2008年12月19日 (金)

番組出演者交流会が19日に開催されました

4nin_r_2   高知シティFMにて番組を作成していた番組制作者4人が呼びかけました「番組出演者交流会」が12月19日午後6時半から、高知大丸東館6階の土佐水木にて行われました。

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 職種も年齢も異なる市民60人が集合し親しく懇談しました。

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 これこそ正真正銘の異業種交流会であると思いました。ありそうでない会合であると思います。

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 番組がなくなったので、今後の開催は未定ですが、また集まってみたいなとは思いました。

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2008年3月23日 (日)

どこでもブログの総括 3月28日(金曜)

西村 2006年4月からスタートしました「けんちゃんのどこでもブログ」。今月でまる2年になりました。これほど長く継続するとは思いませんでした。3月度は番組全体を総括する予定です。

 高知シティFMの戸田健史さんにもコメントいただきます。

 今回のテーマは「どこでもブログの総括」でお話させてください。

 2006年4月からのスタートでしたが、正直2年間も継続するとは思いませんでした。自分の予想を超えてブログが成長した体と思います。

戸田 当初の計画ではこの番組は「1年で」と言うことでした。ところが1年経過しました時点で、ブログはますます発展していましたし。容量も技術も進歩したのでまだまだ続ける価値はありました。今に至るわけです。

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西村 そうですね。私がブログを始めた(2004年1月1日)から1年ぐらい経過してから、私のブログと当時の長瀬久美さんのブログ、竹村直也さんのブログ、大西みちるさんのブログなどが取り上げました。

 ローカル新聞やローカルテレビ局に1時的に話題になりました。あの種類の帰省メディア(地元新聞・地元テレビ局)が取り上げて報道されますと普通の出来事や現象は下火になります。ブームは終わるものです。ピークになって終わるものですね。

戸田 既成メデイァが取り上げていることで、流行も過ぎ去った。そういうことがありますね。

西村 ところがどっこいブログは成長し続けました。コンテンツも機能も充実させてきたのですね。それは驚きでした。とにかくNHKや高知新聞が「取り上げたら」終わりのはずがそうではなかった。

 日本は今や世界1のブログ大国です。英語圏のアメリカよりもブログの数が多い。300万ブログがあると言われています。
 300まんもあればその方向性がだんだん出てきたのではないかと思います。

 目的を持って、自分の世界に特化してブログを書けば、自分のネットワークが広がるのではないかと思います。

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戸田 そうですね。1人の人がなにもひとつのブログしか書いてはいけないということはないですね。複数のブログを簡単にこしらえることができますし。
 いろんな活動をしている人達が、その分野、その活動領域にあわせてそれぞれブログをこしらえるようになりました。広がりのきっかけになるようですね。

西村 私もいまは5つ程度にブログを作成しています。それぞれ分野は違いますね。それはべつに苦痛でもなんでもないですね。毎日更新しているのではないので・・。
 ブログは切り口が多様ですから。今でも思いますのはブログはまだまだ可能性がると言うことですね。発展途上の過程であると思います。 

 動画の転送がもっと簡単になり、容量の大きなものを流せるようになりますと可能性を感じます。
 容量がもっと大きくなり、動画の処理が簡単になりますと「1人放送局」が名実ともにできるでしょう。個人の情報発信力が格段に高まるからです。

戸田 技術面でもどんどん進歩してきています。なにも文字だけのブログではなくこういった形もあると。以前もいろんな技術があることをご紹介いたしました。
 投稿して音声が載せられるブログも紹介しましたが、今や全く姿を見ませんし。これに限らずいろんな技術がブログの周辺に出てきます。

 敷居が低くなりますとよりいろんな人をいろんな形で、情報発信できることになりますから、今後もブログはただ単に今までのブログという形におさまらないようにどんどん成長していくようになると思いますね。

西村 反省するとしますと、もっと多様なブログをしている人とのネットワーク造りが進展しませんでした。それは「どこでもブログ」がスタートした直後の2006年5月に途中体調不良に襲われたこともあります。2007年の9月頃まで体調画優れませんでした。
 
 腰椎分離症というやっかいな病気になりました。骨が外れてしまい。走れない、歩くのは苦痛。車にも乗れない。という頑張りが利かない状態でした。ネットワーク作りがうまく行きませんでした。

 そのあたり反省しています。

戸田 やる人自身の身体や健康はなにより大事ですね。

西村 いくらブログを作成する時はパソコンの画面に向っているとはいえ、取材をするとか、つくりこみをするとかはリアルな場に出かけないと面白くはありません。

 写真を撮影したり、話をしたことをパソコンの前で座って書くだけですので。そのあたりのフットワークが十分ではなかったと反省しています。

戸田 パソコンのまえだけで書いていると、やはりどこかおかしいぞということになります。

西村 そうなんですね。自分の世界だけで閉じこもるのではなく、人との交流がブログの道具です。自分がどんどん動いて、いろんな場所へ出かけそれをまとめて発信したほうが面白いのですから。
 読んでそのほうが面白いです。

戸田 インターネットを使ってブログに限らず掲示板に書かれている皆さんにも言いたいことですね。

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西村 ブログという分野はこの2年間の間に社会で確立され、既成メディアである地方新聞等で、橋本大二郎知事のブログや沢山保太郎東洋町長のブログが取り上げられました。2つのブログの作成に関与したものにしては良いことであったと自己満足しています。

戸田 橋本前知事にしましても、沢山東洋町長にしましてもブログを始めるきっかけはけんちゃんとの話や交流がきっかけでありました。そういう意味では大きな役割が出来たのではないかと番組を放送してきた会社としても自画自賛の部分があります。

 また沢山町長のブログは毎日というわけではないですが、ひじょうに中身の濃い情報が更新されています。「東洋町なんて関係ない。」なんていわず沢山町長のブログを見てください。

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西村 まだまだ情報を沢山もっている自治体の首長や議員がブログをする人が少なく、この番組の2年間で始めた首長は沢山保太郎東洋町長だけでしたのは残念です。
 今後政治の世界でもブログが活用されるように、働きかけていく予定です。

 そういうことでよろしくお願いします。

戸田 この番組でも何度も申し上げました。政治家の人たちはいろんな形で政治活動の報告をしますね。それが演説なのか、パンフレットを配るのかありますね。
 その1つにブログを加えていただけるfだけで、随分と世界は広がると思います。

西村 市民活動をされている人たちもブログを有効に活用いただききたいですね。
 追手前小学校を存続させる会の人たちや高知女子大・高知短大の未来を考える会の市民グループの人たちとも知り合いになりました。

 まだブログを作成されておられません。「ブログ作成のサポートをしますよ」と申し入れをしています。チラシは作成して街頭などで配布されています。それを作成する労力でブログという媒体で情報発信ができればプラスですから。

戸田 今やチラシも皆さんパソコンで作成されています。簡単に言えばその作成した原稿をコピーしてブログに貼り付けてしまえばすむことですです。ブログを活用していただきたいものです。

 2年間ありがとうございました。

*4月からは新番組「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」がスタートします。1回目のゲストは「木質バイオマス地域循環システム」を提唱されている中嶋健造さんです。ご期待下さい。

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2008年3月16日 (日)

ブログをメディアに 3月21日(金曜)

Pc1_5 西村 2006年4月からスタートしました「けんちゃんのどこでもブログ」。今月でまる2年に成りました。これほど長く継続するとは思いませんでした。3月度は番組全体を総括する予定です。

 高知シティFMの戸田健史さんにもコメントいただきます。

 今回のテーマは「ブログをメディアに」です。

このテーマでは何度か取り上げました。ブログを始めてまる4年が経過しましたが、その間の進歩には驚きです。文章と写真ブログは最初は有料でも30M程度。写真は縮小しないと駄目でした。今や無料ブログでも最低2Gはスペースがあります。
 デジカメから撮影した写真を縮小せずにそのままブログに貼り付けても、ブログの容量は大丈夫になりました。無料で大きなスペースを各プロバイダーが与えてくれていますし。

戸田 そうですね。この番組でも何度もお話させていただきましたが、ブログに限らず、無料で提供されるサービスの増大はめまぐるしいです。
 代表格で言えばGoogleのやっているGメールでしょうか。スタートから2Gでした。業界に衝撃を与えましたが、今やどんどん使える容量が増え続け、5Gや16Gになりました。

 こういう無料の開放スペースの増加は技術の進展もあるでしょうか、驚く限りです。

西村 昨年あたりから動画の対応もブログでもどんどんやっています。有名なYOU TUBEなどとのリンクは文章を書けなくても映像の情報伝達力は格段に多いものですし。
 まさに「百聞は一見にしかず」をブログは実践しています。これは凄い時代になってきたと驚くばかりです。

戸田 最近はコンピューターで動画が簡単に扱えるようになりましたね。昔、例えばWindows95の時代であれば、インターネットこそつながるようになったものの、動画なんてとてもとても野時代でした。
 例えばどこかに動画がアップされても、自分のパソコンへおとすには1晩かかる時代でしたし。今はあっというまに取り込めます。

