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2009年6月17日 (水)

時に勇気を持とう

 いざ自分が独裁者の前できちんと反論が出来るかどうかは、きわめて自信がない。だれもが命は惜しい。むざむざ殺されたくはない。

Oonishihonm

 「2人の特攻隊員」(大西正裕・著)を読みましてもそのあたりの記述に胸が痛みます。

「特攻なんて、誰だって反対ですからね。しかしいえない。言うだけの材料がない。他にどんな方法があるのか。理論的に言い返すことが出来ない。ですから皆黙ったままでした。1人として反対論を述べる者がいなかった。恥ずかしいことですが。。」(P113)

 「人間を単に1個の爆弾としてしか見ない「全軍特攻」からは、生み出されるのは何もない。そこにあるのはただ精神の荒廃のみである。」(森史郎「敷島隊の五人」文春文庫)(P114)

 連合赤軍も同じではなかったのか。真摯に革命や闘争を皆で考え、追い詰められ僅か30人の集団で仲間同士で「総括」した結果、12人も惨殺した現実。

 それは単に「勇気がなかったんだ!」という言葉だけでは総括はできません。

 わたしもその場におれば、特攻隊の場合でも、連合赤軍も場合でも命が惜しいので、逆らうことが出来なかったと思います。

 現実があり難しいですが、そこまで追いこまれないうちに、勇気を持って反論したいと思います。責任の所在を追及し、理不尽な命令をする指導者を吊るし上げませんと。その練習は日頃からしないといざという時には出来ません。

「組織」を隠れ蓑にして、責任を取らない役所や、政治党派に対して、きちんと正論で相対する練習はしないといけないでしょう。

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2009年6月15日 (月)

古家を耐震診断しました

Furuie1  今年で築43年になる父が建てた家。このたび「耐震診断」なるものを受診してみました。

 2人の木造住宅専門の設計士が来られ、天井裏や床下も調査しました。

 『筋交いも少ない。床もシロアリが1部来ている。雨漏りもあるし。」

 たぶん「危険」という判定が出るかもしれません。

 トイレも水洗にしていないし。住宅改造する馬力は今のところありません。困ったものです。

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2009年6月14日 (日)

本当に大丈夫なのか?プルサーマル発電

Ikata (伊方原子力発電所でも「プルサーマル」発電が予定されています。)

 フランスから「プルサーマル発電」用のMOX(ウランとプルトニウムの混合酸化物)燃料を積んだ輸送船が5月18日午前、静岡県御前崎市の御前崎港中部電力専用ふ頭に着きました。

プルサーマルのMOX輸送船、静岡県御前崎港に到着読売新聞)

 そして四国、九州、静岡の原子力発電所へ搬送されました。後は送れて5年後にプルサーマル発電を全国で稼動させるようです。

 確か以前国は多額の費用をかけ高速増殖炉もんじゅを開発しようとしていましたが、結局失敗しています。原子力発電の傍ら出てくるプルトニウムの有効活用は出来ていません。

 核兵器にも転用できるプルトニウムだそうですが、日本は「平和利用」と称し、既存の原子炉でウランと混合してプルトニウム発電を実施します。今回到着したのはその稼動用の燃料です。

 日本の原子力発電から排出されるプルトニウムは桁違いに多い。北朝鮮やイランの核開発で問題になっているプルトニウム。それらはごく少量。日本の場合は北朝鮮、イランより段違いに多いのです。その「プルトニウム」を原子力発電で再度燃焼して「平和利用」するとのことですが、果たして安全なのでしょうか?

6月14日の新聞各紙では「北朝鮮がプルトニウムを全量兵器化」と報道しています。簡単に核兵器に転用できるプルトニウム。お手軽に在来型の原子力発電所で混入して燃焼させることが安心・安全につながるのだろうか?

 輸送中のテロの危険性。運転中の不測の事態。大地震時の安全性。MOX燃料のプルサーマル発電でも高レベル放射性廃棄物は排出されます。それをどこでどう処分するのか?すべてが「見切り発車」です。

 日本はこのように原子力発電に力を入れているため、太陽光や風力、木質バイオマス、水力などの自然エネルギーの活用、エネルギー資源の地産地消には力を入れていないことはわかります。

 いくら「発電時に原子力発電はCO2を排出しない」と言いましても、建設時、燃料運送時、稼動時、及び地震のリスク、廃棄物処理が未解決。という難題を抱え、「見切り発車」する危険性を感じるだけに不安です。

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2009年6月11日 (木)

中国の民主化こそ世界平和

経済力を急速につけてきた中国。しかしそこには政治的な自由がありません。経済主導主義は、アメリカの金融資本よりたちがわるいかもしれません。

 昨年チベットのひとたちが非武装で中国軍に立ち向かったのも、経済的な搾取に耐えられなくなったと思います。僧侶達が中国銀行を襲い壊していましたし。

 民主主義の伴わない経済の発展は怖いものがあります。ロシアも怖い存在です。中国は民主化すべきです。そうなれば世界が平和になれると思います。

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2009年6月10日 (水)

