2008年2月 3日 (日)

高知駅前再開発の展望は?  2月8日(金曜)

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、都市問題をテーマにコメントをさせていただきます。高知シティFMの戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。

 この不況の中、多額の公共投資がJR線の連続立体交差、高知駅前再開発、高知市内3箇所での区画整理事業(弥衛門、北本町、潮江)で進行、また高知市は春野町と合併しました。

Yaemon (弥衛門地区)

 その反面、歴史的資源と環境が回復してきた浦戸湾最深部の新堀川を埋め立てて県が道路をこしらえ、高知市は追手前小学校を廃校にし、そこへ商業施設をこしらえるとか言っています。全く的外れな再開発計画なので、高知市の1市民であるけんちゃんがコメントします。

 今回のテーマは「高知駅前再開発の展望は?」です。

10年がかりで工事が行われていましたJR土讃線の連続立体交差事業ですが3月に完成します。完成後は高知市中心部の布師田から入明までは踏切がなくなり、自動車交通がスムーズになるという説明を県側がしています。
 自動車交通さえ便利になれば全てが解決すると高知県庁は思い込んでいます。連続立体交差で利益を得るのは北部環状線沿いにある大型量販店や専門店だけです。愛宕商店街などは通路になりより寂れるのではないでしょうか?

戸田 今でさえ北部環状線沿線は異様な発達と賑わいがあります。車で行かれる人はそこで人とおりの買い物をして戻るという図式が出来ました。そして商店街は来るまで通過するだけの通路になりました。結果シャッターが降りている商店ばかりになりました。

 車で直通できなかったところがスムーズにいけるようになれば、よりその現象が進みますね。

Atago_r (愛宕商店街)

西村 500億円かけた公共投資で北部環状線沿いにある大型量販店や専門店だけが利益がでる連続立体交差と道路をこしらえたのか?そのためなのか?とうがった見方をしてしましますね。

 行政側は「そういうつもりはない」と言い張りますが、結果的にそうなってしまうのは明白ですね。

戸田 駅というか鉄道にとっも良い結果は生みそうにもありませんね。

西村 そうだと思いますね。

 マイナス面ばかり指摘しました。ではプラスの面の検証も必要です。JR高知駅北側の高知市所有地(昔市営住宅がありました)が一部が国の合同庁舎(税務署や法務局、財務局などが入居予定)になり共同ビルが建ちます。

 長距離バスや路線バスのバスターミナルになります。こちらは少しまちづくりの期待があると思います。
 特にバスターミナルのこしらえ方や他の交通機関との接続が大事です。

Kochiemimaebasut (高知駅北側にできるバスターミナル)

戸田 現在高知市内にはバスターミナルは存在しないに等しいです。高知駅にあるのは高速バスの停留場ですし。それも決してわかりやすいとは言えないですね。
 市街地を走る路線バスも高知駅で走れば随分苦労しないと駄目ですね。

 どこへいくのに、どのバスに乗ればいいのか。よく私もはりまや橋付近で県外の観光客に「桂浜へ行くにはどこで、どのバスに乗ればいいのでしょう?」と聞かれることがあります。

 即答できませんし、案内板を見てもちっともわからないのです。わかりやすさ、便利さ。きっぷの買いやすさ。このへんでしょうか。絶対的なポイントに成りますね。そうでねければバスターミナルとは言えないでしょう。

西村  鉄道や路面電車、バスなどの地方の公共交通機関の利用促進策や、プランが高知駅前再開発では見えて来ません。バスもどう乗り換えていいのかわからない。ビジターの観光客なら尚更です。
 桂浜から戻ってきて五台山へ行くのはどう行くのか。どこでわかるのか。インターネットで検索できるようになっているのか。それすら難しいそうなんですね。

 自動車交通の利便性だけで鉄道を高架にしたところで都市は発展しません。
 四国の先行事例では10年以上前から香川県丸亀市や愛媛県今治市があります。鉄道高架になっています。しかし両市とも駅前は寂れています。無残なものです。高知市も現状ではそうなるでしょう。県と市に任せておれば酷い結果は目に見えています。
 丸亀駅前など駅前に日本を代表する現在美術の巨匠の猪熊源一郎美術館があります。しかし駅前商店街は殆ど締まっています。ある時駅前に宿泊したものの開いている飲食店をみつけられず、やむなくコンビニで弁当を購入したこともありますたし。

Kochistb (高知駅ビルは3月に完成します。)

