2008年11月24日 (月)

今一度憲法と自衛隊を考える

 懸賞論文でゆがんだ歴史認識を披露し、今なお自説の正しさを声高に主張する田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長。田母神氏はその直前の4月、自衛隊のイラク派遣を一部違憲とした名古屋高裁判決に「そんなの関係ねえ」と言い放った人でしたね。

 こういう人物が自衛隊制服組のトップにいたということは恐ろしい。政治家がしっかりしないといけない。世界大戦の敗北から自衛隊が誕生した歴史を良く学んでいただきたい。

 作家城山三郎氏は「自衛隊は人を助ける組織。人殺しの組織ではない。」と自衛隊にエールを送っていました。人命救助や災害復旧時の頼もしい活躍こそ、国民が自衛隊に払っている敬意なのです。

 石破茂元防衛相や中谷元・元防衛相などが「まともに」見えるぐらいですので、田母神氏の「異常さ」が際立っています。

 またいわゆる従来の「護憲派」と言われた人たちも考えかたを改めていただきたい。ただただ「憲法9条」を盾にして、「自衛隊は憲法違反だ!」とヒステリックに叫んでいるのはいかがなものか。

 「軽軍備」で戦後日本は経済発展しました。それは米軍の駐留を恒久的に認める日米安保条約の存在があり、沖縄の巨大な米軍基地の存在を抜きに戦後日本は考えられません。そのなかでの自衛隊の存在です。

 田母神氏の発言は日米安保体制を揺るがす発言でもあります。米軍当局が彼の発言を許すとは思えませんし。不十分とは言え「戦後処理」をしてきた日本の戦後史の全否定になるからです。

 「自虐史観」の反対は「自慢史観」でしょうか。
 懸賞論文に応募した自衛官全員に「戦後日本の歴史」の再教育。日本国憲法と自衛隊の意義の再教育が必要。それは政治の力できちんとやるべきでしょう。

Zieitaisaigaisien

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2007年11月25日 (日)

憲法は何故守る必要があるのか

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」のゲストは、四万十市から来て頂きましたブロガーの土佐高知さんです。「土佐高知の雑記帳」というブログを3年ほど前から作成されておられます。私はそのブログを毎日拝見しています。今回のテーマは「憲法は何故守る必要があるのか」です。土佐高知さんと対談します。

 土佐高知さんは様々な社会運動を体験されていると思います、そのなかで「憲法を守らなくてはいけない」と思うようになられた出来事にはどういうことがあったのでしょうか?

O1_r 土佐 憲法を守るというか今の憲法が出来た歴史的な流れを言いますと、自由民権運動を含めまして、高知県を含めましてつくられた流れのなかで、戦後憲法研究会を通じて今の憲法につながっています。

 そういう面で言いますと、他所から「押し付けられた」憲法ではなくて、日本人が自分達の運動のなかで作り上げてきたものがあるし、あの戦争によって悲惨なめに遭った反省からつくられたのが今の憲法であると思います。

 そういう意味で今の憲法を守ることは私たちの義務であり責任でもあります。

Kenpou1koufusiki1_3 (60年前の憲法公布式典。皇族も来られお祝いしています。)

西村  最近の「新自由主義」の横行による格差社会では、生活の破壊が実際に起こっています。日本国憲法第25条の精神、「最低で文化的生活の保持」を国に保障させないといけないと思いますが、そのあたりの考え方はいかがでしょうか?

土佐 まず新自由主義というのは、なんでもかんでも「コスト」で考えていきますね。けれども私はそれは違う。それではうまくいかないと思います。それでははかれないものがいくつかあると思います。
 例えば高知県の主要産業である第一次産業に関係しています。たとえば食料の問題。林業の問題。漁業の問題であるとか。
 まず食料の問題から言えばまずコストが高い低いではなく「国の安全保障上の問題」で国民をきっちり守れるかどうかの問題ではないのでしょうか。

 ところが新自由主義的な考え方でいけば、コストが高いということになりまして、今でさえ日本の食糧自給率は40%程度なのに、それを更に下げようとしています。とんでもないことです。新自由主義そのものには私は反対です。そのところはあらためないといけないと思います。

 そしてやはり社会というものは、お金を儲けている人は多く負担し、お金を儲けていないところに(供与する)流れをつくっていく。強いものは弱いものを助ける。それが社会であると思います。

 それを根本から崩していったのが新自由主義の考え方であると思います。これは憲法とは相容れない考え方であると思います。小泉さん以降つくられたこういう流れを断ち切りたいと思っています。

Wp1m
西村  安倍晋三前首相は国民投票法案を国会で強行採決しました。理屈上は3年以内に国民投票で憲法改正は可能になりました。国民投票に持ち込まれた時、憲法を守ることは出来ると思われますか?

土佐 ケースはいろいろあると思いますね。憲法を変えようと言う流れの中で、いろんな思惑があると思います。一つの改正法案を出してくるかどうかということもあります。
 憲法を変えるという一点で言えば「ここが不備であるからここを変えようとか」いう流れもあると思います。

 どういう条文で変えてくるという戦いになれば、十分に阻止できると思います。憲法9条の問題。先ほどの憲法25条の問題。日本国憲法は世界でも優れた法制でありますから、ここはきっちり守るという運動ということが、日本民族の過去の歴史、戦いのなかでつくられたものが(憲法には)強くあると思います。わたしは戦い方で十分阻止が出来ると思います。

西村 日本国憲法をよく知らない、関心のない市民が多いと思います。その反面安倍内閣時代には得体の知れない「有識者会議」なるものが「集団的自衛権の行使に躊躇するな」「アメリカへ向かうとわかる弾道ミサイル撃ち落すことは可能だ」とかの意見を言っておりました。大変危険な発言であると思いますが、そう思われますか?