 そして映像、動画の与えるインパクトはいつの時代も変わりません。

 古い話ですが1960年に当時日本社会党の浅沼稲二朗委員長が右翼の少年に演説会の最中に刺し殺された事件がありました。当初ラジオで先に伝えられました。
 やはりテレビで放映された後の反響の大きさ、影響の大きさは格段でした。よく言われる話です。映像の力は凄いと思いますね。

 コンテンツは今後ますます個人レベルでは増えますし。

西村 確かに携帯電話で撮影した画像がネット上のブログで流され、アメリカの中間選挙で共和党の有力上院議員が差別的な発言が流れ、1日5万件を越える凄いアクセス数になり、地元紙や地元テレビ局までが後追い報道し、全米にまで流れて結果落選しました。

 やはりブログがメディアになり、社会的な影響力をまさしく持ち出した証拠ですね。

戸田 そうですね。昔であればこんなことは出来ませんでしたね。

西村 出来ませんし。なかなか簡単なことではないと思います。昔は。

戸田 世間知らせる簡便な方法は昔はありませんでしたし。

西村 イラクのフセイン元大統領の絞首刑の画像ですね。刑場に携帯電話を持ち込み撮影し、それをネット上に掲示され全世界に流れてしましました。
 最近はテロリストとか言われている人たちも、動画を最大活用して全世界に情報を発信しております。活用のしかたが多種多様で大変なものになりましたね。
 
戸田 良いほうにも、悪いほうにも使われています。良いほうにだけつかうのが人間の知恵ですね。

西村 これからの問題ですね。

戸田 活用方法ですね。

西村 しかし一般市民が更新しているブログでは1日の平均アクセスが3000を越えるブログは極少数でしょう。タレントや有名な政治家ブログではないブログがアクセス数が3000を超える理由もありませんし。

戸田

西村 社会運動や市民運動にもブログは活用はされつつあります。しかしまだアメリカほど劇的に活用はされていません。何度もとりあげましたが、大統領選挙にもブロガーが関与しているアメリカに比べてまだまだ日本ではブログは政治の世界では認知度が低いですね。

 アメリカでは大統領候補者とネットを通じて討論会を行い、議論を戦わせていますね。後追いでテレビ局が放映する有様です。
 しかし日本では認知度が低く、政治家でブログを作成し、更新している人はまだまだ少数派ですね。

戸田 たしかに政治家の人たちはホームページは開いてはいるものの、ブログまではまだまだと言う人が多いようです。
 なかなか一概に全部とは申しませんが、日本の政治家とインターネットはつながりが薄いなと思いますね。

 何かとそのあたり例に挙げていますのは、携帯電話の迷惑メールの規制です。あれもさんざん世間で騒がれていました。ちっとも規制がなされない。しかし政治家の携帯電話にも迷惑メールがどんどん来るようになりました。「これはけしからん。」ということで、規制をせねばということで、規制の法律が出来たということですので。

 どこか日本の政治家とインターネットの接点はまだまだというところでしょうか。

西村 光より情報量の多い大容量通信の可能性が将来出てくるようになれば、テレビ媒体同様のメディアにブログがなる可能性が出てきます。反面弊害もあるので、[放送法」のように国家からの規制がかけられる可能性もあります。

戸田 技術的なことはおきまして、放送法の話しもでました。日本では電波を使用するにあたり、情報を放送局が伝達しています。電波は国のものですから放送局がその1部を使用して放送しているという定義です。

 ですからインターネットの通信網も国民全体の共有財産ということになると、国が管理してそれを法律で規制してということにもなりますね。ただ問題は技術的なところです。今野放し」状態になっているネットの世界を規制できるのか。法律をかいくぐる人もできるのではないか。

 すぐに法規制とはならないでしょうが、現在の迷惑メールの多さから考えますと、将来ありえるのではないかと思います。

西村 前回のお話しで戸田さんが10代の人たちは携帯で情報の受発信を活発にしている。1日万単位のアクセスしているというのであれば、その人達が社会性を持ち、市民活動をしていけば、影響力を持ち、地方政治や国政が大きく変わる可能性だってあります。

 そういうことになると「日がちになって」(必死になって)対策するなり、考えると思いますね。まだまだですからね現状は・・。まだまだ政治に関与していないから政治かもまじめに考えないと思いますね。

戸田 当事者ではないと言うことでしょう。政治家は。

西村 動画の迷惑メールというか迷惑動画がどんどん来るのは想像しただけでも嫌ですね。今の文章が来る迷惑メールでも「うざったい」のにたまりませんね。画像(いかがわしい。おぞましい)画像がどんどん勝手に送られてきたらそれこそ大変ですね。想像しただけでおよけない感じですね。

戸田 それでは子供に安心してネットを使わせることもできなくなります。

西村 インターネットは国境を越えています。
 そのあたりの対策なども含めサミット(先進国首脳会議)のテーマにしていただきたいですね。

戸田 迷惑メールなど、将来迷惑動画が来るなんてこともありえるですしょうし。
 ニュースから話題ですが、「初音ミクという現在音楽ソフトがあるようです。

 これは音階と歌詞を入力するとその音楽ソフトが歌ってくれます。これで公序良俗に反する歌をこしらえてネット上に流したことを会社側の要請で削除されたというニュースがありました。

 つまり子供には見せたくないものが、現実にはネット世界では簡単にできてしまう恐ろしさ。インターネットを子供に使わせる親は必ず知っておかなければならないことであると思います。

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2008年3月 9日 (日)

市民ブロガーの心得 3月14日(金曜)

西村 2006年4月からスタートしました「けんちゃんのどこでもブログ」。今月でまる2年になりました。これほど長く継続するとは思いませんでした。3月度は番組全体を総括する予定です。

 高知シティFMの戸田健史さんにもコメントいただきます。

 今回のテーマは「市民ブロガーの心得」ということでお話させていただきます。

 私はブログによる自由民権運動ができないのだろうか。と模索しています。日記風の文章だけではなく、記事であり、報道であり、論評であるブログ。双方向を意識した市民の目線からの提案など。必要性がありますね。

戸田 そうですね。高知で自由民権運動が展開されていたときは、新聞が広報手段でした。それを現代に置き換えるならばまさしくブログがその役目を担います。

 双方向で出来るところが、新聞とは大きな違いですね。沢山の意見が瞬時に集ってくるところもそうですね。大きなうねりがブログを介在して出来ると思いますね。

Bloghoshi (一時はローカル・メディアにも取り上げられた時期も)

西村 ブログのルーツはアメリカですね。アメリカでは2001年の「9・11」以降の狂気の戦争賛美になびく3大ネット局やCNNに反発した市民たちがブログを積極的に情報発信のツールとして最大活用しました。当初からアメリカはブログには「社会性」がありました。
 「専門家」の解説よりも市井の市民の意見をより多く聞きたいという時代になりつつあります。ブログはその道具でどんどん活用されています。

 日本でもそうではないのでしょうか?まだまだブログは日記ですね。4畳半ブログとは言いませんが、ちまちました生活のことを書いているだけ。面白おかしく書いているのが受けるようですし。日米の差を感じますね。

戸田 ジャーナリズム的なブログがないというわけではないですが・・。どうも未だに日本人は大きなメデイァを完全に信じ切るようですし。「メデイァ神話」的な傾向も根強いようですし。

 新聞に書いてあるから、テレビが言っていたから100%信用していい。まだまだどこかにあります。これをそのままインターネットにあてはめますとまたまたとんでもないことになります。

 新聞にしろ、いろんなメディア、インターネットやブログにしろ例えば会社の方針、その人の考えがあった上での記事である。そういうところを見ておかないと日本ではなかなかアメリカのようにはならないでしょうね。日本のブログの未熟なところでしょうか。

西村 そこはあれほど食品偽装があった。大きな企業がインチキをした。暴露しまいしたね。ということは大きな新聞社、大きな放送局もウソがあるかもしれないのですね。それを市民が見抜かないといけないのです。

メディア・リテラシー」という言葉はまだまだ日本では定着しておりません。自分が情報の発信者になることで、情報の意味や価値がわかります。相手を見る目が出来てきます。

 市民ブロガーは堂々と自己主張すべきでしょう。またリアクションを恐れずに発言すべきでしょう。ブログで発信することでリアルな付き合いもできたりします。
そして時には可能であればリアルな交流もすべきでしょう。より自分のネットワークや人脈を広げるためにブログを活用すべきであると思います。良い道具になります。

戸田 情報において「僕食べる人」でずっといるということは、今や時代遅れと言えます。自ら進んで行動することで新たな情報を知ることが出来るのですから。
 もっと市民ブロガーなど社会的なことを書いている人が増えてきていただきたいと思いますね。

西村 個別メディアのブログがどんどんネットワーク化され、マスメディアと違う発展をするのではないかと思います。その傾向が最近強くなってきたように思われますね。

戸田 といいますと。

Henoko1 (市民運動とのリンクは必要)

