時に勇気を持とう
いざ自分が独裁者の前できちんと反論が出来るかどうかは、きわめて自信がない。だれもが命は惜しい。むざむざ殺されたくはない。
「2人の特攻隊員」(大西正裕・著)を読みましてもそのあたりの記述に胸が痛みます。
「特攻なんて、誰だって反対ですからね。しかしいえない。言うだけの材料がない。他にどんな方法があるのか。理論的に言い返すことが出来ない。ですから皆黙ったままでした。1人として反対論を述べる者がいなかった。恥ずかしいことですが。。」(P113)
「人間を単に1個の爆弾としてしか見ない「全軍特攻」からは、生み出されるのは何もない。そこにあるのはただ精神の荒廃のみである。」(森史郎「敷島隊の五人」文春文庫)(P114)
連合赤軍も同じではなかったのか。真摯に革命や闘争を皆で考え、追い詰められ僅か30人の集団で仲間同士で「総括」した結果、12人も惨殺した現実。
それは単に「勇気がなかったんだ!」という言葉だけでは総括はできません。
わたしもその場におれば、特攻隊の場合でも、連合赤軍も場合でも命が惜しいので、逆らうことが出来なかったと思います。
現実があり難しいですが、そこまで追いこまれないうちに、勇気を持って反論したいと思います。責任の所在を追及し、理不尽な命令をする指導者を吊るし上げませんと。その練習は日頃からしないといざという時には出来ません。
「組織」を隠れ蓑にして、責任を取らない役所や、政治党派に対して、きちんと正論で相対する練習はしないといけないでしょう。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
白石さんお久しぶりです。
南国にいた瀬川です。
お元気そうですね(^^)
投稿: 瀬川 | 2016年3月19日 (土) 11時12分
[???}W[H?v?W??[
??[???A??Z b N X? O ????
H@o C gA ? V
http://love.scantyend.com/d5bx6ai/
投稿: @ gC?w? | 2009年9月11日 (金) 22時33分
こーちゃんお久しぶりです。お互い「立派な」中高年親父になっておりますし、もし再会してもすぐにわかるのでしょうか?
つもる話しもありますし。またお会いしたいものです。
投稿: けんちゃん | 2009年8月 8日 (土) 10時36分
けんちゃん、お元気ですか。こーちゃんです。大阪で畑坊と約30年ぶりに再会をし、けんちゃんの事、知りました。活躍ぶり、感動しました。私の若き時、いろいろ大変お世話になりました。本当にありがとう。けんちゃんとの再会を楽しみにしております。
投稿: 荒神龍彦 | 2009年8月 7日 (金) 16時26分