戸田  宇田津のあたりも鉄道高架になっていますが、広大な空き地が広がっています。

西村 瀬戸大橋の完成を見込んで行政側が流通団地の形成をもくろみましたが、企業側は対岸の岡山に流通基地をこしらえ四国からむしろ撤退しました。コンビにも弁当も岡山から来ますね。
 トラックは対岸から。営業マンはマリンラーナーで来て車を四国に置いて四国を巡回するスタイルになりましたし。行政側のもくろみが外れた現実の事例ですね。瀬戸大橋が出来て今年で20年目ですが広大な空き地はそのままなのですね。6車線の道路が虚しい。きちんとそのあたりを押さえて都市づくりと公共投資しないと亡びてしまう実例ですね。

戸田 列車から眺めてなんでだろうと思っていました。

西村 都市再生と地方の公共交通機関とのリンクが都市計画でなされていません。高知市の場合は。ですので自動車の利便性を無批判に行政側(県。高知市)が信仰した結果、歴史の資源の宝庫の新堀川を高知駅前再開発の一部と称して道路にして破壊し埋め立てたりはしない筈ですね。

 歴史を勉強すればあんな無謀なことはできません。またせっかく生コン事件以来浦戸湾の水質が回復してきた野に、巨額の税金で埋めて道路にする。出来ない筈ですね。普通は。完全に県も高知市も狂っているとしか思えません。

Shinborihakai (高知県土木部都市計画課高知駅前周辺整備事務所による道路工事で、新堀川の歴史的資源とビオトープが毎日破壊されています。)

戸田 いわゆる都市の運営と公共交通機関とのリンク。高知市ではまるでできていないような印象があります。
 電車、バス、鉄道を運営しているのは民間会社で難しいところはありますが、行政は確かに補助金を出していますので、有効な活用がのぞまれますね。お金出して終わりのようなところが見受けられますね。中途半端になり車ばかり増えるようになりますね。

西村 異なる観点から言いますと、高知駅前にあったら良い施設としては2000人収容のホールです。交通の接接点(鉄道、路面電車、バス)ですのであれば理想的ですね。全国の県庁所在地で2000人ホールと球技場で夜間照明施設がないのは高知市だけでしょう。恥ずかしいかぎりです。
 交通の結節点である高知駅前。バスでも路面電車でも、JRでも来れる。ここへ集客装置であるコンサートホールがあるのは理想ですね。

Ftosa18 (ロック音楽は集客力があります。)

戸田 公共交通機関で行くのは理想です。実例では高知市はらみにあるベイ。スクウェアというホールがあります。あそこはスタンディングで1000人程度は入れるそうです。

 駐車場がないので、電車で皆行きますね。大物アーティトの時は、土佐電鉄の桟橋線は満杯ですね。これで高知駅にホールができれば南北の核ですから街中もそうなると栄えますね。

西村 高知駅前にまだ敷地に余裕があってスーパー作るだの商業施設だとかわいわいやってはいます。以前は大学と図書館の複合施設の計画もありましたし。わけのわからん構想がありました。それなら2000人ホールが遥かに経済波及効果がありますね。

戸田 そうだと思います。

西村 観光に力を入れるのであれば、そこへ行けば高知の全てがわかる。という案内センターを駅前にこしらえるべきでしょう。

戸田 バスターミナルともからみますね。観光ガイドは必要ですね。

西村 高知駅前はへそですので、県民がわくわくするようなプランで再構築する必要性がありますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 5日 (金)

子供達は地域の宝

Shinmachi3_r (徳島市は中心街を流れる新町川にこだわった都市再開発を推進しています)

「いくら児童数が減少しても徳島市は新町小学校を廃校にしません。市の中心街に貴重な公共空地だからです。手放せば2度と手にいれることはできません。市民の避難場所でもありますし。」15年前に都市河川である新町川を活用している徳島市役所を訪ねたおりの担当者の言葉です。

 高知市は安易に追手前小学校を廃校にすることを決めました。
 子供達はエネルギーの塊。その存在で地域に元気を与えてくれます。どんな商業施設ができるのか知りませんが、子供以上に元気を与えてくれる存在を私は知りません。

Ootemaes_r (追手前小学校)

 高知女子大を中心市街地から郊外へ移転させる。高知大学を朝倉から中心街に一部移転させる。追手前小学校を廃校し、新堀小学校と統合させる。新堀小学校は新堀川を暗渠に4車線自動車道路が隣接し、教育環境は全然よろしくない。

 高知市の中心市街地再開発事業はちぐはぐでおかしい。今一度「子供達は地域の宝」という観点ですべて見直しをすべきでしょう。

Kouzigo2sin (新堀小学校に隣接してして新堀川を暗渠にした自動車道路が建設されます。県の計画どうりでありましたら騒音で大変でしょうね。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月30日 (木)

大正橋跡付近から工法の変更を

Shinboribira  高知市の中心街を流れる河川の新堀川を暗渠にし、埋め立て自動車道路にする県道「はりまや橋ー一宮線」。現在大正橋が壊され、水道管の移設、仮設橋の建設が進んでいます。

 本年度の予算は大正橋までといいます。すぐその先には歴史資産と思われる階段護岸があります。絶滅危惧種1A類にしていされているシオマネキを[拉致」しどこへ移設して生存する見込みがあるのでしょうか?