土佐 これは大変危険なお話です。そもそも憲法9条のもとで、「日本は戦力はもたない」と言っているのに、戦力を持っていますから、自衛隊という戦力を持っているからこういう形になるのだと思います。

 仮に自衛隊が現状の中で必要とされていることで肯定するにしても。集団的自衛権の行使は、
つまりアメリカへ行くミサイルを日本が撃ち落せば、自動的にミサイルを撃った国との交戦状態になります。ひじょうに危険で憲法そのものを否定する考え方であると思います。

 こういうことに道を開いていけば、次から次へと憲法9条がなし崩しになっていきます。そういう流れが生まれると思います。ここはなんとしても阻止しなければならないし、やめさせなければならないと思います。

 わたしは先の戦争の歴史や経過を振り返ってみました。最初はなんでもないことと思われていた満州事変。それ以前のいろんな出来事が次々とドミノのようになって、最後は太平洋戦争になり敗戦となりました。

 そういう危険な流れがある時は、早期にその芽を摘み取っておくことが日本国民の義務であると思います。

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西村  いつも思うのですが、改憲勢力は一致団結しているようですが、護憲勢力はいつも分裂しているように思われます。なぜ統一して護憲で動けないのでしょうか?

土佐  ここもけんちゃんとは認識が異なります。改憲勢力が一致団結しているとは僕は思いません。中でも9条の問題をどう変えるのかで温度差があるようです。天皇の問題についても同じです。

 ただ大きく言って「憲法は古臭くなった」という一般的な宣伝のなかで、国民世論が「それほど古くて時代に合わない様なら変えたらどうか。」という世論もつくられているようです。
 護憲勢力の側は少なくても「憲法9条を守る」という点では一致しているように思います。

 ただやり方の問題で、いくつかの政党、党派がイニシアチブをとるとらんで分裂になるのですから。私は政治家は政治家のやりかた。市民運動は市民運動のやりかたで。行こうと。
 それをなにかひとつにまとめようとしますと、なかなか意見の一致が見られない。

 ですのでわたしはすこし古いかもしれませんが「別個に進んで、同時に撃て」ということが大事ではないのかなと思います。

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西村  タレントの太田光と宗教学者中沢新一との共著「日本国憲法を世界遺産に」と本を読んだことがありますか?そのなかで憲法9条は矛盾だらけだけれども、守るだけの価値はある。著者達は言っています。そのあたりはどう思われますか?

土佐 わたしは残念ながらその本は読んでいません。9条は本当に大事であると思います。
さきほど戦前のことを研究していると言いましたが、旧姓の高知高校(現高知大学)で、戦犯でチャンギー(シンガポール)で処刑された木村功さんという人がいます。彼が遺書を残しています。「きけわだつみの唱」のなかに掲載されています。

 かれが戦前の日本の体制のことを本当に深く反省をして、「日本は戦前はなんでも力で解決しようとした。歴史が長いだけでは駄目なんだ。軍人が闊歩するそういう社会をこしらえた日本国民にも責任がある。」遺書のなかに書かれていました。

 わたしはこの本を読んで大変感動しました。戦犯で処刑される身でありながら、将来の日本について、思いを出し、自分がその一員であった戦前の日本の体制に深い反省をしていました。
 そういうものを書いて若者がいたことに強い共感を感じました。こういう人達が今の憲法9条の流れをつくったと思います。特攻隊の人たちもそうです。彼らは黙して語りませんけれども、彼らは特攻に行きたくて行ったのではない。

 そういうことを考えた時に、憲法9条は日本民族全体がつくった宝であると思います。それをどうしても守らないといけないと思います。それが戦争で亡くなった日本民族300万人。アジアの2000万人を超える人達の想いをわたしたちは引き継いでいかないといけないと思います。強く感じます。

Nihonoaozora1

西村  今年が日本国憲法公布60年になります。映画「日本の青空」は鑑賞されましたでしょうか?映画を見ると日本国憲法の大半は鈴木安蔵を中心する憲法問題研究会であり、そのエキスに土佐の自由民権運動や植木枝盛の憲法案などがあることがわかりました。
 決して占領軍の押し付けではないと思います。押し付け憲法が制定60年も継続できる筈はないとは思います。

土佐 残念ながら時間がなくてこの映画見ることができませんでした。NHKスペシャルで@焼け跡からの生まれた憲法草案」という番組は見ました。ほぼ映画とテーマは同じであると思います。

 さきほどの話と継続いたしますが、憲法が戦後60年も続いてきたのは、その長い自由民権運動からの歴史があります。そしてあの悲惨な戦争を起こした反省からつくられた憲法です。そういう点から言えば息の長い日本国憲法になっていると思います。

 これはまさに我々は(日本国憲法の精神が)世界に実施されていないことが問題であって、「古臭くなった」ということではありません。
 この憲法を実現していく政府を国民としてつくらなくてはなりません。世界にも素晴らしい日本国憲法を伝えていきたい。そう強く想っています。

Kenpou9zixyou

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2007年10月26日 (金)

文民統制は幻か?

 自衛隊の海上給油活動に関して、自衛隊幹部が誤まった数字を政府・閣僚に報告せず、自分達の判断でうやむやにしていた事実が発覚したようです。

 取り違え給油量を、海幕課長は報告せず

 これはとんでもない話。この自衛隊幹部を国会で証人喚問すべきでしょう。防衛省は接待漬けの前事務次官がいたり腐敗しているのではないでしょうか。こんなことで国を守れるのでしょうか?心配ですね。

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2007年10月17日 (水)

給油活動に反対するのはテロリスト?

 Nakatani003m 中谷元(元防衛庁長官)が、テレビ番組で「自衛隊のインド洋の給油活動に反対する人たちはテロリストだ」と発言され話題になっています。
 国際的に評価の高いインド洋の海上自衛隊の海上給油活動に反対している民主党を批判したものだとのことです。

 「給油活動反対はテロリスト」 自民・中谷氏、民主を批判

 テロリストと名指しされた民主党関係者は怒っているようです。当然でしょう。世論調査をしましても、海上給与活動でも賛成・反対が常に拮抗しているようですし。反対する人がすべてテロリストである決め付け方はどうだろうか?

