危険性は、追い詰められた20人足らずの組織で象徴的に現れました。

 それは新左翼も日本共産党旧社会も皆同じです。

 いまこそその組織論の間違い。思想的な総括をすべきです。そして社会運動を再構築しないといけません。映画を見てつくづくそう思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月27日 (月)

イチローはどこまで記録を伸ばせるのか?

 あくまで怪我をしないことが大前提です。イチローはどこまで通算安打記録を伸ばせるのでしょうか?今年200安打は打てるのでしょうか?

 後10年現役でレギュラー選手であれば4000本安打は可能であるかもしれません。その間に4割もあるかもしれません。

 「面白いからやる」というモチベーションがある限り、予想以上の活躍をするでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月26日 (日)

総選挙は野党に投票を

 とにかく与党に今回だけは投票してはいけないと思う。政策を精査し自分の考え方と近しい野党に投票すべきです。小選挙区では当選する可能性のある野党候補に投票しましょう。

 比例代表では野党に投票しましょう。与党にいれないようにしましょう。皆が皆それを実行したら日本の政治は劇的に変わります。投票行動で政権が変わりますので。

 それには皆が皆、今回は野党へ投票すべきです。棄権は与党政策を信任したことになります。棄権は駄目です。野党へ投票することを強くお勧めします。

Koizumi6_mm  とにかくこの男が日本を「格差社会」に構造改革し、めちゃくちゃにしました。日本人の良さを破壊しました。その追随者と残党を追及する必要があります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月25日 (土)

やはり巨人が強いようですね

 セリーグは戦力的に巨人が分厚い。知らない若手選手が活躍し、移籍してきたベテラン(小笠原、谷、ラミネス、李,クルーン、グライジンガーなど)もちゃんと結果をだしている。

 対抗は中日か。広島は善戦はしています。横浜と阪神は息切れするでしょうし。なんだか巨人のVは濃厚ですね。

 むしろパリーグのほうが混戦。楽天戦を中心にテレビ観戦したいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月24日 (金)

森本・大迫に期待したい

 森本はイタリアリーグで頑張っている。大迫はJリーグに入団したばかりですが結果を出しています。順調に点が取れるFWとして成長していただきたい。

 日本のサッカーは「決定力不足」に悩んで来ました。ボールを持てる、シュートも打つ。決定力がるFWはこの20年来のぞまれてきました。

 日本がW杯で結果を出すためにはどうしても必要なFWの人材です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月23日 (木)

和田アキコは長寿タレント

 紅白出場歌手であり、実力派歌手である和田アキコ。バラエティ番組「アッコにおまかせ」も絶好調ですし。東京での学生時代からバラエティ番組をしていてこけないから凄い。

 最近ではNHKの教育番組でも姿を見かける。高齢者相手の番組で活動領域を広げている。生い立ちや成長過程では「女番長」イメージの強いタレントですが、年取ったから良い味を出しています。

 「芸能界のゴッドねえちゃん」でもあるし、面白いタレントの1人であるとは思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月22日 (水)

自分を守る知識を持て

 ある知人が会社からリストラをちらつかされて悩んでいました。
「腹も立つ。ボーナス0査定・年収も低い。」と怒ること。

 さりとて50歳前後の年齢では高知では再就職先は皆無。我慢するしかないのです。しかも油断していたら会社の総務に勤務態度を調査され、服務規程違反の口実を与えれば解雇の恐れもあります。

 「防災」と同じで起こらないこと、最悪を想定してそうならない対策をふだんからおこなうことです。「リスク・マネジメント」です。

 自分で自分を守らないといけません。だれも助けてはくれないのです。労務の分野の勉強や、自己を守る知識を獲得しましょう。

 まず自分で身を守りそれからです。信頼ある他人の力を借るのは。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月21日 (火)

近づいた解散・総選挙

 とうとうというか、ようやくというか。解散・総選挙が迫ってきました。自民党は千葉と秋田の知事選挙で連勝しました。全国各地で連休前後はETCの低料金化と定額給付金の支給で話題になり自民党の支持率も上がりました。

 対抗野党の民主党は小沢党首の政治系金疑惑に足を引っ張られ。辞任のタイミングも失いました。支持率がどんどん民主党は低下しています。

 6月に総選挙はあるでしょう。民主党は獲得議席は50議席程度小沢党首のおかげて減りますね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年4月20日 (月)

スポーツの力

 サッカー元日本代表の中田英寿氏が、元代表のOBを集めてチームをこしらえ、親善試合をしているとか。サッカーはコミュニケーションの道具であると思います。

 可能ならJ2の湘南で現役復帰していただきたいもの。カズ選手は42歳で現役ではありませんか。

 サッカー選手はしょせんサッカー選手。サッカーをいつまでもしていただきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月19日 (日)