西村 良き言われるれるようにアメリカのように現実の政治にブロガーが関与し、動かすだけのパワーが市民ブロガーとしてほしいですね。
 市民ブロガーが大統領候補者の討論会を主催してネット中継をしています。テレビ局がその様子を後追い報道していますし。全く報道のあり方が逆転した事態にまでなっていますし。

戸田 日本はなにかとアメリカに追随しますが、そういうといころはないですね。

西村 それには今まで以上に情報発信力を高めないと駄目でしょう。
メディアを自分のものにする執念をアメリカ市民は強く持っているようです。
 アメリカの大統領候補者のオバマ氏もブロガーの人達の支持が大きいようです。
 ネット献金で1口500円で30数億円集めましたし。ヒラリーさんは昔の組織からの献金、お金持ちからの献金が多いようですし。
 オバマさんの場合は支持者に若い人が多いので、ボランティアもネットの呼びかけで何10万も集るようですし。新旧世代の対決のようです。

戸田 それでその後の結果にどうなるのかが楽しみですね。

西村 あくまで個人の意見です。私の個人ブログなどは1日最低3000アクセスを超えることはあまりないですね。それが1つの目安なのかなとも思います。

戸田 3000アクセスと言う数字がでました。
ページビューでいうなら数千や数万の数字は今の時代は意外と簡単なようです。
 これは私の個人的な意見と調査も含めています。

 いろんな若い人にブログのアクセス数はどうなの?と聞きますと、「3000,4000すぐいくよ」と言いますね。ここで1つ統計の数字があります。

 若い人は携帯電話を情報メデァアで活用していますね。平成18年度末の携帯電話・PHSの加盟契約者総数は1億169万となっています。国民の普及率は79・6%です。

 これだけの人が携帯をもっているのです。その道具としてブログなどインターネットに参加している人は多いと思いますね。
 また若い人は携帯電話のほうが、パソコンより使い勝手がいいようです。携帯小説まである時代ですし。

 これも10代の人口でいきますと平成18年度末で、男が633万にん、女が602万。あわせて1236万です。人口の9.6%が10代。高齢化社会の中ではその割合は少ないものですね。

 その人達が皆携帯電話でいろいろやっていると思いますと、アクセス数をそこそこかせぐのは簡単では。と思いますね。
 また若い人が開設しているブログはたわいもない内容が殆ど。日常のことを書いている。こんなことがあった。こんな人に会ったとか。それにコメントを返す。また返事する。

 そのたわいもないやりとりが楽しかったりするものですね。となるとアクセス数は増えるんですね。アクセス数だけではどうかなとは思いますね。

西村 そうですね。人気ブログというのもたいした事を書いているわけではない。そのブログにコメントやトラックバックをかけてくるブロガーのブログもたいして面白くいはない。
 自分が親父世代だからでしょう。それは。世代を感じます。

 匿名ではなく実名で交流できるブログでありたい。そうした「善意のインターネット」としてブログが活用されれば、日本の市民社会も成熟するのではないのでしょうか。アメリカや韓国ではネット上では実名でどんどん交流しているようですし。ネット先進国も傾向には注目ですね。
 日本ではまだまだ匿名掲示板で誹謗中傷するのが流行っているようなので、そこらへんが違うと思いますね。

戸田 韓国の大手ポータルサイトは最初の登録の時には、いわゆる住民登録番号を入れないと書き込みが出来ないようです。それがネットのセキュリティのことからそうなったのでしょう。

 日本は技術だけが先行し、匿名性が高いネット社会になっていますね。だから迷惑メールもどんどん来ます。そこをなんとかしないと日本のブログの進展はないでしょう。

西村 だから無関心では駄目でしょう。でも無関心であり続けていたほうが都合が酔うぞ。と言う人が日本では多数いると思います。ブログに関しては。
 政治や経済のコメントをブログで出してもらうと困る。1市民ごときがと。そぅいいう動きもあるやに感じます。ですのでアメリカの市民ブロガーのように情報発信力を高めることが必要です。交流することが必要であると思います。

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2008年3月 2日 (日)

ブログは人なり 3月7日(金曜)

西村 2006年4月からスタートしました「けんちゃんのどこでもブログ」。今月でまる2年に成りました。これほど長く継続するとは思いませんでした。3月度は番組全体を総括する予定です。

 高知シティFMの戸田健史さんにもコメントいただきます。

 今回のテーマは「ブログは人なり」ということでお話いたします。

 世間では「文は人なり」という言葉があります。書いている文章をじっくり読みますとその人柄が表れるというものです。文章にも人格があるのでしょう。
 ブログは「WEB上の日誌」という語源ですので、よけいにその傾向が出るもんであると思いますね。

戸田 そうですよね。やはり言葉で話すことも当然ですが、文章を書くということに成りますとその人の人柄は「濃く」出てきますね。いかにもあのひとらしい文章。なるほどと思われる文章をよく見かけます。

 またしゃべり言葉とはまた違う部分を見せてきますね。文章を書く場合はある程度自分のなかで推敲します。ここはやめよう。ここはどうしようと。書き換えようとしたり。

 やはり普段の喋り言葉とは違う文章が出てきますね。それでもやはりその人の個性が強く出てきますし。それでまさしく「文は人なり」と思いますね。

西村 そのなかでも、文章ががしっかりしているブログは読み応えがあります。地方自治体のトップリーダーである東洋町長・沢山保太郎さんのブログ「ヤスタロウの東洋町長日誌」は、リーダーでないとはいらない情報などもさりげなく記述され、また文章もしっかりしているので読みごたえがあります。

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戸田 やはり社会運動をかつてされてきた人が町長になったのですから、ひじょうに「読み応え」があるブログになっています。毎日とはいいませんが、このごろはかなり頻繁に更新されtれいるように観察しています。

 それに情報公開を前提とされている。というのはぱっと見て思います。これだけ今やブログがメジャーになってきましたけれども政治家のブログがまだまだ少ないですね。高知県内でも数えるしかないようですし。

 そういえば前高知県知事橋本大二郎さんは、それこそけんちゃんの発言がきっかけになってブログ「だいちゃんぜよ」を立ち上げましたね。知事を辞められる前に更新を停止することを表明されて以降、ブログはされていませんね。

西村 そうですね。昨年の8月16日書き込み「7月31日付け」から「忙しくなるのでブログはしばらくだいちゃんぜよブログは休止します。」と休筆宣言をされて以来書いておられませんね。

 12月6日に正式に高知県知事を退任されました。その後はブログでは橋本大二郎さんは消息を明らかにしていませんね。

 関連ブログ記事「だいちゃんぜよの復活は?」

戸田 現在橋本大二朗さんが何をされておられるのか、あまり伝わってきませんね。そういう意味ではブログでなにかを表明されても良いのではと思います。次の衆議院選挙に出られると言うことですのであれば尚更ですね。

 こういうことを考えているとかいうことをブログで表へ出していただきたいですね。今のままではなにをされているのかわからないですね。

西村 確かに「もったいない」し、市民派とか草の根とか言われていましたし、県民の圧倒的な支持を得て5回(16年間)も高知県知事をされてこられた人ですし。そのあたり今はどうなっているのか。わかりませんね。

戸田 尾崎知事もブログを開設する動きもありませんし。

西村 尾崎知事も若いし、能力もある人ですからブログなんかは簡単に開設はできるでしょう。まだまだ現在は業務多忙でそれどころではないようですね。

戸田 就任してすぐですので無理なんかもしれませんね・・・。

西村 また市民運動のブログでは、外京ゆりさんのブログ「それがたまるか」は、原子力発電の是非を考える時に見逃せないブログになっています。反対意見だけの掲載ではなく、原子力発電関係の情報が満載されているからです。

 NUMOや原発推進官庁の情報などもリンクされています。原子力発電とはなんなのかを知る貴重なブログになっておりますね。

戸田 科学面や技術面での資料を探す手がかりにも外京ゆりさんのブログはなっております。情報を得るには便利なつくりになっています。
 何分にも原子力発電と言うことに成りますと、とにかく難しいことが多いなか、こういう情報満載をまとめて掲載されていますので、自分で判断する材料になりますし。これは貴重な存在です。

西村 県外におられる高知県人のブログも注目しています。ナカちゃんという人の「土佐ローカリズムちや 」は文章が土佐弁で書かれています。筆者は東京におられますが、コメントしてくる人も高知在住と思われるほど高知県人に徹しています。わたしよりかなり若い人で東京で商売をされています。高知の出来事や事情もよく知っている人です。

 文章もすべて土佐弁で書かれているし、よく勉強もされていますし。内容も濃いし注目のブログですね。読み応えがあります。

戸田 このブログを拝見していますと、うっかりしていますと高知在住の高知県人も見逃している事柄を書かれていますね。
 土佐弁で書かれているのもユニークですね。言葉と言うもの文字と音声があって、あまり土佐弁を文字で表現していることはあまりないですからね。