 給油活動が与党の言うように効果があるのか?給油された石油はそう活用されているのか?その検証は多額の税金を費やしてしていることなので必要です。情報公開は当然です。必要ならすればいいでしょうし。
 オープンな場での議論でけりをつけていただきたいものです。

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2007年9月27日 (木)

強固なる「戦後レジーム」

 結局安倍晋三首相は勢いよく「戦後レジームの解体」を叫んで、強行採決の繰り返して民主主義を無視し解決を図ろうとしましたが、厚い壁に跳ね返されぼろぼろになり突然辞任しました。無残な末路でありました。

 1昨日BS-Iで「小説吉田学校」(1983年 東宝 森繁久弥主演)を見ました。ワンマン宰相吉田茂氏の姿を克明に再現Yoshidashonmm しています。直前に「吉田茂とその時代」を読んでいましたので時代背景をよく理解できました。

 映画では吉田茂氏の弟子が池田勇人氏と佐藤栄作氏。若い衆に田中角栄氏、宮沢喜一氏。対立勢力に鳩山一郎氏と河野一郎氏と三木武吉氏、石橋湛山氏。
  ちょい役で安倍晋太郎氏,竹下登氏、中曽根康博氏、渡辺氏、福田赳夫氏などが現れます。今の時代にも彼らの2世、3世も現れています。

 戦後の混乱期に本来なら鳩山一郎氏が担う総理総裁をする予定が戦犯追放。代役で吉田茂氏が登板。GHQとぎくしゃくするもマッカーサーとのトップ会談で意気投合。最大の政治課題である講和条約締結をやりとげた人物。

 アメリカの言いなりにならず、のらりくらりと、時に「憲法9条」も活用しながら軽軍備、経済発展第1の基礎をこしらえました。弟子の池田ー佐藤で高度成長経済に乗り、日本を先進国に引き上げた功労は大です。

 対米従属ー再軍備の勢力とは徹底的に対立、無力化した功績は実に大きな存在。対米従属勢力の末裔の安倍晋三氏は見事に跳ね返され砕け散りました。

 今一度吉田茂の業績の功罪を点検する必要はありますね。

サンフランシスコ講和条約に調印する吉田茂首相。

Skowazixyooyaku

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2007年8月22日 (水)

憲法9条をどう思う

 NHKの番組で8月15日に[憲法9条」に関する討論会が行われました。改憲派、護憲派がスタジオで論争。比較的に冷静な議論であったと思う。しかし議論はなかなか煮詰まれない。

 この討論会意見が対極にあるので、なかなかまとまらないのが普通。

 だいたい戦時状態にならないようにするために政府や外交があるわけですね。戦前の日本帝国は資源の確保、自衛と称して中国大陸へ進出し、侵略戦争を展開していましたし。

 戦後の日本は自衛隊が軍備を持っているとはいえ、専守防衛が大前提。米軍との共同歩調イが問われるでしょうし。

 議論のなかで一致したのは改憲も護憲も現在の安倍内閣の下での憲法改正は「あまりに対米従属的であるので反対」ということでした。その意見が出ただけでも今回のNHKの番組作りは成功したと言えますね。

Kenpou9zixyou

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2007年8月 8日 (水)

共産党や社民党が護憲では無理がある

 日本国憲法の精神と、中央主権的な社会主義政党である共産党や社民党が「日本国憲法を守れ」「9条は生命線だ!」と叫んでいるのを見るとどうかと思う。
 それは共産党や社民党の「先駆者」であり「教祖」であるロシアの革命家レーニンがゲンダイにいたら、日本国憲法をどう思うかでありますね。

Reininr

「アメリカ占領軍の意向でつくられた憲法である。」

「条項がブルジョア的である。党の政策に好ましくはない。」と言った筈であると思う。

 党組織運営自体が「民主集中制」というレーニンが考案した異論や分派を認めない独裁主義。それをなぜ放棄しないのだろうか。世界で放棄していないのは北朝鮮労働党、ベトナム共産党、中国共産党、ポルトガル共産党と日本共産党だけです。

 それで旧社会党左派や新左翼の党派も同様にレーニン亜流ですので独裁主義的です。

 各種の「9条の会」が共産党や社民党の影響下にいくつか出来てはいますが、構成メンバーの「上位下達」的なものの言いかたや発想が気になりますね。

 市民は馬鹿ではありません。「命令口調が目に付くそうした護憲運動」は広まらないのです。それは日本国憲法と独裁政党とは矛盾し、「水と油」であるからなのです。

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2007年7月 7日 (土)

必見映画「日本の青空」

 Nihonoaozora1_2  映画「日本の青空」を見ました。高知市では今日明日と自由民権会館で上映されています。必ず見てください。世界観が変わります。

 以前NHKテレビで「ETV特集 焼け跡から生まれた憲法草案」という番組を見ていました。現在の安倍首相や自民党の一部が「日本国憲法は占領軍の押し付け憲法。今こそ日本人による自主憲法制定を」「中国や北朝鮮の軍事的脅威に対抗するには憲法改正し、自衛の為の軍隊を行使しなければならない。」などと言われています。以前わたしもブログに書きました

 そのキャンペーンは殆どウソであることが映画を見て思いました。
 ある雑誌の契約社員である主人公が、編集長から「憲法特集をやろう」と号令をかけられたところから始まります今の。ほとんどの日本人は憲法問題に関心がなく、なんとなく「憲法改正もいいかも」と言う意識。

 「憲法を掘り下げよ」との編集長の言葉が耳につき、帰宅して母親にその話をすると、偶然にも主人公の祖母が小学校教諭時代に、日本国憲法草案を起草した鈴木安蔵の子供さんを教えていたという話から展開していきます。

 鈴木安蔵の娘さんの話や、所蔵していた日誌から、人柄や人生が映画で描かれています。京都大学生時代に治安維持法違反第1号で検挙され、大学は退学、3年の実刑をくらいました。同士であった女性と結婚し3人の子供を得たものの、職にはありつけず、親類からの仕送りで細々と肩身の狭い生活をしていました。

 鈴木安蔵は、社会思想には見切りをつけ、憲法の研究を戦前、戦中を通じてしていました。ベースとなっていたのは、自由民権運動運動時代の植木枝盛の憲法草案や、全国各地の憲法草案でした。それはイギリスやフランスの人権思想に大きな影響を受けたものでした。

 敗戦後の日本の民主化が大きなテーマでした。国民主権で人権に配慮した憲法でなければならない。男女平等で、だれもが人間らしい生活ができる社会でなければならない。ポツダム宣言の履行がないよりも急がれていました。

 当時の日本政府の関心ごとは国民ではなく、天皇制の保持だけでした。占領軍の多くの国は天皇の戦争責任を追及し、処刑せよとの意見でした。アメリカは日本の国民感情からみて、厳罰と共和制への移行は今は無理であると判断していました。

 当時の日本政府に新憲法を起草するように依頼したものの、出てくる素案は大日本帝国憲法との違いはない天皇主権の憲法でした。これでは極東委員会は説得できない。GHQは民間から提出された憲法草案のなかで鈴木安蔵がまとめた案に注目しました。