含蓄のある天皇陛下のメッセージ

 天皇皇后両陛下ご結婚50周年の記者会見で、天皇陛下の言葉に印象深いものがありました。記事から引用します。

 「時代にふさわしい新たな皇室のありようについての質問ですが、私は即位以来、昭和天皇を始め、過去の天皇の歩んできた道にたびたびに思いを致し、また、日本国憲法にある「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」であるという規定に心を致しつつ、国民の期待にこたえられるよう願ってきました。

 象徴とはどうあるべきかということはいつも私の念頭を離れず、その望ましい在り方を求めて今日に至っています。なお大日本帝国憲法下の天皇の在り方と日本国憲法下の天皇の在り方を比べれば、日本国憲法下の天皇の在り方の方が天皇の長い歴史で見た場合、伝統的な天皇の在り方に沿うものと思います。」

 ファシストの石原都知事よりは遥かに開明的。はるかにまとも。

 天皇陛下がお元気なうちに韓国や中国、アジア諸国の訪問が実現すれば随分アジアはなごやかになると思います。ぜひ実現したいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月17日 (金)

サッカーは国連より凄い平和の道具

 政治的に対話は出来なくても、サッカーの試合で対話はできる。北朝鮮やイランは政治的には孤立気味ですが、サッカーではちゃんとした試合ができる。核兵器やミサイル以上に感動を与えることができる。

 こんな素晴らしい道具であるのに、ミサイルや核兵器開発になぜ血眼になるのか不思議です。もったいない。

 中田英寿氏が「パレスティナのガザでサッカーを」という提案は賛成です。国連より凄いサッカーの威力を感じました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月16日 (木)

ようやく解決しそうな中国毒ギョーザ事件

 中国当局が、ギョーザの箱の外から注射器で毒物を注入したのではないかと、調査して言い出しました。最初からその疑いは濃厚でしたが。

 <毒ギョーザ事件>箱の外から注射…中国当局、裏付け実験(毎日新聞)

 事件発生から1年以上。中国の「品質管理」と「消費者保護」の姿勢がこの事件を契機に確立されることを願います。

今年ようやく消費者庁が出来ます。どこまで消費者の立場で「安心・安全」の食が確保できるのか?その正念場です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月15日 (水)

次のウズベキスタン戦が試練

 4月1日のオーストラリアVSウズベキスタン戦は、2-0でオーストラリアの勝ち。同じ日のバーレーンVSカタールは、1-0でバーレーンの勝ちでした。

 バーレーンが1組3位になりました。ウズベキスタンはホームでの日本戦に負ければ可能性(3位になる)ことも難しいので、必死でやるでしょう。

 オーストラリア戦でもほぼ試合内容は互角。後半決定力の差で負けました。決定力のない日本がアウエーでウズベキスタンに簡単に勝てないでしょうし。

 バーレーンは3位狙いできちんと試合をしていましたね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月14日 (火)

GMは小康状態であるとか

 巨額な負債を抱え、世界最大の自動車メーカーのGMが大変。即破綻は米国政府の支援で凌ぎましたが、危機はこれから来るとも言われています。

 燃費効率の良い車の開発では出遅れ(というか無関心)。景気の波に乗り大型車や大型レジャー車ばかり製造し、ローンで大量に車を販売してきました。

 昨年9月からの米国発の金融危機は、世界最大の自動車メーカーに大きな打撃を与えました。再建は容易ではないようですし。

 最高経営者は退任したようですが、前途は多難であると思われます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月13日 (月)

アメリカの対話姿勢は評価はできる

 ブッシュ大統領時代の軍事大国路線から、対話も含めた交流をオバマ政権はしています。今のところおおむね好評です。しかしいつまで継続できるのでしょうか。

 難題はやはりイラクからの撤退とアフガンの安定化。パレスティナ問題の解決でしょうか。国内には経済危機を抱えていますし。

 しかしいつもなんとかするのがアメリカの強み。なんとかなるような気がします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月12日 (日)

裁判員制度は適切なのか?