 [あるべきものが、あるべきところにある」のが1番正しいやりかたです。随分高知県庁は拙いやりかたをしています。残念な話ですね。

 大正橋で道路工事を辞めてしまえば、丸く収まります。高知市中心部に残された貴重なビオトープである新堀川を残すほうが大きな資産価値があると思いますね。

  勇気をもって計画を変更する。それが都市の品格をつくるのではないかと思います。都市像のない、明確でない都市計画はまち壊しの元凶です。

  新堀川の保全のための請願署名 PDFファイルで

「shibori-syomei.pdf」をダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月17日 (木)

新堀川 シオマネキも絶滅か

 県道「はりまや橋ー一宮(いっく)線」が計画どうり施工されている。まもなく大正橋付近の工事にかかる予定で、生息する絶滅危惧種A類のシオマネキもいよいよ生息が危ないようだ。

Shiomenekimm01

 ブログ 新堀川知行合一塾

 ブログ 高知遺産 新堀川

 歴史護岸の階段護岸も「生き埋め」になるようですし、相変わらず自動車道路をこしらえれば、都市は発展すると言う昔の幻想に県当局(高知県高知駅周辺整備事務所)は取り付かれているようですね。

 1970年代の都市計画の考え方で「まちこわし」を県民の税金を使用してしないでいただきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月 8日 (日)

シオマネキ・アカメも県議選に投票?!

 高知新聞4月7日夕刊に1コマ漫画「たまるか時評」があります。今日は高知市は浦島まもるさんの作品が掲載されています。
 表題は「命がけの1票です。」ということで、新堀小学校の投票所に、新堀川に生息するシオマネキとアカメ、もう1匹の魚はなんでしょうか?スズキあたりでしょうか,投票しようとしています。
Tamarukamm  浦戸湾を守る会も高知市選挙区に立候補された県会議員候補者に公開質問状をだされています。回答によりますとどの候補者も新堀川の歴史資源と、生態系保護には強い関心を示しています。

 しかしながら新堀川を暗渠にし、埋め立てる道路計画が実行されています。「予算がない」と言いながら、また「県民の意見を聞かずに」工事がまさに強行されようとしています。

 ブログ新堀川知行合一塾  高知遺産新堀川を参考ください。

 高知市は低い投率であると言われています。棄権をせず必ず投票いたしましょう。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2007年2月 4日 (日)

新堀川冬の草の根観光祭り

Shinborik_r_1

 中央公園北口の「高レベル放射性廃棄物最終処分場を作らせない県条例制定の街頭署名活動」の後に、大正橋近くで開催されている「新堀川冬の草の根観光祭り」を見学しました。

Uta_r  若い人達が「フォークソングを合唱」していました。

いろんな行事がおこなわれていたようですが、街頭署名活動が意外に寒く腰を痛めたので、早々に退散させていただきました。

 工事のため新堀川は汚濁しているように見えました。

Shinborikawa_r
 またあるべき姿の新堀川の「未来図」も展示されておりました。

07204012

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2007年1月15日 (月)

汚濁されている新堀川

S1_r  新堀川周辺の市民である西岡謙一さんがご指摘され、高知県庁に要望書をだされた新堀川の汚濁問題。お昼休みに確認に走りました。

 やや潮がこんでいましたので干潟の状況は確認はできませんでしたが、かつて「清流新堀川」といわれるほど底が見えるほど透明度があった河川の状況ではありません。汚濁され水面は濁っていますね。

S2_r

 水門撤去後に、道路橋を作る工事をしているようですね。汚濁はその工事に伴うものなのでしょうか?環境に対する配慮は全く見られませんね。昨年10月に高知大学の学生達が新堀川で魚類調査した時は「清流」と思える透明度でありました。

 「清流」新堀川 豊富な魚類を確認

 ビオトープであり、歴史資源も周辺に豊富な新堀川。道路工事業者はそのあたりの配慮は全く見られません。発注者の高知県高知駅周辺整備事務所の監督責任は重大です。

S3_r

 (魚類調査をした清流新堀川は今は工事の為に見る影もありません。昨年10月の様子)