 結果殆ど鈴木木草案を採用し、法律知識のある米軍将校で日本国憲法が起草されました。今話題の憲法第9条ですが、映画では鈴木安蔵は軍隊の項目は白紙にしていました。当時の芦原首相が「戦争放棄。軍備の放棄とします。」とマッカーサー司令官に言われたことがそのまま採用されたということです。

Kenpou9zixyou_6

 つまり殆どの日本国憲法の草案も、憲法第9条も日本人が考え、こしらえたものでした。
 映画としても優れています。2時間見入ってしまいました。
 小中学生には「総見」と言いまして、全員で授業の変わりに映画を見る研修があるそうです。すべての小中学校で見るべきでしょう。高校生、大学生、社会人全員が見るべき映画であると私は思いました。

 また映画が高知市の自由民権会館で上映されているのも縁です。ルーツの1つが土佐の自由民権運動でしたから。明日、明後日は自由民権会館で「日本の青空」をみんなで鑑賞してください。

Eigapannfu

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2007年5月 6日 (日)

今日「焼け跡からの日本国憲法」は必見

 今日は午後10時NHKの教育テレビでETV特集選「焼け跡から生まれた憲法草案」がようやく再放送されることになりました。必見番組です。憲法問題に関心のある人は必ず見ましょう。見れない場合は必ず録画をしましょう。

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 敗戦後7人の日本人が議論の末に生み出した憲法草案です。決して改憲派が言うように「GHQからの押し付け憲法」ではありません。日本人の民間人が軍国主義の体制下に弾圧されながらも研究し、構想していたからこそ、きちんとした日本国憲法の原案に採用されたのです。

 憲法改正が話題になっていますが、お勧め番組です。改憲派や党派的な護憲派の薄っぺらな議論を吹っ飛ばす内容です。

 私の前回放送分の感想です。

 焼き跡から生まれた日本国憲法

 ぜひ見てください。

Nihonoaozora1_1

 また 5月13日に高知市自由民権記念会で上映されます映画「日本の青空」です。

(日時) 5月13日(日曜) 午前9時40分から11時43分

(場所) 高知市自由民権記念館(民権ホール)

(鑑賞費)1000円

 憲法改正運動の「まやかし」にいちはやく気がつくことです。

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2007年5月 5日 (土)

アメリカの意向で憲法を改正などしてはならない

 「テロとの戦争」をするために際限もなくアメリカ軍は世界的に再編成されています。かつての枢軸国や共産国という国を相手にした戦争準備ではありません。どこにいるのか不明なテロリストを相手の戦争ですから終わることはない戦争です。

Nihonoaozora1  アメリカは経済のグローバル化を全世界に推し進め、格差をより拡大しています。とくにアラブ社会で貧困が拡大しています。仕事もなく、格差が拡大する一方の社会ともなれば、テロはおさまるはずはありません。

 最新軍備の軍事力を行使したところで、テロは撲滅できません。格差社会をなくせばテロはなくなります。日本もアメリカの軍事行動に無条件に追随しようとしています。とてもおかしなことです。

 アメリカの意向で憲法を改正するのは愚かであり、「売国奴」的な行動です。安倍内閣を1日もはやく退陣させませんと日本社会は駄目になります。日本のよさはなくなります。

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2007年5月 4日 (金)

自民党の憲法改正案について

Kenpoukoufusiki
 60年前の1947年に日本国憲法は公布されました。
それから60年間日本は戦争をしていません。それまでの50年間は
戦争をし続けた国でした。結果国土は焦土。多数の国民が犠牲になりました。

 国会で「国民投票法案」が強行採決され、憲法改正が現実味を
帯びました。どのような箇所をどのように改正するのか?
 「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代に県会議員の中西哲さんに
出演いただき、自民党の憲法改正草案について解説いただきました。丁寧にわかりやすく解説いただきました。


自民党の新憲法草案について(その1)

自民党の新憲法改正草案について  その2

国民の権利及び義務について

Kenpou9zixyou_4  大日本帝国憲法を復活させるのではなく、あくまでベースは現在の日本国憲法。そのなかの憲法9条第2項の改正が自民党案の主たる目的でしょう。
 中曽根康弘氏らはこの自民党草案には賛成していないようです。アメリカの意向が強すぎますし。

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2007年5月 3日 (木)

国民投票法案で憲法改正にNO!と意思表示しよう

 様々な地域の利害がからむ小選挙区事情。地域代表となると労組や宗教組織や政党の職員からの代表ではなく、国民政党であり自民党の候補者を選んでしまうのは当然。人材不足の野党に責任がありますね。

 国会の構成員が地域代表で、唯一の国民投票の自民党が多数を占めるのは、対抗する野党が特定勢力の代弁者でしかない組織政党ですのでいたしかなたいとは思います。

Abe22_8  ただ安倍内閣は自民党を国民政党から「原理主義政党」「復古主義政党」につくりかえようとしています。自民党らしい「おおらかさ」「いい加減さ」が消えました。実に危険な政治状況といえます。

 仮に憲法改正をテーマの国民投票になれば、国民は憲法改正にNO!と意思表明すれば良いと思います。東洋町のみなさんが、東洋町長選挙で90%近くの投票率を記録し、70%を超える皆さんが町内への高レベル放射性廃棄物最終処分場を拒否しました。結果的に「住民投票」になりました。
Kannouraja01 (東洋町選挙は民主主義の象徴)

  国民投票も同じことですね。高い投票率、高い改正反対意見を投票に反映することにしましょう。国民投票で憲法改正が否決されたら政権は崩壊するでしょう。

 それこそ「新生日本の誕生」となるでしょう。そうなれば日本も面白い!