雨が少ないと何かと困る

 今年は「小雨予想」だそうです。そうなるとまた水不足になりますね。大都市部の人たちの身勝手さでまたまた騒ぎになりますね。都市部は消費するだけで資源を奪うだけですからね。

 水源地への投資を義務付けるべきでしょう。そうしないと森林は保持できません。森林がなければ水資源はありえませんし。

Hongawa1_r

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2009年6月 9日 (火)

耐震診断に設計士の人が来訪

 田舎にある父の家。建築されたのが昭和41年頃。今年で43年目ですね。木造平屋です。昭和48年に一部増築しましたが、平屋です。昭和50年に水害で床上浸水しました。

 自治体に3000円で申し込みこの日設計士が来て目視検査されました。昔のことで設計図もなにもないですから。正確な耐震診断などできるはずもありません。

 6月になり天井裏と床下を見て最終診断するそうです。どういう結論になるでしょうか?

 「危険と」判定されると思いますね。

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2009年6月 8日 (月)

サッカーの歴史を変えよう

 南米と欧州の地域でまわしてきたサッカーワールドカップ。アフリカも北中米もアジアも脇役にすぎませんでした。日本が本大会でどこまでやれるのか。それを証明してほしい。

 岡田監督は「ベスト4以上」とういう高い目標を掲げている。2006年ドイツ大会での惨敗が記憶に残っている。払拭できるのか。それが肝心だ。

 試合になれば地域も歴史も関係ない。アジアのためにも日本はがんばらないと。Jリーグを欧州リーグ同様にレベルの高いものにしないといけないからです。いつまでも南米や欧州の時代ではないことを思い知らせていただきたい。

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2009年6月 7日 (日)

サッカー日本代表よくやった。

 昨日というか今日の午前1時頃に、日本は世界最速で
ワールド・カップの出場を決めました。
 前半9分に先制したものの、ウズベキスタンの攻勢が
あり、最後まで息が抜けない試合でした。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/w-d47f.html

 特に審判の判定が完全にウズベキスタン寄り。
日本選手への悪質なファールも殆ど取らない。日本が
反則するとことごとく取る。リズムが悪くなり、ゴール前での
フリーキックが増え、ピンチの連続。

 今回は守備陣が踏ん張りました。後半長谷部が不可解な
判定で退場になったときは心配でしたが、最後まで
切れませんでした。

 同日開催のカタールーオーストラリア戦は引き分け。
オーストラリアも足踏みしましたし。

 B組はイランー北朝鮮は引き分け。北朝鮮は
44年ぶりの本大会出場に希望を残しました。
 核実験やミサイル発射で世界の嫌われものになるよりも、
サッカーで自己主張していただきたい。フェアで上手いサッカー
していますし。

 韓国はUAEに2-0で勝ちました。乱戦のB組から
抜け出しました。

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2009年6月 5日 (金)

歴代韓国大統領は大変だ

 ノムヒョン前韓国大統領の自殺には驚いた。清廉潔白な人物であると思っていたのに、不正献金疑惑とは。権力が集中しすぎるので、権力のうまみにつけこんでくる人たちとの癒着を断ち切るのは、彼でも無理であったようですね。

 亡命、暗殺、逮捕、などまっとうに大統領後の生活を安閑と送れた人が皆無と言うのも凄いこと。権力が集中しすぎることを分権する必要性があるでしょう。

 そういう点では議員内閣制は良いのかもしれない。一時期首相公選制が流行したが、韓国の実例を見ればよくないことは明らかではないだろうか。憲法を改正してまで首相公選制をする必要もないことは韓国の事例を見てもわかります。

 逆に韓国の知識人は日本の議員内閣制度を研究しているそうです。やはり過度の権力の集中は市井の市民の代表的存在であったノムヒョンさんまで狂わせてしまったのではないでしょうか。

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2009年6月 4日 (木)

大丈夫なのか日本代表

 6日にいよいよアウエーでのウズベキスタン戦。勝てば2010年大会へ出場が決まる。負ければ苦難の道のり。ここ1番に弱い日本代表なので心配。

 FWはセリアAで活躍中の森本をどうして招集しないのでしょうか?岡田監督とうまが合わないのでしょうか?わけがわかりませんし。

 どんな格好の悪い試合でも、勝っていただきたいです。サッカーファンはそう思いますね。

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2009年6月 2日 (火)

歴代韓国大統領は大変

ノムヒョン前韓国大統領の自殺には驚いた。清廉潔白な人物であると思っていたのに、不正献金疑惑とは。権力が集中しすぎるので、権力のうまみにつけこんでくる人たちとの癒着を断ち切るのは、彼でも無理であったようですね。

 亡命、暗殺、逮捕、などまっとうに大統領後の生活を安閑と送れた人が皆無と言うのも凄いこと。権力が集中しすぎることを分権する必要性があるでしょう。

 そういう点では議員内閣制は良いのかもしれない。一時期首相公選制が流行したが、韓国の実例を見ればよくないことは明らかではないだろうか。

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