Seiryu1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月23日 (土)

冬至のキャンドル・ナイトも良いものです

 さすがに暖冬とはいえ冬至ともなりますと夜間は冷え込んできます。12月22日。北風が吹きますと寒いですね。わたしは最近体脂肪が少なくなった(健康と言うことですがその分寒い)ので、アンダーウエアを着込み、カイロも貼り付けて来ました。

Cn0_r

 完全防寒できたので、見学や作業の手伝いはなんとか大丈夫でした。
 キャンドルナイトは環境保全や平和の祈りなど意味合いがあるようですね。「100万人のキャンドル・ナイト」という社会運動もあるうようですね。

 午後8時から10時の間電気を消してロウソクの光で生活を見直そうということですね。県道はりまやー一宮(いっく)線工事の為に、都市部のビオトープである新堀川、歴史資源のある新堀川が暗渠にされ、埋め立てられようとしています。
 車優先のエネルギー多消費型の経済の見直しの意味もあります。

  キャンドル・ナイトの後はいつもの新堀川七輪サロンで参加者は盛り上がりました。
Cn2_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月22日 (金)

キャンドル・ナイトは新堀川

 6月の夏至の時も、ロウソクを岸辺に立てましてキャンドル・ナイトをしました。200本を越えるロウソクが点灯されますと、電気の光とは異なるやさしさがあるものでした。
 冬至の季節は寒いですが、今晩も高知市新堀川の大正橋付近で午後6時過ぎからおこなわれる予定です。

Cn1_r_1

 もともとの意味は電気を消して環境問題を考えましょう。とか世界平和を考えましょうとか。

大学生を中心に全世界規模の行事であるそうですが、詳しくは知りません。でもいつものありふれた地方都市の風景がろうそくで変化します。

 それも新堀川という川があるから趣があるのですね。寒いけれども出かけようと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 9日 (月)

新堀川水族館構想

S4_r
 10月8日に生態観察が新堀川で行われました。報告によりますと18匹のアカメが観察されたそうです。うち1匹が西岡謙一さんところの水槽で観察することができます。
 水槽には「新堀川水族館」と名づけられています。

 以前「けんちゃんのどこでもコミュニティ」に高知大学理学部教授の町田吉彦さんに出演いただいたことがありました。そのとき町田さんは「浦戸湾は生態系が回復し、100を超える魚類が観察されます。街中に浦戸湾水族館をこしらえるべきだ。」と言われました。http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/whatnew1/machida/machida2.htmlSsuizokukan_r

(ボルチモア市では再開発の核の1つが水族館でした。奥の三角形の建物が水族館です。)

 従来水族館と言えば、外来種の魚類や、イルカやオットセイなどを飼育し、芸を見るとかいうものでした。生態系の観察、、足元の環境を見直す「装置」として「新堀川水族館」は良いのではないでしょうか。

 水族館は街中にあるべきですね。ボルチモアでも市の中心部の湾に面して水族館がありました。その弟分が大阪の海遊館という水族館ですね。同じ会社がプランニングしていますし。ですので「新堀川水族館」構想は悪くはありません。
Inahaobar   運営や管理は難しいところはありますね。でもアカメは珍しい魚です。シオマネキもです。観察し、保護し、市民の環境意識を高める為にも「新堀川水族館」は面白い構想ではないかと思いますね。

 「箱物」としての水族館と、河川をそのまま保持して、身近にそのまま観察出切る環境をつくりだしていくことも立派な水族館ではないでしょうか。

Turi1_r_1

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年9月26日 (火)

新堀川問題が県議会で質問に

 http://white.ap.teacup.com/shinbori/高知遺産新堀川のブログに、9月定例高知県議会で3人の議員が新堀川問題について質問を予定されています。
新堀川を暗渠にし、4車線の自動車道路にする県道「はりまやー一宮線http://www.pref.kochi.jp/~ekijimusho/harimayaikku.htm」の工事についての関連質問だそうです。

26日(火) 谷本敏明県議の代表質問 午後3時頃新堀は後半
 
27日(水) 坂本茂雄県議 1時~2時45分  
 
29日(金) 吉良富彦県議 予算委員会質問午後1時 (一問一答)

 http://www.sakamoto-shigeo.jp/main.htm坂本茂雄県議は企画建設委員会にて、現地を視察しレポートをしています。

 どの程度の効果があるのかはわかりません。実は橋本知事も新堀川問題については、ブログでhttp://daichanzeyo.cocolog-nifty.com/0403/2006/08/post_4de1.html#c9811780コメントをされています。質問と答弁に興味がありますね。仕事のやりくりができたら県議会へ傍聴に行きたいと思います。