Kokumintouhyou1 (国民投票のしくみ)

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2007年3月14日 (水)

日本国憲法をないがしろにするな

 「憲法9条は絶対に守らなくてはならない!」と言っている人たちとは何故か共感できませんね。政治党派の選挙目当ての運動であるからです。広がりもないし、結局日本国憲法をないがしろにしています。

 憲法9条だけではありません。生活の権利や人権に対する配慮もあります。軍国主義の日本で、まさに焼け跡からきちんとした憲法を提案したもんであると思いますね。

 安倍晋三らが「押し付け憲法」などと言われていますが、それも歴史的に見ると間違い。鈴木安蔵らの民間憲法研究グループが作成した憲法草案があればこそ、GHQは短時間で日本国憲法案を当時の日本政府に突きつけることができました。

Kenpou1koufusiki1_1

 あまりに当時の官製の憲法草案が粗雑で、帝国憲法と代わり映えがしなくてクレームがついたのでしょう。日本人がこしらえた日本国憲法ですから60年間守られてきたし、何の不都合もありませんでした。

 今憲法を必死で変えようとする人たちは、日本を格差社会にし、アメリカの手先になって世界中で戦争をして金儲けをしようという人達ばかりです。損人たちやその人達の子供は絶対に戦地へ行かないし、金儲けだけできるのです。

 憲法をないがしろにする人達に国の運命をまかせるわけにはいけません。

 教育制度を破壊して、出来ない子供を兵士に育て、戦地へ向かわせる。日本国憲法の理念をないがしろにする内閣が支持されるという日本国の異常さに国民ははやく気がつくべきでしょう。

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2007年2月12日 (月)

日本人がこしらえた日本国憲法

 2月10日放送のNHK・ETV特集「焼き跡から生まれた日本国憲法」は素晴らしい番組構成でした。なにかと不祥事で批判されているNHKですが、きちんとした番組を作成する能力は極めて高いですね。

NHK・ETV特集2月10日放送

 従来は日本国憲法はGHQが日本政府の憲法草案を一蹴し、短期間で作成し、日本に結果的に「押し付けた」占領軍憲法である。よって日本民族の自主憲法を制定しないと国際社会に通用意しない、時代に適合していないと安倍首相を筆頭に改憲勢力は言われている。

Kenpou1koufusiki1 (皇族も参加し全国民が祝賀した日本国憲法公布式典。1947年)

 番組を見ますとなるほど「結果的に」そういう一面も当時の情勢からはあったでしょう。ではなぜGHQが短期間に日本国憲法の草案を作りえていたのかが今までわかりませんでした。

 番組では在野の憲法作成グループを丹念に取材されています。その中心は鈴木安蔵氏。ジャーナリストや政党人が党派を超えて憲法を研究されていました。かつては大正でもクラッシーの指導者吉野作造氏との交流もあったそうです。

 鈴木氏の取材は高知へも来られ、高齢となった自由民権運動の担い手達から植木枝盛の憲法草案の影響も受けたようです。当時の自由民権運動はスペンサーやルソーなどのイギリスフランスの人権思想に影響されていたようです。アメリカの独立運動思想からも影響をうけていました。
 そのあたり番組では郷土史家の公文豪さんが解説されていました。

 またグループの森戸辰雄男氏は第一次世界大戦敗戦後のドイツに滞在した経験があり、当時最も民主的な憲法といわれていたドイツの「ワイマール憲法」に大変詳しかった人物もおられたことも大きいです。

 GHQは敗戦直後の日本にきちんとした人権思想の裏づけと民主主義的思想のもとに作成された憲法草案に驚き、すぐさま取り入れたそうです。官製の日本政府の憲法草案が旧大日本帝国憲法と代わり映えのしない封建的な憲法案だったため、却下し、結果的にGHQ草案の憲法草案を政府に認めさせました。

 でもその殆どの日本国憲法草案は日本人が作成したものでした。ようやく疑問が解消しました。日本国憲法26条の「生存権」もあとから国会議員になった森戸辰雄が国会で修正したとの事実も明らかになりました。

Kenpouhon1

 新生日本の出発点となった日本国憲法。今年は発布60年。
 改憲論の粗雑さもおかしいと思いますね。デマとは言いませんが全部そのあたりの歴史的な事実を伝えるべきです、そのうえでどういう理由で改憲するのかを明示すべきでしょう。

 また護憲勢力といわれる一部の政治勢力の粗雑さも嫌ですね。自分達の党派が憲法を守ってきたのだと言います。これもデマではありませんが、歴史的な事実を殆ど伝えない政治的に偏った護憲運動ですので国民的な共感は得られません。国民は馬鹿ではないのです。

 日本国憲法を命がけて作成した日本人達がいたことを誇りに思います。

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2007年1月 5日 (金)

安倍内閣での憲法改正は反対

 安倍首相は年頭の記者会見で「自分の内閣で憲法改正の道筋をつける」などと発言しています。それはどうでしょうか?第1今の自民党の多数の議席は昨年の「郵便局選挙」の結果であり、小泉前首相のご功労だからですね。

 安倍内閣としての国政選挙はされていません。にもかかわらず米軍の再編がどんどん行われ、基地強化が進んでいます。自衛隊が米軍の配下に入り、更には海外への派兵をするために集団的自衛権の承認へつきすすもうとしています。

 国会審議もされないまま、米軍再編に組み込まれていくことを既成事実化し、そして憲法の改正まで突き進むことはどう考えてもおかしなことなのです。

Abe22_6 (安倍内閣はまず国民の審判を受けるべきですね。勝手な暴走は許されません。)

 国の方針を決めるのですから、「国民投票」で決着すべきです。先の教育基本法のように「タウンミーティング」でインチキしながら、国会で強行採決するようなことでは信用できませんね。

 またメディアの姿勢も問題です。昨日のフジテレビの人気番組「たけしの教育委員会」の問題で「自衛隊はイラクで活動していますか?」の回答が「国連の備品などを運ぶ為に活動しています。」でした。

 正しくは「米軍の兵士や備品などを空輸しています。」ですね。バラエティア番組を通じた世論誘導であると思いました。

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2006年11月 3日 (金)

平和憲法を守る県民のつどい

Watanabe こうち九条の会が主催する「平和憲法を守る県民のつどい」と言う会合に参加しました。高知県民文化ホールのオレンジでの集会。市民800人が集っていました。今年は「日本国憲法公布60周年・こうち九条の会結成2周年記念」と言うことで、記念講演がありました。

 こうち9条の会代表の栗原透氏から挨拶がありました。「高知県下200の地域で9条の会が結成されました。しかしまだまだです。土佐清水市、大月町、旧十和村(とうわそん)では、有権者の過半数が憲法改悪反対の署名をしています。他の地域の人たちも頑張りましょう。」