 文字で書かれていますと「これは?」と。まず高知県人なら惹き付けられますね。そういう要素があって面白いブログであると思います。

西村 商業ベースで土佐弁辞典のようなものもありますね。読んでみてもちっとも面白くないですね。土佐弁の特性は「議論をするための土佐弁」のようにも思います。

 勤皇の志士とか自由民権運動などで、「天下はどうあるべきか」など議論の時の土佐弁でナカちゃんのブログは書かれています。
 彼のブログにこちらもコメントを入れて、行ったり来たりしていますが、ひじょうにリズミカルに物事が廻っていくことを思い出しました。
 かれのブログのおかげでこちらも「活性化」したような感じに成りました。

戸田 なるほど。このブログが標準語で書かれていたらそこまでのことはなかったと思いますね。まさに土佐弁でナカちゃんのブログが書かれていたからこそこれだけ印象深く伝わってくるのでしょう。

西村 沖縄県久米島在住の人のブログ「ホタルの国から~久米島・南西諸島  沖縄の小さな島~ 」は写真がとにかく美しい。環境問題に毎日仕事(久米島ほたる館職員)でも家庭でもとりくまれている人だけに説得力がありますね。3人のお子さん(男の子)を持つお母さんブロガーでもありますし。ほのぼのとしたブログです。

 生活観がありガッツを感じるブログです。最近久米島にも本土から移住し定住するひとが多くなることは良いのかもしれませんが、マンションの建設とかにより赤土が海に流出し、生態系が駄目になるとか。清水に生息する蛍の存在が危ういとかいうことを美しい写真を使われてブログに書かれています。

 ひじょうに説得力のあるブログです。

戸田 見ました。美しい写真が多くブログに掲載されています。久米島ならではの風景画がブログで見られますね。環境問題だと言っても堅苦しく表現するのではなく、まずこの美しい久米島の風景を見るだけでも楽しめます。

 環境問題を考えるだけでもこうした部分から導入していけばひじょうにわかりやすいと思います。うまいつくりであると思います。

西村 また県外在住のベテランブロガーでは「川越たより」でしょう。元教員の人で60代の男性の人です。2人の人が書かれています。きちんとした味わい深い文章はひきつけられます。

 さすがに2人とも元学校教員でして、(私などと異なりきちんとした文章を書かれています。室戸市の出身で埼玉在住。高知に対する思いもあります。)
 教職時代に関わられた社会問題に対するコメントもあります。わたしのブログにトラックバックをかけてくれたりもします。そうした分野での交流もありました。

 また昨年の夏はブログでのやりとりで、室戸市で中学校の総見で教え子のアーテゥスト朴保さんのコンサートへ行くようになりました。それもブログの縁です。
 朴保さんは在日コリアでして、そのブロガーの方の教え子。声量があり歌唱力のある人。メジャーデビューも決まっていましたが、ご自身のルーツを探訪したいということから断念されたように聞きました。

 それからアメリカへ渡りいろんな音楽体験をされてから帰国し、アーテストの活動をされているとのことです。多様な音楽性があるので是非可能であれば聞きに行ってほしいとのコメントがありました。

 ブログ記事 朴保(パクポー)さんトーク&ライブin室戸

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戸田 ブログでの交流からリアルな交流につながったということですね。

西村 ブログ「川越だより」の人には未だ会ったことはありません。朴保(パクポー)さんにお会いしまして人柄なども聞きました。
 実際台風接近中に室戸に苦労して行きましたが、ネットのブログの付き合いがリアルな交流につながることは感動的でした。

戸田 ネット上でのつきあいにととまらず、実際の人と人とのつながりまでにいたる。これがまたブログの面白さと言えるでしょう。

西村 ホームページ時代にもありましたが、ブログはフットワークが良いですからね。ホームページは「構えないとできない」ですが、ブログは帰ってきてすぐその日に更新できますし。そのあたりの速報性はいいですね。

 いろんな人のブログを読むことでいろんな交流があることをご紹介させていただきました。

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2008年2月24日 (日)

快適都市とは?  2月29日(金

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、都市問題をテーマにコメントをさせていただきます。高知シティFMの戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。

 この不況の中、多額の公共投資がJR線の連続立体交差、高知駅前再開発、高知市内3箇所での区画整理事業(弥衛門、北本町、潮江)で進行、また高知市は春野町と合併しました。

Shinborihakai (高知県土木部都市計画課高知駅前周辺整備事務所の無意味な道路工事で環境破壊が進展している新堀川)

 その反面、歴史的資源と環境が回復してきた浦戸湾最深部の新堀川を埋め立てて県が道路をこしらえ、高知市は追手前小学校を廃校にし、そこへ商業施設をこしらえるとか言っています。全く的外れな再開発計画なので、高知市の1市民であるけんちゃんがコメントします。

 今回のテーマは「快適都市とは?」でコメントしたします。

「快適都市」という言葉は、今から18年前に考案した言葉です。概念でしょうか。
「あるべきものがそこにある。」という英国の田園都市構想から来た言葉に「アメニティ」という言葉があります。日本語にしますと「快適」となります。

 「都市」というのは「社会サービスシステム」のことです。ありとあらゆる施設。デパート・スーパー。コンビに・学校、病院、駅、道路そういうものを社会サービスシステムと言います。それが集ったものを「都市」と言います。

 「快適」さと社会サービスシステムとしての「都市」をくっつけて「快適都市」という概念を考案いたしました。あるべき都市の姿。あるべき高知市の姿を想定しています。そのことを意識し「快適都市」についてコメントいたします。18年もまえのことです。

Kaitekitoshihon

戸田 普通に考えれば、当たり前のことですよね。では実際高知市の都市開発や都市計画が「快適都市」に向っているかと言いますと程遠いのではないのでしょうか?
 むしろ逆の方向に向いていっているではないかとも思いますね。

西村 「都市のあるべき姿」や「都市ビジョン」の議論なしに、公共事業をやたら始めるからめちゃくちゃになります。車が渋滞するから道路を建設する。踏み切りで渋滞するから鉄道は高架にしようとか。

 枝葉末節の議論ばかりしていて、肝心要の「高知市はどうあるべきか」「高知市とはどういう町なのか」という議論がされた形跡がありません。
 それは都市に住む「誰にとっても快適な都市」でなければなりません。その都市で生活し、仕事し、学び、遊ぶ。そのすべてが快適でなければならない。都市の姿はそうあるべきです。

 そうではなく、公共工事で道路を渋滞解消でこしらえると、排気ガスが蔓延し、皆がぎすぎすし、皆がいらいらしてしまう。そのことに多額の税金をかけてしていますね。それが高知市の都市再開発の姿ー実像ではないでしょうか。

戸田 それでは良いことは1つもありませんね。

Atago1_r (道路作りばかりすると郊外型店舗が繁栄し、地域の商店街は衰退します。)

西村 都市の中では閉ざされた商業空間(高知で言えばイオンモールなど)ではなく、そこだけが面白いというのはいかにも都市としては貧しいと思います。

 東京の六本木ヒルズや表参道ヒルズがあれだけ話題になるのは、裏返せばそれだけ公共空間(公園や道路、公共文化施設や商店街など)が貧しい証拠。

 お金を払ってTDL(東京ディスニーランド)へいくとか豊であるなんて全然思いません。

 市民の憩いの場である「公共空間」が快適でなければなりません。それが」快適でなければ快適都市ではありません。それは公園であり、道路であり、河川や里山です。だれでも無料で入れる公共的な場所ですね。

 そこが充実して初めて「快適都市」と言えます。

戸田 さきほど名前のでました六本木ヒルズや表参道ヒルズなどは大きな商業ビルは大変規模が大きく、1つの都市のように思われ、快適空間のように思いますね。
 それを地方で再現できるのかと言えばそれは無理ですね。
 高知市であれだけのビルを建て、あれだけの商業施設を集積することは無理ですし。履き違えないようにしませんと。

Ion2

(地方都市にあるのは低額所得者用のショッピング・モールが関の山でしょう)

西村 それは東京という国際都市であるから成り立っていますし、日本の富の82%が東京に1極集中しているので成り立つ商業空間ではあるのです。名古屋でも大阪でも成立は絶対にしませんし。高知市なんぞ絶対に無理な話しですね。

 地方であれば所得の低い私たちを対象とした郊外型の大型ショッピングモールがありますね。あれが地方の「レベル」なんですね。
 全国何処にもあるような画一的なプラスチックな空間で空調が効いていますね。外の空気を遮り、感じさせることが出来ない人工空間。
 
 まあ地方の田舎者はそこで我慢しなさい。そこでジャンキーフードでも食って時間つぶしをしなさいと言う事なんですね。

戸田 現実にそこで我慢して、満足したような気分になっているようですし。

西村 それはあるべき都市の姿ではないと私は思いますね。

戸田 快適とは言えませんね。

西村 都市計画には「マスタープラン」が必要です。聞き慣れない言葉ですが「マスター」というのは「下敷き」のことでしょう。「プラン」は計画ですね。都市の基本的な計画ですね。