Kouzimae1sin_2 Kouzigo2sin_3

(新堀川道路計画。上は現状。下は完成後の新堀川。殆ど暗渠。ビオトープや歴史資源の維持は困難に。)

 見識のある民意の代表者である皆さんが、よき結論を出され、高知市中心部再開発に新堀川を上手に活用すべき時期に来たのではないかと思いますね。

 暗渠にして自動車道路にしてもたいした経済効果はありません。通行量はそれほどありませんし。むしろ現在の新堀川を最大活用することが、高知の経済を向上させる方法手段になると思いますね。

 韓国ソウルの実例http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/whatnew1/shinborikawa/shinborikawa4.htmlを出すまでもなく、川は人間をなごます効果があり、必要な都市資源のひとつであるからです。

Fukugennmae1_1 Fukugengo2_1 (ソウル市は幹線道路を河川の復元の為撤去しました。新堀川計画とは正反対。)

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006年8月27日 (日)

8月最後の新堀川釣り大会

 Tyoumin2_r

夕方様子を見に行きました。夏休み最後の日曜日でしたので、「宿題の追い込み」作業もあるせいか子供達の姿はありませんでした。

 西岡謙一さんが淡々と釣をされていましたが、1人でハゼやスズキを20匹は釣りました。ある時間帯などは「入れ食い」状態でした。

 大正橋付近の赤い水門前がポイントとしては良かったようですね。しかしオイルフェンスでコアマモが絶滅しましたので、魚影はありません。「兆民どうり」も工事で無残な様子ですね。

Turi1_r

 今日の1番の収穫は30センチのスズキでしょう。

すべてリリースして8月最後の新堀川釣り大会は終了しました。見学していましたら川面を吹く風が涼しく気持が良かったです。

  貴重なビオトープですね。都市の中心部で釣ができることは凄いことであると思いますね。

Suzuki_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月11日 (火)

街路計画のみの都市計画はありえない。

 どういう街の姿にするのか。高知駅前再開発にはそもそも都市像の議論も提案もありません。連続立体交差事業は県が、区画整理事業は高知市が実施しています。現状の追認を「都市計画」とは呼ばないでしょう。
 現在都市計画と県が称していますのは「街路計画」です。元建設省都市計画局に在籍されていた衆議院議員福井てるさんも「高知県と高知市には都市計画なるものは存在しない。」と言われていましたし。

http://www.nc-21.co.jp/hoeru/012513.html都市再生法の活用方法は?

http://www.nc-21.co.jp/hoeru/032514.htmlシネコン問題をどう考える?

http://www.nc-21.co.jp/hoeru/032515.html掛川市の実験に注目しよう

http://www.nc-21.co.jp/hoeru/032516.html高知が目指すモデル都市とは?

http://www.nc-21.co.jp/hoeru/032517.html人間に優しい都市づくりは可能か?
Kouzimae1sin  高知新聞7月9日付け高知新聞記事「新堀川工事再考を」http://www.kochinews.co.jp/0607/060709headline01.htm#shimen1にもありますように、7月7日高知県主催の県道「はりまや橋ー一宮線」の道路建設説明会に参加しました。
 最近新堀川にて、宮崎県と四万十川にしかいないとされたアカメの幼魚まで捕獲されました。同じ絶滅危惧種A類のシオマネキの生息も確認されるなど、都市中心部の河川では大変良好な生態系を保持しています。
Akame2  また新堀川沿いでは中江兆民、岡本寧穂、武市半平太ゆかりの史跡があります。もともと新堀川は1625年に町人達が江ノ口川と、堀川を繋ぐ運河として資金と労力を出して建設したものです。

 階段護岸は、山間部で伐採した木材を筏にし、浦戸湾から江ノ口川を経由し、新堀川にて荷揚げした波止場跡です。干満に関係なく材木を荷揚げするものであり、材木加工の大工などが多く住んでいたので材木町とも呼ばれていました。

 県の説明では歴史的なゆかりのある階段護岸も道路下に保存し「生き埋め」にするとか。生態系が回復した新堀川も暗渠になれば、魚類の餌のコアマモは育たず魚類は絶滅するでしょう。
 県の説明では自然生態系と歴史資源を「生き埋めにしてまで110億円かける4車線道路工事の公共性、必然性が感じられませんでした。

Tyoumin1_r_3  建設根拠とされる自動車通行量調査資料も10年位前のもので、とでん西武や中心街から映画館が撤退した最近ではありません。人口が80万人を割り込み、更なる人口減と高齢化が進行する高知県。県負担は起債(借金)です。借金してまで強行すべき道路計画ではないとわたしは思います。

 きちんとした説明会を行い、もう一度市民の意見も収集し、道路計画そのものの見直しをすべきでしょう。そうしませんと高知県は「大恥」をかくようになりますね。

Kouzigo2sin_1

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2006年7月 9日 (日)

県議も新聞社も多大な関心

県議も新聞社も多大な関心

Kantyousinbori_r_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月 8日 (土)

驚くべくずさんな道路計画

 都市計画道路「はりまや橋ー一宮線」説明会

 7月7日、七夕ですが、午後7時から新堀小学校内の「コミュニティホール」にて、高知県高知駅周辺都市整備事務所主催の都市計画道路「はりまや橋ー一宮線」説明会が行われました。町内の皆さまへというご案内でしたので、周辺の1県民として傍聴に行きました。

Setumeikai1_r

 事前に該当町内に配布されていました文面では「地域の皆さまとワークショップにより貴重な意見をいただきました。」。専門家で構成する「生態系検討委員会のもと、有識者で構成する検討会で検討を加え計画しております。」とのことでした。

 2002年4月(平成14年)に説明会を実施、その内容に基づき工事をしているとと。その後4年経過し、再度道路計画の詳細な説明、関連工事の電柱地中化工事と今後の工事についての説明会でした。

説明会は定刻の午後7時から始まりました。まず驚いたのは市民を対象とした説明会であるのに行政関係者の参加者の多さ。高知県土木部都市計画課荒川辰雄課長(8日付にて国交省都市整備審議官に転勤)、西岡栄喜課長補佐、野々村毅課長補佐など都市計画課の課員の殆どが出席。
 工事実務担当である高知駅周辺都市整備事務所横山芳正所長、岩崎昇次長、など多数の所員が来られていました。

 高知市側からは都市整備部の高知駅周辺整備の担当課長と、まちづくり推進課の課員が出席されていました。第一コンサルタントの出席者が2名いましたので、市民対象の説明会であるのに行政側関係者が39名いました。

 会場前列が荒川都市計画課長と横山高知駅周辺都市整備事務所所長など幹部職員が着席。市民側から見て右側が県関係者とコンサルタント。左側が高知市役所関係者と「コの字」型の机の配置。参加市民はと言いますと十分な告知でもないのに(会場付近の案内図も何もない状態)で50人が集まりました。

Aisatu_r

 説明会は司会を横山芳正高知駅周辺都市整備事務所長がされました。出席者の行政関係者を1人1人紹介していくだけで10分間の時間が経過しました。

 次に県道「はりまや町ー一宮線」(はりまや工区)整備計画について、高知駅周辺整備事務所の工事班長坂田章氏が、配布された資料を読み上げて説明しました。説明がひととうり終わるまでに30分が経過していました。

 説明が終わるや否や、早速年配の質問者がしどろもどろの口調で質問をしていました。要領を得ず、ただただ時間が空費されます。質問内容が整理されていないから、回答も要領を得ず、時間だけが空費します。
 突然「おんちゃんやめや!」との声が。「やかましい!」と応酬。質問者はマイクを離さず「総会屋」状態。茶番のやりとりでしたが、司会者の横山所長は仕切る様子もありません。
 
 ようやくその質問者が30分時間を空費。説明時間と1時間時間が経過していました。
 最初は前回の市民を対象にした説明会にはなかった行政側としては「新機軸」である「電柱地中化」工事についての質疑応答時間でした。
 説明では地中化の目的は都市景観の向上と、都市災害の防止とされ、地震などの災害時に被害が軽減されるのが電線共同溝の整備だとの説明。

 誰もこの件で質問者がいませんでしたので私が質問しました。
「電柱地中化工事が災害に役立つという説明はおかしいのではありませんか?先般の新潟中越地震では電柱地中化した都市では被害が大きく復旧が大幅に遅れたと聞いています。ましてこの地区は軟弱地盤。地震時地面が液状化する可能性もあります。電線共同溝が災害に強いとはいえないのではないのでしょういか?」

(参考)
災害体験を高知でどう生かす その2
http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/whatnew1/kuroda-n/kuroda-n4.html

東南海地震の規模についてhttp://www.nc-21.co.jp/dokodemo/whatnew1/nishida/nishida2.html

 すると回答がありません。しばらく県側は沈黙してこう言いました。
「一般論では電柱が倒れて道路を塞ぐという危険性が回避されます。」という説明でした。
 私は「この地域での電柱地中化工事ですから当然地盤や地震時の液状化の可能性は調査していないのでしょうか?高知県庁に南海地震対策をされている危機管理課がありますが、データは持っていないのでしょうか?」と再度質問しましたが明確な回答はありませんでした。