 続いて谷脇和人事務局長は「国民の過半数が憲法改悪に反対しませんと阻止できません。自民党や公明党の支持者、無党派の皆さんも参加していただかないと憲法改悪を阻止できません。幅広い運動を展開しましょう。」と言われました。
Kenpou9zixyou_2 講師は渡辺治さん(一橋大学教授 九条の会事務局)でした。演題は「憲法九条「改正」で平和を守れるか」 -安倍新政権と改憲の新段階-でした。大学の学部長ということでしたが、講演はメリハリがあり退屈しませんでした。

「安倍首相は自民党結党以来22年の首相が出ました。極右思想の持ち主も何人かいましたが、皆憲法改正しますとは言いませんでした。自民党は結党以来憲法改正を綱領に掲げている政党です。安倍首相だけが就任時に憲法改正を発言しました。」

「憲法改正の理由を言う人たちは、改正しないと北朝鮮の脅威に対抗できない」と言われます。しかし戦争をするには石油が必要です。日本は年間5億トン石油を消費しています。北朝鮮は50万トンです。装備その他は自衛隊は格段に良く、何も憲法をわざわざ改正しなくても専守防衛で侵略行為は撃退できます。」

「他国への侵略と言いますのは、例えばアメリカは現在13万人の兵士をイラクへ送り込んでいます。彼らの毎日の食料。住居。パソコンも持ち込んでいます。それを支える経済がなければ他国への侵略はできません。北朝鮮の国力は、東京の足立区程度です。そこに2200万人が生活しています。他国を侵略する余力など現実的に考えればありません。」

「制定から60年経過し、現実と日本国憲法が乖離したから改正しなけばならないという意見もあります。これも日本国憲法25条に、国民は誰でも最低限の文化水準と生活は保障されなければならない。とあります。現在生活支援世帯数が増加し、年間3万人の国民が自殺し、うち6割が50歳以上の男性です。
 正さなければならないのは、生活苦を生み出す社会であって憲法ではないはずです。この理由からも冷静に考えれば憲法9条を改正する理由は見当たりません。」

 渡辺氏は「冷戦構造の終了と、経済のグローバル化が、憲法改正の動きを拍車をかけている」と警告していました。
 冷静時代は自由経済は10億人規模の市場でした。アメリカ、欧州、日本、台湾、東南アジア程度。冷戦崩壊後、世界経済に中国や、ロシア、東欧、が組み込まれ、経済発展によりインドやアフリカ諸国、南米諸国も加わりました。市場規模は40億人に拡大しました。

 それだけ「世界の警察官」であるアメリカ軍の仕事量は格段に増えました。また2001年の「9・11」から、「テロとの戦争」に米軍の体制は変貌しました。憲法上の制約のある日本は、インド洋での海上給油活動や、イラクでの米軍輸送活動に限定した活動をしています。

 イラクのサマワでの自衛隊は復興支援活動をしましたが、イギリス軍やオランダ軍に守られた活動でした。米軍再編に伴い、「テロとの戦い」で日本をどうしても引き込みたいアメリカは公然と日本政府に憲法改正を要求してきています。

 昨年自民党の出した憲法改正草案は、民主党に迎合した内容になっており、需要で箇所は民主党に配慮しているようです。渡辺氏は「ただただ憲法の改正を狙っている一点です。でも国民がそれを認めれば、日本は再び戦争国家になります。」とも。

 「確かに1945年までの日本はアジア各地で新着戦争を繰り返し、多数のアジアの人たちと日本国民が犠牲になりました。1945年以降アジアで戦争をくりかえしてきたのはアメリカです。日本は1人も他国民を殺害していません。
 これを誇りとし、日本国憲法第9条を次世代に残すことが私たちの役割です。」と言われました。
Sensousiryou1 会場には900人の熱心な市民が来ていました。ただ運動の広がりと言うことではある組織政党の関係者が多数を占めていましたね。品川正治さんや、天木直人さんの講演会のような広がりは感じられませんでした。そのあたりが高知での「9条の会」の問題点であり、課題でしょうか。

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2006年11月 1日 (水)

品川正治さん講演会がネットラジオに

 なにやら昨今は朝鮮半島情勢がものものしくなり、「核のチキンゲーム」の気配すら見えます。安倍内閣の閣僚や与党幹部の発言も軍事色の強い発言が目立ったいます。安倍首相は公然と日本国憲法の改正まで発言するようになりました。

 さて現象面を追いかけ、マスコミ報道に右往左往するのではなく、私たち市民は生活基盤を第一に考え、生活に密着したところから常に問題を考えるべきです。現在の生活が平和な社会を大前提に成り立っていることは言うまでもありません。しかし私たちはマスメディアなどのも大きな発言権を持たないただの市井の市民です。
Shinagawa1  このたび平和を考える市民グループサロン金曜日が2006年5月13日に開催しました「品川正治さん講演会 憲法改悪にものもうす」をインターネットラジオにしました。

 項目ごとに分けてあります。クリックして聞いてください。音声が出ますので。

松尾美絵さん挨拶

品川正治さん講演(前)]

品川正治さん講演(後)]

質疑応答

 講演会に来られなかった皆様もパソコンで講演会の様子を音声で聞くことが出来ます。また友人知人にどんどん教えてあげて下さい。

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2006年9月 5日 (火)

何故憲法改正が必要なのか?

Abe22_3  次期首相が確実だと言われている安倍晋三氏。安倍氏の政策には憲法改正が主張されています。新しい憲法をつくるとも言われています。何度か読み返しましたが真意がわかりません。

 憲法改正は自民党の党是であります。戦後61年。日本の敗戦後の発展は日本国憲法第9条2項と日米安保条約にあると思います。軽武装と経済重視、自由な交易と、戦勝国の賠償金放棄により日本の経済発展はあったもですから。
Kenpou9zixyou_1_2  今この機に及んで憲法を改正する意図はわかりません。軍事大国にならず繁栄するのが日本の行く道であると思うのですが。
 安倍晋三氏の著作も一読しましたが、理解できませんでした。

 やはり政策なき虚像のリーダーのように思われますね。

http://www.nc-21.co.jp/hoeru/abe-shinzou1.html安倍晋三幹事長が候補者応援に来高

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2006年5月13日 (土)

盛況 品川正治さん講演会

Mie_r  5月13日午後2時より高新文化ホールにて「品川正治さん講演会 憲法改悪にものもうす」という講演会が開催されました。
 今日は生憎の雨。出足が心配でした。しかもサロン金曜日メンバー皆多忙状態で、告知も十分とは言えませんでした。正直50人来れば良いかなと思いました。