 またそのマスタープランの作成には徹底した市民参加と各分野の専門家の参加が必要です。都市計画、建築・土木、医療、福祉、教育、スポーツ、レクレーション、経済、行政、安全、防災などです。、

「高知市はどういう都市になるべきか?」

「高知市の適正規模の人口は?」

「どこへ住んだらいいのか?」

「どこで働き、どこで学んでいればいいのか?」

 それらの人たちが情報公開された場所で議論し積み上げられて初めて都市計画ができます。その痕跡が全く見られませんし、高知県には存在していません。

 参考事例 高知広域都市計画マスタープラン検討委員会について

戸田 ここまでしている事例を知りませんね。1部に熱心な人たちはいるようですが。関心をもたない多くの市民は後で知らされるだけですね。それで全部が進みますね。あらゆるジャンルの人が出て来ないと、都市の運営はうまく行く筈はありません。

西村 快適都市づくりには徹底した情報公開と市民参加が不可欠です。市民県民の意見を正確に収拾し,集約する仕組みが不可欠です。地方議会がその機能を担うべきでしょう。
 高知市はどうあるべきか?どういう都市になるべきなのか?を議論し、無料で利用できる公共空間が快適かどうか?公園や道路が快適かどうか?楽しいかどうかが、快適都市の鍵であり条件であると思いますね。

 もっと議論し積み上げる工夫が必要であると思いますね。

Siminsanka5ehashigodan_thumb_3_thum

戸田 高知市の中心部だけでなく隅々まで、市民に話を聞いてそういう街が快適なのか。どうあるべきなのか。それを考えるべきでしょう。
 市内中心部だけの道路だけが良くなり、歩道の段差がなくなった。それでは高知市全体が快適都市になったとは言えませんね。

 そうならなかった地域は高知市ではないのか。そう思いたくもなります。

西村 あるべき高知の姿を今年は提案していこうと思います。いろんな切り口があると思います。18年前に「快適都市」を概念提唱しましたが、古びていなく今でも通用する概念であり、むしろより活用しなければならない時代であると思います。

 快適都市の概念が活用されていないので高知市の都市づくりはめちゃくちゃになってしまったといえるからです。

 高知女子大学を移転する。高知大学を朝倉から市内中心部へ持ってくる。追手前小学校を廃校にするとか。新堀小学校と統合するとか。その文教地区となる新堀川を埋め立て自動車道路をこしらえる。

 やっている中心街の再開発が,めちゃくちゃですね。そいだけ県も市も税金を中心街の道路整備に費やしてどうなっかかと言いますと中心街はますます寂れていくばかりです。

 スーパーもコンビにもなくなり過疎化するだけです。郊外(北部環状線沿い)はどんどんと発達しているようですが、車がないと用事が足せない。
 なんかひじょうに移動が困難で、苦痛であり、いびつな都市になります。

 こんなはずではないのにこんなおかしな都市になってしまった。

Niihama01_thumb (全国どの地方都市中心部は空洞化が進行しています。9

戸田 わたしは高知市の南部に住んでいます。市内中心部へ出てくるのはちょっとしたイベントなんですね。我が家には自家用車がありません。そうなると公共交通機関に乗らないといけません。

 尚更大変です。南から高知市中心部へ出てくる路線バス便が減る一方です。車ばかりの優先の都市政策ばかりしていますから、車を利用しない人間の声は反映されていません。

西村 ただガソリンが2年ぐらい前の倍に近いぐらいに上がりました。89円のものが157円ぐらいになりました。(少し下がって152円程度でしょうか)。 
 そうなりますと1ボックスカーで60リットル給油したら、152円として9120円になります。

 今までのように車で郊外の100円ショップへ買いに行くなど馬鹿げた消費行動はできなくなります。

Gsnakamura_r

 そうなりますと公共交通機関(鉄道・路面電車・路線バス)や自転車などの活用が必要ですし、同時に環境問題を真剣に考えるべきでしょう。

 化石燃料の車で郊外の量販店へ行きレジバックを辞退したから環境にやさしいといえるのか。そうではなく自転車でいくのならもっと環境にやさしいのではないか。

Rezifukuro (車で来店してレジ袋を辞退しても環境にやさしい人ではありません。)

 そういう根源的な議論を都市のいあるべき姿で議論をすべきでしょう。都市のあり方を考えますと環境問題も考えることになりからですね。

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2008年2月17日 (日)

鉄道。路面電車・バスの最大活用を  2月22日(金)

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、都市問題をテーマにコメントをさせていただきます。高知シティFMの戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。

Yaemon (弥衛門区画整理事業)

 この不況の中、多額の公共投資がJR線の連続立体交差、高知駅前再開発、高知市内3箇所での区画整理事業(弥衛門、北本町、潮江)で進行しています。土地価格が下落するナカでの区画整理事業という珍しい事業です。
 また今年の1月に高知市は春野町と合併しました。

 その反面、歴史的資源と環境がようやく回復してきた浦戸湾最深部の新堀川を埋め立てて県が道路をこしらえ、高知市は追手前小学校を廃校にし、そこへ商業施設をこしらえるとか言っています。全く的外れな再開発計画なので、高知市の1市民であるけんちゃんがコメントします。

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 今回のテーマは「鉄道。路面電車・バスの最大活用を 」です。
 このテーマは昨年8月番組に登場していただきました筑波大学大学院生の野本靖さんが提唱してきたものです。

全世界的に自動車通行に肩入れし、幹線道路沿いに大規模な商業店舗を出来ると例外なく従来の都市の中心市街地は寂れ衰退します。結果「シャッター通りと」なり住民は大変不便な生活を強いられます。日本全国各地、全世界どこでもそうらしいですね。

戸田 どこでもそういう現象が出るのがわかっていながらそういうことをくりかえしているのですね。
 昔は高知市中心街商店街と言えば大変な賑わいでした。休みの日や普段の日はそこへよく出かけたものでした。
 ふと思ったのは商店街に住んでいる知り合いなどは。生活も裕福。休日にはゆったり優雅に旅行などという話は昔はよく聞きました。今はまったくそんな話は聞きませんので様変わりです。
 地元商店街はどんどん衰退しているというのが現状ですね。

Heitenm

西村 これだけ郊外型で自動車交通とリンクした大型量販店や専門店が張り付きますと土地代の高い中心市街地は当然同じ土俵では全く対抗できませんね。北部環状線沿いのイオンの周辺が商業集積になってしまいますね。

 自動車交通にとって不便極まりない高知市中心街商店街が衰退するのは当たり前ですね。中心商店街の人達が車での来店を想定している限りは未来永劫にイオンには勝てないでしょうし。

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 ですから「地方の公共交通の活用」と「土地利用計画」と「環境」、「福祉」ががリンクした都市再開発が必要でしょう。高知市は全く出来ていません。てんでんばらばらです。
 それでいろいろと野本靖さんに教えていただきましたのはブラシルのクルチバ市のような「身の丈」にあった都市計画が高知には必要です。。
 高知には都市計画は存在していません。あるのは道路整備計画だけです。だからむやみに自動車道路ばかりこしらえ、都市を衰退させているのです。

戸田 具体的にはクルチバ市はどういうことをしてういたのでしょうか?

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西村  野本さんに借りた本「人間都市クルチバ」とか「都市の針治療」などを読みました。印象深かったのは路線バスの活用でしたね。
 いつ来るのかわからない。あてにならない路線バス。市長はすぐ対策を打ちました。自動車道路の一部をバス専用レーンにしました。それだけでなくバス停もバスの昇降口と段差がなくすぐに乗り降りできるように改造し、雨に濡れないようにドーム型の屋根もつけました。それで定時運行を確立しました。たとえ空車であろうが時間道理にバスを回して市民の信頼を勝ち取りました。

 シャトルバス状態にしたのです。乗降客が増加、車の通行量が減少し、よりバスは快適に走行できるように成りました。

 ブラジルで歩行者天国も最初に実施しました。最初は車での来客が減ると商店主が大反対しましたが、実施すると商店の売り上げが今までの3倍になりました。車に煩わされることなく散策ができるようになったから買い物がゆったりできるようになりました。

 他の商店がも「うちでもやってくれ」ということに成り、広がったそうです。それで中心市街地商店街が蘇りました。「ゆっくり歩いて散策できる商店街」になったがために商店街の売り上げが伸びたのですね。

 参考ブログ記事

  「都市の針治療」を読んで

 「人間都市クリチバ」を読んで

戸田 うまくいった図式のようですね。車にとって少し不便な都市にしたほうがかえって市中心部は繁栄するという実例ですね。
 車にとって便利な都市が繁栄すると考えがちですが、全然違っているということですね。
 車に乗っている人は大いにしろごく1部に過ぎません。車に乗れない人、公共交通機関を利用している人にも配慮した都市づくり、中心市街地づくりをしていけば、おのずと成功のパターンが見えてくるでしょう。結果地方都市でも活性化するということになります。

Shinbori12251_r (道路至上主義がまちを破壊しています。)

西村 クルチバ市の事例やその観点から見ますと高知市には「都市計画は存在していない。」となりますね。あるのは道路整備計画だけですね。
 やたら税金で自動車道路ばかりこしらえた都市は、郊外分散型の効率の悪い都市に成りやがては衰退するのです。

戸田 「車がないと不便な都市が高知市」だと昔から言われましたが、ここにきてよけいにそうなり不便きわまりない都市になりつつありますね。
 郡部はどんどんバス路線が減便されたり廃止されています。高知市内のバス路線も廃止や減便されていますし。自分で車がないと身動きできない都市になってきています。

Basu

西村 世界の都市を観察しましても、都市再生に成功した町はどこも自動車を上手にコントロールしています。市内中心街には車をなるべく入れない。トランジットモールにしています。そのかわり路面電車を無料(アメリカのポートランド市など)にしたりしています。ヨーロッパの都市などそうなっていますね。

 福祉の観点からも交通移動手段は研究すべきです。地方公共交通の最大活用すべきです。交通ろ福祉とのリンクも必要です。
 車万能社会では都市は再生できません。きちんと観点をかえれば高知市の再生は可能です。

Densya

戸田 そうであると思いますね。

西村 高知駅前の再活用は公共交通の面でも重要です。バスターミナルが通勤・通学客にも利便性があり、観光客にもわかりやすい機能をもてるのかが大事なポイントになります。

戸田 バスターミナルは今はないに等しいです。「わ駆りやすく。便利な」バスターミナルでないと意味はないですね。わかりやすくて乗りやすくて、便利なものをつくらないといけないです。

西村 環境問題に配慮するのであれば、高知市では自転車の活用も必要です。高知市の市街家畜であれば自転車で用事をすませることは可能です。市内は坂もなく道は平坦ですので活用は可能です。
 自転車と鉄道、路面電車、バスとのリンクも必要です。

戸田 この部分は全然できていませんね。マイカーとのリンクは意識されていますが。自転車というのはまだまだ意識されていませんし、リンクされていません。

 私は自転車通勤しています。仕事で廻るときにバスや路面電車で廻ろうとしますと自転車を安全に駐輪させるとこがありません。うかつなところへ駐輪しますと違反ですし、盗難の可能性もあります。自転車と公共交通機関のリンクも研究し、実施する課題ですね。

西村 以前番組に出演いただきました野本靖さんは、自分なりに研究してごめん・なはり線と後免町駅乗換えで土佐電鉄との乗り換え時刻表をこしらえました。これですと住んでいる知寄町からごめんまで路面電車で行き、後免町駅でごめん・なはり線に乗り換え夜須へ行くことができます。

 年末の夜須での忘年会はこのルートで往復は可能でした。当時そのことを思い浮かばなくて知りませんでした。ですので知寄町から路面電車ではりまた橋乗換えで高知駅へ。高知駅からごめん・なはり線で夜須へ行きました。

 時刻表でみると1回の乗り換え(ごめん終点ーごめん町駅)ですむので楽なんです。

 参考ブログ記事 

 高知から持続可能な交通を実現する(29) 「ごめん・なはり線と土佐電鉄の連絡時刻表

 

戸田 そうですね。距離的にも高知駅を経由するとロスになっているようですね。私は鉄道や路面電車が好きですから気付いていましたが、そのことに興味がなく知らない人は思いつきませんね。
 乗り継ぎのことも知らないと使えませんし。

西村 戸田さんのように鉄道マニアと言えば失礼かもしれませんが、鉄道に興味のある人なら簡単に発見できるいでしょう。普段のらない市民は気がつきませんし。

 それが出来るのであれば、野市方面、夜須方面であれば、ごめんまで土佐電鉄で行き、ごめん町えきからごめん。なはり線に乗り換えればいいのかというこになれば利用方法がありますね。JR高知駅経由とはまた別の方法ができますね。選択肢ができるからいいですよ。

 それを知らないから、電車ではりまや橋で乗り換え、高知駅まで行き、高知駅初のごめん・なはり線に乗車していましたし。

戸田 ごめん町駅はエレベーター施設もありますから高齢者や車椅子の人も短時間で乗換えが可能です。
 そういうことを知らないから利用者が少ないのですから。情報を事業者側も地方公共団体も広報すべきでしょう。

西村 乗り換え時刻表を周知徹底すればくろしお鉄道も、土佐電鉄も双方に利益が出ます。いきなり「直通運転」は無理でもまずは情報の直通運転からです。
 都会の地下鉄の乗り換えの乗り降りの苦労から言えばなんでもありませんし

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2008年2月 3日 (日)

高知駅前再開発の展望は?  2月8日(金曜)

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、都市問題をテーマにコメントをさせていただきます。高知シティFMの戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。

 この不況の中、多額の公共投資がJR線の連続立体交差、高知駅前再開発、高知市内3箇所での区画整理事業(弥衛門、北本町、潮江)で進行、また高知市は春野町と合併しました。

Yaemon (弥衛門地区)

 その反面、歴史的資源と環境が回復してきた浦戸湾最深部の新堀川を埋め立てて県が道路をこしらえ、高知市は追手前小学校を廃校にし、そこへ商業施設をこしらえるとか言っています。全く的外れな再開発計画なので、高知市の1市民であるけんちゃんがコメントします。

 今回のテーマは「高知駅前再開発の展望は?」です。

10年がかりで工事が行われていましたJR土讃線の連続立体交差事業ですが3月に完成します。完成後は高知市中心部の布師田から入明までは踏切がなくなり、自動車交通がスムーズになるという説明を県側がしています。
 自動車交通さえ便利になれば全てが解決すると高知県庁は思い込んでいます。連続立体交差で利益を得るのは北部環状線沿いにある大型量販店や専門店だけです。愛宕商店街などは通路になりより寂れるのではないでしょうか?

戸田 今でさえ北部環状線沿線は異様な発達と賑わいがあります。車で行かれる人はそこで人とおりの買い物をして戻るという図式が出来ました。そして商店街は来るまで通過するだけの通路になりました。結果シャッターが降りている商店ばかりになりました。

 車で直通できなかったところがスムーズにいけるようになれば、よりその現象が進みますね。

Atago_r (愛宕商店街)

西村 500億円かけた公共投資で北部環状線沿いにある大型量販店や専門店だけが利益がでる連続立体交差と道路をこしらえたのか?そのためなのか?とうがった見方をしてしましますね。

 行政側は「そういうつもりはない」と言い張りますが、結果的にそうなってしまうのは明白ですね。

戸田 駅というか鉄道にとっも良い結果は生みそうにもありませんね。

西村 そうだと思いますね。

 マイナス面ばかり指摘しました。ではプラスの面の検証も必要です。JR高知駅北側の高知市所有地(昔市営住宅がありました)が一部が国の合同庁舎(税務署や法務局、財務局などが入居予定)になり共同ビルが建ちます。

 長距離バスや路線バスのバスターミナルになります。こちらは少しまちづくりの期待があると思います。
 特にバスターミナルのこしらえ方や他の交通機関との接続が大事です。

Kochiemimaebasut (高知駅北側にできるバスターミナル)

戸田 現在高知市内にはバスターミナルは存在しないに等しいです。高知駅にあるのは高速バスの停留場ですし。それも決してわかりやすいとは言えないですね。
 市街地を走る路線バスも高知駅で走れば随分苦労しないと駄目ですね。

 どこへいくのに、どのバスに乗ればいいのか。よく私もはりまや橋付近で県外の観光客に「桂浜へ行くにはどこで、どのバスに乗ればいいのでしょう?」と聞かれることがあります。

 即答できませんし、案内板を見てもちっともわからないのです。わかりやすさ、便利さ。きっぷの買いやすさ。このへんでしょうか。絶対的なポイントに成りますね。そうでねければバスターミナルとは言えないでしょう。

西村  鉄道や路面電車、バスなどの地方の公共交通機関の利用促進策や、プランが高知駅前再開発では見えて来ません。バスもどう乗り換えていいのかわからない。ビジターの観光客なら尚更です。
 桂浜から戻ってきて五台山へ行くのはどう行くのか。どこでわかるのか。インターネットで検索できるようになっているのか。それすら難しいそうなんですね。

 自動車交通の利便性だけで鉄道を高架にしたところで都市は発展しません。
 四国の先行事例では10年以上前から香川県丸亀市や愛媛県今治市があります。鉄道高架になっています。しかし両市とも駅前は寂れています。無残なものです。高知市も現状ではそうなるでしょう。県と市に任せておれば酷い結果は目に見えています。
 丸亀駅前など駅前に日本を代表する現在美術の巨匠の猪熊源一郎美術館があります。しかし駅前商店街は殆ど締まっています。ある時駅前に宿泊したものの開いている飲食店をみつけられず、やむなくコンビニで弁当を購入したこともありますたし。

Kochistb (高知駅ビルは3月に完成します。)

戸田  宇田津のあたりも鉄道高架になっていますが、広大な空き地が広がっています。

西村 瀬戸大橋の完成を見込んで行政側が流通団地の形成をもくろみましたが、企業側は対岸の岡山に流通基地をこしらえ四国からむしろ撤退しました。コンビにも弁当も岡山から来ますね。
 トラックは対岸から。営業マンはマリンラーナーで来て車を四国に置いて四国を巡回するスタイルになりましたし。行政側のもくろみが外れた現実の事例ですね。瀬戸大橋が出来て今年で20年目ですが広大な空き地はそのままなのですね。6車線の道路が虚しい。きちんとそのあたりを押さえて都市づくりと公共投資しないと亡びてしまう実例ですね。

戸田 列車から眺めてなんでだろうと思っていました。

西村 都市再生と地方の公共交通機関とのリンクが都市計画でなされていません。高知市の場合は。ですので自動車の利便性を無批判に行政側(県。高知市)が信仰した結果、歴史の資源の宝庫の新堀川を高知駅前再開発の一部と称して道路にして破壊し埋め立てたりはしない筈ですね。

 歴史を勉強すればあんな無謀なことはできません。またせっかく生コン事件以来浦戸湾の水質が回復してきた野に、巨額の税金で埋めて道路にする。出来ない筈ですね。普通は。完全に県も高知市も狂っているとしか思えません。

Shinborihakai (高知県土木部都市計画課高知駅前周辺整備事務所による道路工事で、新堀川の歴史的資源とビオトープが毎日破壊されています。)

戸田 いわゆる都市の運営と公共交通機関とのリンク。高知市ではまるでできていないような印象があります。
 電車、バス、鉄道を運営しているのは民間会社で難しいところはありますが、行政は確かに補助金を出していますので、有効な活用がのぞまれますね。お金出して終わりのようなところが見受けられますね。中途半端になり車ばかり増えるようになりますね。

西村 異なる観点から言いますと、高知駅前にあったら良い施設としては2000人収容のホールです。交通の接接点(鉄道、路面電車、バス)ですのであれば理想的ですね。全国の県庁所在地で2000人ホールと球技場で夜間照明施設がないのは高知市だけでしょう。恥ずかしいかぎりです。
 交通の結節点である高知駅前。バスでも路面電車でも、JRでも来れる。ここへ集客装置であるコンサートホールがあるのは理想ですね。

Ftosa18 (ロック音楽は集客力があります。)

戸田 公共交通機関で行くのは理想です。実例では高知市はらみにあるベイ。スクウェアというホールがあります。あそこはスタンディングで1000人程度は入れるそうです。

 駐車場がないので、電車で皆行きますね。大物アーティトの時は、土佐電鉄の桟橋線は満杯ですね。これで高知駅にホールができれば南北の核ですから街中もそうなると栄えますね。

西村 高知駅前にまだ敷地に余裕があってスーパー作るだの商業施設だとかわいわいやってはいます。以前は大学と図書館の複合施設の計画もありましたし。わけのわからん構想がありました。それなら2000人ホールが遥かに経済波及効果がありますね。

戸田 そうだと思います。

西村 観光に力を入れるのであれば、そこへ行けば高知の全てがわかる。という案内センターを駅前にこしらえるべきでしょう。

戸田 バスターミナルともからみますね。観光ガイドは必要ですね。

西村 高知駅前はへそですので、県民がわくわくするようなプランで再構築する必要性がありますね。

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2008年1月27日 (日)

高知女子大学を県民大学として再生しよう。  2月1日(金曜)

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、都市問題をテーマにコメントをさせていただきます。高知シティFMの戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。

 この不況の中、多額の公共投資がJR線の連続立体交差、高知駅前再開発、高知市内3箇所での区画整理事業(弥衛門、北本町、潮江)で進行、また高知市は春野町と合併しました。

 その反面、歴史的資源と環境が回復してきた浦戸湾最深部の新堀川を埋め立てて県が道路をこしらえ、高知市は追手前小学校を廃校にし、そこへ商業施設をこしらえるとか言っています。全く的外れな再開発計画なので、高知市の1市民であるけんちゃんがコメントします。

 今回のテーマは「高知女子大学を県民大学として再生しよう。」というものです。
高知県の計画では永国寺校舎は売却し、池地区のキャンパスに統合するようです。

 都市の賑わいを考えるのであれば、高知女子大の移転はナンセンスですね。また学部も生活環境や社会福祉に関する学科があるので、近隣の商業施設や市街地全体が大学キャンパスと考えれば良いのではないかと思いますね。

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戸田 池キャンパスは外側から見たことはありませんが、実に綺麗な建物です。そして広々としています。ですからこそ老朽化した永国寺は売却して、池に統合する。お役所側の考えであると思います。
 永国寺は街のなかにあり、人と人との触れ合いがありますね。池地区は他になんにもない。横には医療センターがありますが。それぐらいですね。交通の便もさしてよくないようですし。バスがそこそこ通る程度でしょうか。はっきり言いまして「用がなければ行かないところ」です。
 そんなところに学校をつくっても箱づめにして勉強するだけのイマージしか浮かびません。学生の勉学にとってもプラスになるとは思えません。設備面では整っているのかもしれないですが。

西村 現状は池キャンパスには社会福祉系の学科の学生がおたれるようです。それに文科系の文学系の学生も統合する計画のように。
 先ほども申し上げましたように、「市街地全体がキャンパス」である」という考え方に立つべきでしょう。社会福祉学科であろうが、生活学科であろうが、街の人たちと実際に触れ合ってみるべきでしょう。

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 商店街でアルバイトしている女子大生のエスコーターズという人達がおられます。ああいう形での市民との触れ合いも大変好感をもたれていますし。女子大生が街へ出てきて市民と交流していく。それがまた勉学に活かしていく。それが街中の大学の良いところでしょうし。市民側もキャンパスを利用して交流をすることも大事です。

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(昨年の「県民マニフェスト大会」は高知女子大学永国寺キャンパス南舎で開催しました。)

戸田 エスコーターズの皆さんが活躍しているのを見て、市民は「女子大があったんだ」と再認識していますよね。こういうことがなくなれば市民に大学が遠い存在になりますね。関係ないよになりますね。
 なんのために税金を使っているのかがわからなくなりますね。

西村 女子大のなかでも移転ー統合反対の声は聞こえますが、学外に広がりません。もっと県民との交流が必要であると思います。昨年末も高知女子大学の田中きよむ先生に、県民がそれぞれの専門分野で講義する「県民大学」をオープンキャンパスにしてやればどうでしょうと提案しました。

戸田 専門分野で活躍されているひとは何も東京にばかりいるわけではありません。その道を極めた人や専門性の高い仕事をされている人はたくさんおられますし。
 そういう地元の人たちと学生や市民がどんどん接点ができ広がれば、良いことばかりです。

西村 わたしに何の講師ができるのかと考えました。仕事柄「錆について」とか「身近な錆を防ぐ塗装について」とかになるでしょう。専門分野の話をわかりやすくするとか。

 西岡謙一さんであれば炭についてのお話であるとか。どんな市民でも専門分野得意分野があるもんです。それを市民がプレゼンテーションをして学生さんと一緒に交流していくこと。
 そういう活動で高知女子大学が高知市中心部にある存在価値が出てくるとも思います。教職員も刺激を受けると思いますね。

戸田 東京からメジャーな先生を呼ぶよりも効果がありますし。

西村 高知市の中心市街地の再生へも高知女子大学が積極的に関与し、生活関連や、社会福祉の分野で提案はできると思います。地域や社会との係わり合いを大学側が常時持つことは、学生も教職員もよい刺激を受けるので、大変良いと思いますね。

戸田  そうですね。大学はただ教室だけで勉強するだけではありません。生活に役立ってこそ存在価値があるものですし。そう言う意味ではやってはいるのでしょうが、弱いように思われます。

西村 夜間学部の高知短大は、高知女子大学の校舎を夜間に活用して社会人が勉学しています。そういうつながりをもっと大事にすべきであると思いました。
 社会人と大学との関係が大事でしょう。県は廃校にするとか言っていますが、もっと大事にすべきでしょう。

戸田 廃校はもったいない。社会人になっても多くの知識を学びたい。勉学したい人はたくさんいます。学業の機会に恵まれない人はたくさんおられるのですから、みすみす廃校はもったいない話です。

西村 池校舎は孤立していますね。そもそも高知県の都市計画は滅茶苦茶です。1200億円かけてこしらえた高知新港の背後地はビニールハウス。
 港の有効な活用を構想すればコンテナヤードが狭すぎます。広大な敷地が必要ですが、高知新港にはありません。
 船からクレーンでコンテナを陸に下ろします。それをストックして集配する。ストックヤードが必要でしょう。広大な敷地がそれには必要です。全く狭いです。

 高知新港から北へトンネルを抜けたところは本来は流通基地にすべきなのに、そこへ高知女子大と医療センターをこしらえています。そこから完全な間違いです。
 港の活用をはなからやる気がない証拠です。離れたところに南国市に流通団地が点在していまして全く高知新港とリンクしていません。めちゃくちゃですね。

Icentar_r (高知医療センター)

戸田 市民生活でも高知新港は接点がありませんね。用事もないし、ファリーが到着するわけでもないし。なんの役に立っているのか不明ですね。

西村 ですので最初から高知新港の活用は失敗です。一時期FAZとか言うていましたが、FTZ(フリーゾーン)ではないため成果を上げることはありませんでしたね。
 県の都市計画の失敗の穴埋めのために高知医療センターと高知女子大学が池に来ているようにも思いますね。間違った都市計画の延長上に高知女子大学は池へ移転すべきではありません。

 高知女子大学も努力をし、どんどん公開講座を開設して県民と交流することが大事です。つまり「高知県立高知女子大学」から「高知県民高知女子大学」に変心することが高知女子大学には必要なことです。

戸田 現役の学生だけで運営するという発想だけではだめだということですね。税金が使われていますので、より開かれていくのは当然ですね。

西村 高知市の都市再生、都市再開発のアイデアを高知女子大学のオープンキャンパスでどんどん提案していく。公開講座になる。
 今ある公開講座を充実し、県民との交流を深め、大学側もどんどん外へ出て行って交流を深めることが永国寺キャンパスの保全につながると思います。高知にとっても良いことだからです。

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2008年1月20日 (日)

高知市政のありかたとは 1月25日(金)

Shiyakusho1 (高知市役所本庁舎)

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、昨年あいついで行われました、国政選挙である統一地方選挙、参議院選挙、高知県知事、高知市長選挙の結果、国と地方のあり方が変化しました。高知シティFMの戸田さんとトークします。

 今回のテーマは「高知市政のありかたとは」です。

 高知市長選挙は最低の投票率。しかし現職の岡崎誠也さんは、自民・民主・公明・社民の政党と連合、自治労、部落解放同盟の支持を得て全得票の75%を獲得し再選されました。しかし高知市政をめぐる問題は山積みです。

 中心市街地の再生策ですが、景気が冷え込んでいますので、大型商業施設が誘致され市内中心部に進出するとは想定できません。また実現してもそこへ入居する県内商業者は殆どいないのではないでしょうか?

Citykouhosya

(関心が低かった2007年の高知市長選挙)

戸田 そうですね。大きな商業施設ができたとしましても、入居するテナントはすべて県外資本となるでしょうね。目に見えるようですね。
 地元の業者は新しい店舗を開くとか、進出するとかはとてもできない状態ですね。
なおかつ今の店舗を維持するのも大変な状況なのですね。わざわざ今お金をかけてそうした商業店舗をこしらえる必要性がどこにあるのでしょうか?高知が潤うこととは思えませんね。

西村 中心市街地再開発を言うのに、居住者を削減する政策を何故一生懸命にするのか岡崎市長の政策はわかりませんね。具体的には追手前小学校の廃校と新堀小学校との統合がそれです。

 「子供の歓声」こそがまちの賑わいであることがわからないのでしょうか。子供達こそ、まちの元気の源なのです。こどもがいる家族。つもり住民ですね。住民を増加する政策不在の再開発計画は不毛ですし、実現不可能です。

Ootemae2_r (廃校になる追手前小学校)

戸田 子供がいなければ、その地域は高齢化が進行し、将来的には衰退しますよね。先行きの不安を感じるのは当然であると思いますね。それをみすみす小学校を廃校にし、統合するというのはどうでしょうか?ろくな結果にはならないでしょう。

西村 過疎高齢化というのは中山間部の状況ばかりではありません。高知市のど真ん中。中心部の中心街が過疎高齢化が進行しています。
 実は小学校というのが、小学校校区が「一番小さな行政区」といわれています。想定人口が5000人。5000人に1つ小学校がある理屈になっていたはずです。

 そこの人口の核である追手前小学校をなくしてしまうことは、街の核を失うことにもなります。そんな生活の臭いのしない街が魅力的なまちといえるのかと思います。
 ひじょうにわかりにくい政策であると思いますね。

戸田 結局「人が住まないまち」になればなんにもなりません。山間部では「若者離れ」なんて言われています。まさしく中心街で「若者離れを推進する」話しになっていましておかしな話であるとは思いますね。

西村 もう1つの大きな問題。来る南海地震の被害予想では、市内中心部の旧高知街地区、下知、潮江、高須、大津地区は水没し、甚大な被害が出ると想定されています。 しかし弥衛門、北本町、潮江での大規模な区画整理事業と、電柱地中化工事の進展などをしています。これらすべて水没する地域ではありますね。
 防災対策は遅々として進まず、連携も十分に取れていません。

 田んぼや荒れ地をどんどん市街化しています。防災対策は2に次になっていますね。

Syouwanankaizishin (昭和21年の南海地震)

戸田 中心部にかぎりません。わたしの地元である瀬戸、横浜、長浜地域も、防災対策は実に取り組みが遅れています。
 私が住んでいる瀬戸のあたりは昔は湿地帯でした。大地震がくればまず大きな被害が想定される地域です。津波でも浸水が予想される地域です。

 それなのに対策ができているのか、市のほうが何かしているのかといえば、あまり知りません。高知市全体で防災対策をしませんといつくるのかわかりませんし。ここは市民の安全を守るためにも高知市はしっかりしてほしいです。

西村 高知シティFMでも番組をもたれている西やんの協力を得まして、私の町内も2年前に自主防災会をこしらえました。「予算がない」ということでなかなか防災対策は進行していません。

戸田 結局は「先立つものがない」と対策はとれないのです。

西村 地方都市の地価がどんどん右肩下がりで下がっている時に、土地区画整理事業をするのもおかしな話です。整備したところも土地が下がってますから売れないのですね。また莫大な借金のつけが市民に廻ってきますね。なにをしているのかとしか思えませんね。

戸田 そうですね。

西村 高知の観光をしきりに言われていますが、酒文化だけでは弱いでしょう。3月に「出会い博」なんていうのもあるようですが。インパクトは強くはありませんね。
 商工や観光の関係者はがんばっているようですが弱いですね。

戸田 これがあるからどうだということはありませんね。県外からわざわざ来るところまでは苦しいですね。

Yosakoi0_r
西村 高知といえば 「漫画」と「よさこい」ですが。今までの手法や広報では通俗すぎて特色が出ていませんし。徹底的にこだわりがないといけないでしょうし。
 高知の「路面電車」にもこだってほしい。希少な存在ですし。

戸田  そうですよ。全国で路面電車は数少ないですし。日本でも数少ない歴史を持っていますし。これを有効活用しない手はないとは思いますが・・。
 それを頑張っているのが経営に苦しい企業がやっているのですから。なんか策があればその企業も潤いますし、高知市全体も潤うとは思います。

西村 路面電車はたしかなことは忘れましたが日本全国で26くいらいの都市でしか走行していませんし。ひじょうに価値があります。
 あとよさこいの原点。漫画。それをうまく組み合わせた形で高知から文化の発信ができないものだろうか。そう思いますね。大きな高知の課題です。

Shinbori12251_r (破壊が進む新堀川)

  中心市街地の活性化というのであれば、「ウォーターフロント」の再開発と活用ですね。「ウォーターフロント」というのは水際のことを言いますね。川や海のちかく。それが都市中心部に隣接していることが肝要なのです。
 高知市の中心街の「ウォーターフロント」といえば新堀川ですね。

 ところが道路工事で新堀川を埋めてしまう。という馬鹿げたことをしていますね。
高知県庁が。高知市は反対すべきなんですね。
 新堀川の道路工事はひたすらもったいない。土佐堀を埋めてバス駐車場になるのであれば、新堀川を道路にせず観光スポットに活用すべきでした。じつに残念です。

 また土佐堀は掘り返し、はりまや橋まで掘り返して、川を復活させるべきです。それぐらいのことをしないと観光客は来ないと思いますね。

Tosabashi_r

戸田 せっかく新堀川という資源があるのにm観光資源になりそうなものがあるのに、何か他の都市と同じような形で蓋をして壊して、埋め立ててしまいますね。
 なんとか車の道路をこしらえる。他所と同じであればしかたがないですね。新堀川の資源を活用するのであればどうなのかと思いますね。

西村 3月に春野町と合併になります。仁淀川河口地区や農村地区も取り込むことになります。しかし今でも高知市では明確な都市像が見えません。高知市の都市計画のありかたが問われますね。
 それがないからわけのわからない中心市街地の再開発なんかが出てくるのですね。
街路整備と土地区画整理事業ばかりになるのですね。
税金が無駄につかわれていますね。

戸田 春野と合併して良くなるのかどうか見えませんね。

西村 高知県経済の5割近く高知市が占有します。高知市がこければ高知県全体がこけます。私たち市民は高知市のありかたを監視していく必要性があると思いますね。

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