Siryou1_r

 驚くべくずさんな道路計画

 その後「総会屋」状態の年配の質問者を除く質問がいくつか会場から出ました。まず道路計画の根拠となっている交通量のことです。
 「調査が平成2年10年と、古い年次であり、道路の完成予定が平成22年。どのように交通量を予測したのか?」という質問がありました。
 これに対しても説明は道路交通容量が39200台(1日)と予測されるので、4車線にしないと対応できないとの説明。

 しかしこのデータは古いし、根拠不明。イオンも北部環状線もない状態の調査ではないだろうか?その間にとでん西武百貨店も、中心市街地から映画館も撤退し、想定の中心市街地へ郊外からの車の流入量は当然少なくなっていると思います。

 次の質問は事業費110億円の内訳です。
「説明では半額が国の補助になりますね。県の予算はどれくらい使用するのでしょうか?」との説明。

 何%とかいう抽象的な回答に終始しました。「一体いくらの県予算か具体的な数字を表示していただきたい。」との質問者。
 ようやく「県が49億円。高知市が8億円です。」との答えが。

 質問者「それは借金で賄うのですね?」「起債です。」との回答。
 次の質問者は「この道路の維持費は年間いくらかかるのでしょうか?高知市のかるぽーとは建設費が200億円。年間維持費は4億円と言われています。それに起債の返済がありますね。いくらですか?」

 それに対して県側の回答は「今ここにはデータがないとの」こと。
 「4車線道路の場合の維持管理費用は1メートルあたり幾らとのデータはあるはずですよ。」と再質問。

 県の回答は「各土木事務所にはあるので、いまここでは回答できませんが後日回答します。」と言われていました。

Kantyousinbori_r_1

 次の質問者は新堀川の歴史資源の質問でした。

「資料では新堀川の階段護岸は由来不詳と書いてあります。またこの階段護岸はどのようにして保存されるのでしょうか?」

 それに対して県側の答えはこうでした。

「高知市の教育委員会などに聞きました。階段護岸につきましては、横堀公園付近に移設も考えましたが、子供達の安全も考え断念しました。工事ですが、階段のまま盛り土し、地下に保存します。そして道路の歩道に階段護岸はこうですと書いた立て札を立てます。」

 それに対して質問をされた年配の男性はこういわれました。
「由来不詳とは調査不足です。この階段護岸は江戸時代に、物部川上流で伐採した材木を船入川を利用し浦戸湾にいかだで運びました。
 そして江ノ口川を経由して新堀川に来まして、材木を荷揚げしました。干潮時でも満潮時でも材木を陸揚げできるように階段護岸をこしらえたのです。そしてその岸は今は新堀小学校になっていますが、大工などが多数住むようになりましたので材木町と言われているのです。 
 私達の先祖のそうした由来も知らず、道路に埋め込むなど歴史を大事にしていない計画であると思います。必要のない道路であると思います。東京の日本橋は高速道の撤去を計画しています。韓国のソウル市では実際に道路を撤去し川を復元しました。もっと高知も歴史資源を大事にしなければなりません。」との発言でした。

 次の発言者は新堀川の自然生態系に関する質問でした。

「最近の新堀川ではアカメの幼魚が発見されています。絶滅危惧種A類の魚で、宮崎と高知県の四万十川が主な生息地と言われていました。そのアカメが浦戸湾最深部、しかも高知市中心街に近い新堀川で生息していました。
 アカメは餌になるコアマモがないと生息できません。今まさに工事をしようとしている新堀川にコアマモが多く生息しています。ここはアカメの幼魚たちの保育園なのです。これに工事で蓋をすればコアマモは生息できません。アカメも生息できません。そのあたりはどうなのでしょうか?」

 県側の回答です。「工事は慎重に行います。現在コアマモの生息している場所は暗渠になるため、現在高知市が駐車場にしている箇所を開口し、オープンスペースをこしらえ干潟の再構築をします。」との説明でした。

 後で会場におられた高知大学理学部の町田吉彦教授に聞きますと「干潟の再構築は不可能。コアマモの移設も難しい。工事が計画どうりに進展しますとアカメもシオマネキも新堀川では生息できません。」と言われました。

 事業説明のなかで「専門家の意見を聞きながら検討します」とありました。質問者が「専門家は誰ですか?」と聞きますと、県側は「今の時点ではお答えできません」とのことでした。