 国民が望んでもういないのに、強制的に5月から「裁判員制度」がスタートします。内容を話してもいけない、公表してもいけない。と義務づくし。なにがいいのだろう。

 「徴兵」的な栽培員制度から、「志願」的なものにすべきでしょう。適正検査をしてそうすればいいとは思う。

 自分は人を裁くことなどおぞましく出来そうもありませんし。やめていただきたいと強く思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月11日 (土)

民主党のやらせについて

Minsyukun  民主党の議員総会で小沢代表続投が決まりました。国民の期待を大いに裏切る結論でした。おかげで民主党は獲得議席が50議席減りました。自民党を助けました。

 2人の民主党の衆議院議員が「国民の声の多数は小沢さんは辞職すべきであると」といいました。一見正論のようです。

 しかし2人の議員とも比例代表で選出された議員。党の幹事長に逆らえば公認もされなければ名簿順位も上位になりません。ですのでこれは「やらせ」であり「ガス抜き」ではないかと思います。

 「しゃんしゃん総会ではない。小沢独裁ではない。民主的な政党である。」ことを演出するためのお芝居であると思いました。

 国民の意向とは異なる動きを民主党はしております。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月10日 (金)

ネット献金は成長するのか

 政治資金規正の動きで、「企業・団体献金の廃止」の動きが当然勢いを得るとは思います。そのなかで「個人献金主体の政治を」と言われますが、日本ではなかなか定着いたしません。

 議員歳費と政党交付金だけで、なぜ政治活動がまかなえないのか。その理由は何であるのか。それが国民に説明されないとわかりませんし。

 地元秘書や地元事務所や後援会活動の事業費用は適切なのか?一体政治活動はなにが正しくなにがいけないのか。それがわからない。

 いくら「正しい」政治活動でも当選しなければ意味はないし。

 アメリカ大統領選挙の折にオバマ氏は莫大な数の小口のネット献金を集めました。口も出すがお金も出す。それも多数の市井の市民が。民主主義の基本でしょうね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年4月 9日 (木)

相手側の立場で考えてみる

Korea1tizu  今回のミサイル発射や核開発問題で、朝鮮半島の緊張が高まりました。「空襲警報」まで発令しようということまで想定していましたし。そんなに「戦争」したいのでしょうか?迷惑な話です。

 北朝鮮(ある人たちは共和国といいます)の立場からしますと、地図をいつも見ている印象と逆さまにしますと、上に日本列島が覆いかぶさり、日本と韓国に駐留する10万人の米軍。韓国軍と自衛隊は近代装備しています。世界1と2の「同盟」もありますし。

 北側にすれば脅威そのもの。」だから核兵器もミサイルも自国の防衛のために必要であると主張したがる。わからんでもない。しかしそうでない選択肢も北側も提示すべきでしょうに。

 お互い軍事力の誇示は国民は幸せにはならんでしょうに。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月 8日 (水)

デジタルTVはいいのだろうか?

 子供が電気メーカーに知り合いがいるとかで、格安でデジタル対応TVを購入しました。それでUHFアンテナを新たに購入・設置したそうです。それで子供のお古の大型テレビをもらうことに。画面がとても大きく大満足しています。

 でもそれも再来年の11月でアナログTVは見れなくなりますね。どうするのでしょうか?なにも移行措置がなければ、もうTVを視聴することは諦めますね。

 今回のWBCのようなスポーツがみれないのは残念ですが。来年のサッカー・ワールドカップはアナログで見れますね。

 その翌年の事、それまでに稼いで景気がうんと良くなれば考えましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月 7日 (火)

5月に総選挙の可能性

Asou_r  麻生首相の側近の1人が「5月解散・総選挙」を言っています。民主党が小沢代表の続投にこだわり、無党派市民の離反を見定めて打ってでるのではないかと思います。

 5月と言えば全国的にも「定額給付金」が給付されますし。税金をふんだんに使った「買収」効果があるのではないかとも思いますし。

 7月は公明党が最重要視する東京都議会選挙の月ですのでありえません。ダブル選挙では力がはいりません。都議選より前後に2ヶ月の猶予がほしいと公明党は言っているらしいので、そうなると5月か、9月(任期満了)になります。確立は半々でしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月 6日 (月)

日本の環境対策は本気度がない

 ようやく太陽光発電に補助金が復活し、電気の買取も高く買うようにと政府が電力会社に要請をするようになりました。しかし風力発電には全然補助をしません。これでは自然エネルギー政策とは言えませんね。

 その理由は日本の国策は原子力発電を優先しているからです。原子力を優先すれば、どうしてもバックアップに火力発電が必要になるので、結局環境対策にはなりません。無理です。

 京都議定書の達成は、日本の国策のエネルギー政策を原子力から自然エネルギー(太陽・風力、水力・バイオマス・地熱・潮力)などに変えないと駄目ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年4月 4日 (土)

5月に総選挙はあるのだろうか?