 当初会場係りは椅子席を200用意していました。今日の天気で人はこないだろうといくことで、50席片付けました。ところが意外にも予想外に人が来られました。どんどん来られて最前列と前の方の席が空席があるぐらいで参加者で埋まりました。

 それで急遽50の席を再配置しました。それでも足らずに席を20追加しました。結果200人の市民が来場していただきました。そして午後2時に開演しました。
 品川さんの講演は実に平易で丁寧でわかりやすかったです。

Kouenkai1_r 「私は軍隊で虐めにあったことはありません。なぜなら最前線に投入されたからです。」

「アメリカはイラク戦争で戦死者が3000人を超えました。日中戦争の死者は1年目は5000人でした。ですので大変な数なのです。」

「アメリカは戦争国家です。ですので国の最高権力が軍事優先なのです。日本は平和憲法があり軍事優先国家ではありません。小泉首相はアメリカの利益は日本の利益ということを言いますが利害は全然異なるのです。」

「アメリカもEU諸国も軍産共同体が政府を牛耳っています。日本はそうではありません。」

「財界の指導者が憲法改正を唱えています。それは日本に軍産複合体をつくる動きです。今の財界企業はアメリカの市場で商売をしているところが多いのです。でも今の日本経済は個人消費が6割。戦前とは経済構造が異なります。」

「規制緩和ー自由化と言いますが、大企業にとっての規制緩和であり、大企業の自由化であり、本来の意味とは違います。市場原理主義と言いましても、アダムスミスの時代とは全然異なります。」

「憲法改正のための国民投票があります。そこで国民が改正にノート突きつけますと今の政府は崩壊します。世界に対しての大きなメッセージになります。これは世界史的に重要な出来事になるでしょう。」

 若い頃は高知へ1ヶ月居たことがあるそうです。昔浦戸湾で関西汽船が沈没。多くの犠牲者が出ました。沈没海域近くの海岸にテントを張り、そこで保険の調査をしました。「保険会社の若手社員がそこまでやっている。」と地元新聞で報道され、保険会社の幹部が「努力したからあとは高知で遊んでこい」と言われたとか。

 それで講演会終了後、スタッフと懇親会をしました。品川正治さんは乱れることなく、紳士的な言動を崩しません。「お酒は高知と秋田で鍛えられましたので。」とのことです。

 やはり戦前の東京帝大卒の人は教養があり、知的水準も高く、しっかりした経営理念や哲学をもたれていることを改めて感じました。

 予想以上の参加者にはただただ感謝です。やはり年配者や護憲運動をされている人たちが多かったですね。課題があるとしますと若い人たちへの浸透が今回は出来ませんでした。それは今後の課題で、サイトづくりなどでトライしようと思います

 いつになるか保証は現時点ではできませんが、講演会の内容をホームページにしたいと思います。

Habotan2_r

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今日は品川正治(まさじ)さん講演会へ

Tuiraku2  週末ですが今日は生憎の雨。日本の前途も暗雲が垂れ込めています。
「共謀罪」とか「教育基本法改正」など日本の社会を崩壊させるような法案も提案される時代ですね。

私達市民グループ有志は2004年、2005年は、フリージャーナリスト安田純平さんの講演会を企画し開催してまいりました。ジャーナリストの取材への真摯な姿勢を学びました。

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/y-koenkai2005.html

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/whatnew1/yasuda/yasudaindex.html

今回の講師である品川正治(まさじ)さんは、戦争の痛ましさを体験された「戦中派」のお1人です。1924年兵庫県生まれです。現在82歳。1944年に徴兵され、中国にて負傷され、右足には銃弾が残っています。
 1949年に東京大学法学部卒業。日本興亜損保株式会社(旧日本火災海上保険)の社長や会長を歴任された経済人です。現在は相談役。経済団体である経済同友会副代表幹事、専務理事を歴任され現在終身幹事。財団法人国際開発センター会長です。

 インド洋に自衛隊が派遣されて5年。イラクへの派遣は3年目を迎えています。昨年自民党は「新憲法改正草案」を発表いたしました。現在の日本国憲法を下地にしながらも、国際貢献活動をより広汎に展開するために日本国憲法「第9条 第2項」を廃止、変わりに「自衛軍の創設」を付加した憲法改正案を提案しています。

Shinagawamasaji1_1  報道などによりますと日経連、経団連、経済同友会などの経済3団体や大企業の多くは、自民党の憲法改正草案を支持しています。憲法改正の手続きをするための「国民投票法案」も次期通常国会にて審議される見込みになり、日本国憲法改正は、与党絶対多数の国会においては、政治日程のなかに組み入れられています。

 関連記事「自民党の憲法改正草案について その1」参考
http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/whatnew1/nakanishi/nakanishi1.html

 そんななか品川正治さんは、経済人として「憲法第9条は自由や人権に匹敵する不磨の大典」であると主張されています。戦争をしないことを国是とし、軍産複合体というものを持たない経済発展のモデルを作ってきたのが日本です。
 それは『紛争』を『戦争』にしないのが「憲法第9条」です。それは一般的な不戦の誓いである「9条第一項」よりも、それを実際に担保している「戦力不保持の『第2項』こそ変更してはならないと」品川正治さんは熱く 語られています。

 品川さんの分析では、最近の財界の傾向は「アメリカのグローバリズムにのって世界企業になった自動車や情報通信などの大企業は、アメリカの軍需産業と交流し、強いものやカネのある者が勝ちという価値観を共有し、アメリカを最大の市場にしている。こうした企業が日本経済の勝ち組となり、財界のトップにあがったことに原因がある」とのことです。
 「大企業への優遇税制ー減税措置」「教育基本法の改正」「各種民営化、規制緩和処置」など」、「構造改革」と称して最近日本社会が変容しています。
 品川正治さんは「自分たちのビジネスチャンス拡大のために国のあり方に手をつけることは許されない」と厳しい批判を語られていまます。それは長い経済人としての見識、国際開発センター会長としての見識でもあります。世界という視野を考慮した発言に耳を傾けましょう。
Kenpou9zixyou_1_1 品川正治さんは、憲法9条は誰が考え創ろうとも、自由や人権に匹敵するもの「不磨の大典」であると主張しています。
品川氏は、国際開発センターの会長でもあります。これまでの経験から、21世紀の課題は貧困をなくし疫病の蔓延を止めること、これを解決するのが先進国の役割であり、日本経済もこの感覚が必要だといっています。「テロとの対決だ」ということで他国へどんどん軍事侵攻するような20世紀型の戦争ができる国ではありません。日本国憲法9条を軸とする21世紀型国家へ路線変更することこそ大切だと。

ロビーでは沖縄県普天間基地の米国海兵隊ヘリコプターが沖縄国際大学へ墜落した写真展も開催しています。

     「憲法改正にものもうす」講演会のご案内

 そして今回は戦中派の経済人であり、戦後をずっと生きてこられた品川正治さんから、国民へのメッセージを聞きたいと思います。

http://www.nc-21.co.jp/hoeru/shinagawa2006.html

 本日2006年5月13日(土曜日)。高知市本町の高新文化ホールにて「憲法改悪にものもうす」という表題で、経済同友会終身幹事である品川正治さんの講演会を開催いたします。
 アメリカと日本および世界を視野に入れ、戦前、戦中、戦後を生きた財界人の発言に耳を傾け、これからの日本の未来を考えていきたいと思います。重ねて、ご賛同、ご協力、ご参加をお願いするものです。

(日時)  2006年5月13日(土曜日)  午後2時~4時

(場所)  高新文化ホール  〒780-8666 高知市本町三丁目2-15

           TEL 088-825-4321 FAX 088-825-4323

           E-mail hall@kochi-sk.co.jp
          

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2006年5月 5日 (金)

何故護憲運動は盛り上がらないのか?

 昨年結党50周年の自民党は「新憲法改正草案」を提出しました。昨年9月の総選挙により国会で与党は3分の2以上の議席を獲得、「国民投票法案」の国会審議も行う予定のようです。

 
 インド洋に自衛隊が派遣されて5年。イラクへの派遣は3年目を迎えています。昨年自民党は「新憲法改正草案」を発表いたしました。現在の日本国憲法を下地にしながらも、国際貢献活動をより広汎に展開するために日本国憲法「第9条 第2項」を廃止、変わりに「自衛軍の創設」を付加した憲法改正案を提案しています。

Kenpou9zixyou_1

 改憲がスケジュール化しているのに、反対運動は盛り上がりません。それはどうしてなのでしょうか?
 なにか護憲運動が「マニア化」して、「排他性」を感じます。

 例えは悪いですが、マルチの健康食品の人たちと似ています。「今までの食品は毒ばかりです。」「体に悪いものばかり食べていては病気になります。」と感情的にまくし立てます。中へ入れませんね。

 本質は全然異なりますが、護憲運動の背後にいるのが共産党や社民党という旧態依然とした組織政党ですし。国政では泡沫政党。えらそうに仕切りたがりますね。それで一緒にやりたいという気持が萎えてしまいますね。

 多くの国民はこの種の旧態依然の政党を支持しません。でも憲法9条の改正には賛成ではありません。国民の意思を表明する「受け皿」がないのですね。それが日本の護憲運動の問題点であり、弱みでしょう。

Kenpouhon_1
 

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2006年5月 3日 (水)

「憲法改正にものもうす」講演会のご案内

今日は憲法記念日です。

私達市民グループ有志は2004年、2005年は、フリージャーナリスト安田純平さんの講演会を企画し開催してまいりました。ジャーナリストの取材への真摯な姿勢を学びました。

Kenpouhon

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/y-koenkai2005.html

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/whatnew1/yasuda/yasudaindex.html

 そして今回は戦中派の経済人であり、戦後をずっと生きてこられた品川正治さんから、国民へのメッセージを聞きたいと思います。

http://www.nc-21.co.jp/hoeru/shinagawa2006.html

 来る2006年5月13日(土曜日)。高知市本町の高新文化ホールにて「憲法改悪にものもうす」という表題で、経済同友会終身幹事である品川正治さんの講演会を開催いたします。
 アメリカと日本および世界を視野に入れ、戦前、戦中、戦後を生きた財界人の発言に耳を傾け、これからの日本の未来を考えていきたいと思います。重ねて、ご賛同、ご協力、ご参加をお願いするものです。

(日時)  2006年5月13日(土曜日)  午後2時~4時

(場所)  高新文化ホール  〒780-8666 高知市本町三丁目2-15

           TEL 088-825-4321 FAX 088-825-4323

           E-mail hall@kochi-sk.co.jp
          

(参加費) 1000円(高校生以下無料)

(主催)  サロン金曜日  http://blog.livedoor.jp/1541/

Shinagawamasaji1

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2006年4月10日 (月)

憲法改悪にものもうす 経済人品川正治さん講演会

2004年、5年と連続でフリージャーリスト安田純平さんを招聘した市民団体http://blog.livedoor.jp/kt1541/「サロン金曜日」http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/m-matsuo.html(松尾美絵代表)は、5月13日(土曜日)午後2時から、経済人品川正治(まさじ)さんを講師に「憲法改悪にものもうす」講演会を開催します。

 講師の品川正治さんは1924年兵庫県生まれ。現在82歳。1944年に徴兵され、中国にて負傷、今でも右足には銃弾が残っています。1949年に東大を卒業、日本興亜損保の社長と会長を歴任、経済同友会でも活躍されました。

Kenpou9zixyou

 最近は憲法改正の動きが顕著であり、昨年は自民党が憲法改正草案を提出しています。その内容は「けんちゃんのどこでもコミュニティ」に出演いただいたhttp://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/nakanishi.html中西哲さんに説明いただきました。

 
 http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/whatnew1/nakanishi/nakanishi1.html自民党の新憲法草案について(その1)

 日経連、経団連、経済同友会など経済3団体や大企業の多くは、自民党の憲法改正案に賛同されているようです。そのなかで品川正治さんは「憲法9条は自由や人権に匹敵する不磨の大典」と主張されておられます。

 日本の針路を決める憲法。改正すべきなのか、しない方が良いのか。市民として冷静な議論が必要であると思います。
 5月13日は品川正治さんの講演にみなさん参加いたしましょう。

 詳しくはhttp://www.nc-21.co.jp/dokodemo/bbs3/shinagawa2006.html「品川正治さん講演会について」を参考に。

Shinagawamasaji

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