Siminsanka5ehashigodan_thumb_3_thumb

 そうこうしているうちに予定の2時間が経過してしまいました。司会の横山所長が閉会を宣言しようとしていました。
 
 私は「後日回答されますと言うことですが、具体的な曜日は何時でしょうか?次回説明会の予定を今幹部の皆さんが揃っていますので決めてください。」と申し上げました。
 そうしますと「今回の形式の説明会はない。聞きたければ個別に質問に答えます」というのが高知県側の回答でした。

 問題点を整理します。

1)事業計画の基本となる交通量調査の根拠が不明であり、とても信頼に値する根拠になっていません。

2)付帯工事である電線共同溝工事の地震時の安全性が疑問です。この地域での地盤のデータを何も調査していない事実が判明しました。」

3)事業予算について。県負担が半分でそれも起債。子孫に借金を残す形に。明確な事業計画の必要性の説明が薄弱。また年間の維持管理費用もこの道路計画では不明と言う考えられない回答には驚きです。

4)ぞんざいな歴史資源の取扱い。新堀川の階段護岸の由来の調査も不十分。であるから平気で「生き埋め」にし、道路の上に説明文を掲示する発想になっています。

5)自然生態系保護と道路計画は共存できません。
 4車線の道路はほとんど新堀川の上を暗渠にします。最近絶滅危惧種のアカメやシオマネキの生育が新堀川で確認されるほど生態系が回復しています。
 現在の工法での道路工事によりコアマモは絶滅します。移設は困難です。自然生態系を破壊した上に道路が走る形になります。

6)県側の一方的な説明会は今回で終わりのようです。問題点、質問点に関しましては「後日」回答ということで、具体的日時の指定はしませんでした。
 住民参加の梯子段では「一方的情報伝達」の段階で極めて低い段階でありました。

 荒川辰雄都市計画課長は、来週から霞ヶ関の本庁勤務だそうですが、市民ときちんと向き合って事業計画を説明できるような国家公務員になられていただきたいですね。

 聞きたいことも十分に聞けず、積み残した質問項目にも2度と市民説明会を高知県側はしないそうですので、釈然としない説明会でありましたことをご報告申し上げます。

 Kouzigo2sin

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006年6月22日 (木)

新堀川キャンドルナイト

 6月21日は夏至。梅雨入りであるというのに晴天で暑い日でした。新堀川の大正橋付近で、まもなく道路工事で取り壊される予定の赤い水門の付近でキャンドルナイトをしました。

0tanaka_r
 もともとは夏至の日に、電気を消して蝋燭の日で地球環境を振り返る(という主旨なのかどうか忘れました)とか言うのではなかったのでしょうか。

 私も2本蝋燭は持参しました。でも新堀川の堤防に蝋燭を並べるにはたくさん数が入ります。そこで浦戸湾を守る会の田中さんが300本の蝋燭と、コップと固定板を持参され、「組み立て」作業を1時間程度しました。

 そして約1メートル間隔で蝋燭を立てました。そして火をつけました。普段とまた違う風景になりました。このカメラではその美しさはわかりません。

Cn01_r

 40人の市民がキャンドルナイトを楽しみました。また通りがかりの市民も「何事?」と言いながら楽しんでいました。

 この地域には自由民権運動の思想家の中江兆民の生家跡があります。そこへも一時的に蝋燭を立てました。兆民と対話しました。ゆかりの新堀川が埋め立てられ蓋がされ自動車道路になることに兆民ならどういうのだろうか?聞いてみたいと思います。

Nakae1_r Nakae2_r_1

 かつて船着場と荷揚げ場の跡の階段では、朗読も行われていました。静かな夜にはふさわしい「出し物」でありました。
、蝋燭の火で新堀川の水面を眺めるのもまた良いものですね。

Cn1_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月10日 (土)

新堀川プレ釣り大会

Shinborisakana_r  11日が本番の釣り大会ですが、待ちきれない新堀川周辺の子供達が、10数人集まり釣をしていました。そのうち雨が降り出しましてこれは中止かなと思われました。そして雨が止みますと強い引きがありました。

 そうしますと子供達は大興奮。網だなんだと騒いで30センチくらいのスズキが釣れました。西岡謙一さんが水槽を出しましてそのなかへ入れました。まだ子供なのでリリースすることになりました。
Bort1_r  それで一段落しまして「ぴよっちゃん」がゴムボートを出して来られまして新堀川へ浮かべました。気持ちよく流れに乗っています。取材をされていた報道の人も体験試乗されたようでした。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年5月23日 (火)

新堀川ー泥地こそ生命の営み