 麻生内閣の閣僚が「5月選挙はありえる」という発言をするようになりました。民主党の小沢代表の政治資金疑惑で民主党離れがしている今こそ解散・総選挙のチャンスと見ているのでしょう。

 それと全国的に5月は定額給付金がいきわたる頃。政府・与党による税金を使った「買収・供応」事件の疑いすらありますね。これでは。

Asou_r

 9月の衆議院の任期満了 ということになれば、チャンスがあるとすれば5月。7月は与党の公明党が力を入れている東京都議会選挙がありますし。公明党は最低2ヶ月は離したい意向であるとか。

 そうなると事前の5月か、事後の9月しかありません。7月のダブル(東京に限れば)は避けたいでしょう。総選挙ともなれば地方からの援軍が出来ませんし。それも4月の政治情勢でわかるのではないかと思いますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月 3日 (金)

原監督が名監督になりました。

 WBCを連覇し功績で原監督は名監督に成りました。星野氏の評価は暴落し、若大将監督が世界1になりましたし。あのイチローを手なずけているのでたいしたものです。やることはやりましたし。

 星野“復活”ほぼ消滅…「名将」原の世代が到来(夕刊フジ)

 野球界の世代交代が進むでしょう。ええことでしょう。日本のプロ野球はこのところ若い人たちが観戦しなくなっていたし、テレビも見なくなっていました。それがここへ来てのWBCでの人気爆発ですし。

 日本人の特性や組織性が「世界標準」になった好例ではありますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月 2日 (木)

中国・ロシアの軍拡と兵器の充実にどう対処するのか

 中国は来年空母を建造するようです。軍事予算は毎年増加し、兵器も近代化されているようです。

中国、10年にも空母着工か 米国防総省が軍事力報告書(日本経済新聞)

またロシアも一時期軍事力が低下していましたが、プーチン政権下に、軍拡路線に舵を切り、軍備の増強と近代化を行っています。

 民主化が十分ではない独裁的国家が軍備を拡張する現実に日本はどうするのか?アメリカとの関係はどうあるべきなのか?憲法との整合性と国民合意をどうするのか。

 考えながら、実行すべき課題はたくさんありますね。日本の政治をきちんとしないといけないと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月 1日 (水)

愛国の作法」の読書感想文

テレビでは自信なさげにぼそぼしと喋る政治学者姜尚中(カン・サンジュン)氏。久米宏の「テレビって奴は」に出演していたときも浮いていました。

 しかし著作の「愛国の作法」(朝日新聞社 2006年刊)は骨太の文章で綴られています。

「改革で政府によって打ち捨てられた「負け組」の人々ほど、「愛国」に癒やしを求めるのは何故か。日本と韓国の二つの「祖国」のはざまから鋭い問題提起を続けている注目の政治学者が、「愛国心」という怪物と真正面から格闘する。」(表紙の裏の解説文)

 姜尚中氏の生い立ちが鋭い国家観を形成したのかもしれないです。知り合いの在日コリアの人も「俺には居場所がない。日本では外国人。韓国では日本に魂を売っただの何の根拠もない中傷をされる。特に在日で成功したら韓国では妬まれる。日本で成功したほうがまし。ただ韓国も今後は成長するので架け橋的な仕事をしてみたい。」と言っていたのを思い出しますね。

「国家が誤りを犯すなら、これを糾し、「是正」することこそ「愛国心」であるという竹腰の「愛国のすすめ」はただ日本の美しい伝統や国土、その文化や情趣をナルシズム的に吹聴する「愛国」とは大きくかけ離れています。」(P185「虚偽の愛国心:)

「わたしはこの戦争に反対する。なぜならわたしは愛国者だからだ。わたしはアメリカを愛する。アメリカの憲法を尊重する。だからこの戦争に反対する。」と。
 「パトリオット」(愛国)という言葉を聞いて場内は静まりかえりました。意表を突かれた人が多かったに違いありません。わたしはこの若きアメリカ人の中に、「被縛性」と「自発性」「忠誠」と「反逆」の弁証法的な緊張が見事に生きていると思いました。
 これに対して、果たして「わたしは愛国者だ。日本を愛する。日本の憲法を愛する。だからこの戦争に反対する。」と堂々と言ってのけることのできる人がどれだけいたのでしょうか。」
 (P187「愛国心ゆえの反逆})

 また姜尚中氏は日本の良質の保守政治家である石橋湛山を検証し「靖国神社廃止論」をい紹介しています。(P171)このあたりは著作を読んでいただきたい。

 帯に書いているとうりであると思います。

「大切なことは、国を愛することや愛国心を夜郎自大的な一部の「右翼」的な人々の専売特許のままにしておかないことです。
 もっしなやかに、そしてしたたかに国を愛することや愛国心について語り、議論することが必要なのです」と骨太に著者は言い切っています。

 納得ができた読書でした。推薦図書であると思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »