2008年2月24日 (日)

快適都市とは?  2月29日(金

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、都市問題をテーマにコメントをさせていただきます。高知シティFMの戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。

 この不況の中、多額の公共投資がJR線の連続立体交差、高知駅前再開発、高知市内3箇所での区画整理事業(弥衛門、北本町、潮江)で進行、また高知市は春野町と合併しました。

Shinborihakai (高知県土木部都市計画課高知駅前周辺整備事務所の無意味な道路工事で環境破壊が進展している新堀川)

 その反面、歴史的資源と環境が回復してきた浦戸湾最深部の新堀川を埋め立てて県が道路をこしらえ、高知市は追手前小学校を廃校にし、そこへ商業施設をこしらえるとか言っています。全く的外れな再開発計画なので、高知市の1市民であるけんちゃんがコメントします。

 今回のテーマは「快適都市とは?」でコメントしたします。

「快適都市」という言葉は、今から18年前に考案した言葉です。概念でしょうか。
「あるべきものがそこにある。」という英国の田園都市構想から来た言葉に「アメニティ」という言葉があります。日本語にしますと「快適」となります。

 「都市」というのは「社会サービスシステム」のことです。ありとあらゆる施設。デパート・スーパー。コンビに・学校、病院、駅、道路そういうものを社会サービスシステムと言います。それが集ったものを「都市」と言います。

 「快適」さと社会サービスシステムとしての「都市」をくっつけて「快適都市」という概念を考案いたしました。あるべき都市の姿。あるべき高知市の姿を想定しています。そのことを意識し「快適都市」についてコメントいたします。18年もまえのことです。

Kaitekitoshihon

戸田 普通に考えれば、当たり前のことですよね。では実際高知市の都市開発や都市計画が「快適都市」に向っているかと言いますと程遠いのではないのでしょうか?
 むしろ逆の方向に向いていっているではないかとも思いますね。

西村 「都市のあるべき姿」や「都市ビジョン」の議論なしに、公共事業をやたら始めるからめちゃくちゃになります。車が渋滞するから道路を建設する。踏み切りで渋滞するから鉄道は高架にしようとか。

 枝葉末節の議論ばかりしていて、肝心要の「高知市はどうあるべきか」「高知市とはどういう町なのか」という議論がされた形跡がありません。
 それは都市に住む「誰にとっても快適な都市」でなければなりません。その都市で生活し、仕事し、学び、遊ぶ。そのすべてが快適でなければならない。都市の姿はそうあるべきです。

 そうではなく、公共工事で道路を渋滞解消でこしらえると、排気ガスが蔓延し、皆がぎすぎすし、皆がいらいらしてしまう。そのことに多額の税金をかけてしていますね。それが高知市の都市再開発の姿ー実像ではないでしょうか。

戸田 それでは良いことは1つもありませんね。

Atago1_r (道路作りばかりすると郊外型店舗が繁栄し、地域の商店街は衰退します。)

西村 都市の中では閉ざされた商業空間(高知で言えばイオンモールなど)ではなく、そこだけが面白いというのはいかにも都市としては貧しいと思います。

 東京の六本木ヒルズや表参道ヒルズがあれだけ話題になるのは、裏返せばそれだけ公共空間(公園や道路、公共文化施設や商店街など)が貧しい証拠。

 お金を払ってTDL(東京ディスニーランド)へいくとか豊であるなんて全然思いません。

 市民の憩いの場である「公共空間」が快適でなければなりません。それが」快適でなければ快適都市ではありません。それは公園であり、道路であり、河川や里山です。だれでも無料で入れる公共的な場所ですね。

 そこが充実して初めて「快適都市」と言えます。

戸田 さきほど名前のでました六本木ヒルズや表参道ヒルズなどは大きな商業ビルは大変規模が大きく、1つの都市のように思われ、快適空間のように思いますね。
 それを地方で再現できるのかと言えばそれは無理ですね。
 高知市であれだけのビルを建て、あれだけの商業施設を集積することは無理ですし。履き違えないようにしませんと。

Ion2

(地方都市にあるのは低額所得者用のショッピング・モールが関の山でしょう)

西村 それは東京という国際都市であるから成り立っていますし、日本の富の82%が東京に1極集中しているので成り立つ商業空間ではあるのです。名古屋でも大阪でも成立は絶対にしませんし。高知市なんぞ絶対に無理な話しですね。

 地方であれば所得の低い私たちを対象とした郊外型の大型ショッピングモールがありますね。あれが地方の「レベル」なんですね。
 全国何処にもあるような画一的なプラスチックな空間で空調が効いていますね。外の空気を遮り、感じさせることが出来ない人工空間。
 
 まあ地方の田舎者はそこで我慢しなさい。そこでジャンキーフードでも食って時間つぶしをしなさいと言う事なんですね。

戸田 現実にそこで我慢して、満足したような気分になっているようですし。

西村 それはあるべき都市の姿ではないと私は思いますね。

戸田 快適とは言えませんね。

西村 都市計画には「マスタープラン」が必要です。聞き慣れない言葉ですが「マスター」というのは「下敷き」のことでしょう。「プラン」は計画ですね。都市の基本的な計画ですね。

 またそのマスタープランの作成には徹底した市民参加と各分野の専門家の参加が必要です。都市計画、建築・土木、医療、福祉、教育、スポーツ、レクレーション、経済、行政、安全、防災などです。、

「高知市はどういう都市になるべきか?」

「高知市の適正規模の人口は?」

「どこへ住んだらいいのか?」

「どこで働き、どこで学んでいればいいのか?」

 それらの人たちが情報公開された場所で議論し積み上げられて初めて都市計画ができます。その痕跡が全く見られませんし、高知県には存在していません。

 参考事例 高知広域都市計画マスタープラン検討委員会について

戸田 ここまでしている事例を知りませんね。1部に熱心な人たちはいるようですが。関心をもたない多くの市民は後で知らされるだけですね。それで全部が進みますね。あらゆるジャンルの人が出て来ないと、都市の運営はうまく行く筈はありません。

西村 快適都市づくりには徹底した情報公開と市民参加が不可欠です。市民県民の意見を正確に収拾し,集約する仕組みが不可欠です。地方議会がその機能を担うべきでしょう。
 高知市はどうあるべきか?どういう都市になるべきなのか?を議論し、無料で利用できる公共空間が快適かどうか?公園や道路が快適かどうか?楽しいかどうかが、快適都市の鍵であり条件であると思いますね。

 もっと議論し積み上げる工夫が必要であると思いますね。

Siminsanka5ehashigodan_thumb_3_thum

戸田 高知市の中心部だけでなく隅々まで、市民に話を聞いてそういう街が快適なのか。どうあるべきなのか。それを考えるべきでしょう。
 市内中心部だけの道路だけが良くなり、歩道の段差がなくなった。それでは高知市全体が快適都市になったとは言えませんね。

 そうならなかった地域は高知市ではないのか。そう思いたくもなります。

西村 あるべき高知の姿を今年は提案していこうと思います。いろんな切り口があると思います。18年前に「快適都市」を概念提唱しましたが、古びていなく今でも通用する概念であり、むしろより活用しなければならない時代であると思います。

 快適都市の概念が活用されていないので高知市の都市づくりはめちゃくちゃになってしまったといえるからです。

 高知女子大学を移転する。高知大学を朝倉から市内中心部へ持ってくる。追手前小学校を廃校にするとか。新堀小学校と統合するとか。その文教地区となる新堀川を埋め立て自動車道路をこしらえる。

 やっている中心街の再開発が,めちゃくちゃですね。そいだけ県も市も税金を中心街の道路整備に費やしてどうなっかかと言いますと中心街はますます寂れていくばかりです。

 スーパーもコンビにもなくなり過疎化するだけです。郊外(北部環状線沿い)はどんどんと発達しているようですが、車がないと用事が足せない。
 なんかひじょうに移動が困難で、苦痛であり、いびつな都市になります。

 こんなはずではないのにこんなおかしな都市になってしまった。

Niihama01_thumb (全国どの地方都市中心部は空洞化が進行しています。9

戸田 わたしは高知市の南部に住んでいます。市内中心部へ出てくるのはちょっとしたイベントなんですね。我が家には自家用車がありません。そうなると公共交通機関に乗らないといけません。

 尚更大変です。南から高知市中心部へ出てくる路線バス便が減る一方です。車ばかりの優先の都市政策ばかりしていますから、車を利用しない人間の声は反映されていません。

西村 ただガソリンが2年ぐらい前の倍に近いぐらいに上がりました。89円のものが157円ぐらいになりました。(少し下がって152円程度でしょうか)。 
 そうなりますと1ボックスカーで60リットル給油したら、152円として9120円になります。

 今までのように車で郊外の100円ショップへ買いに行くなど馬鹿げた消費行動はできなくなります。

Gsnakamura_r

 そうなりますと公共交通機関(鉄道・路面電車・路線バス)や自転車などの活用が必要ですし、同時に環境問題を真剣に考えるべきでしょう。

 化石燃料の車で郊外の量販店へ行きレジバックを辞退したから環境にやさしいといえるのか。そうではなく自転車でいくのならもっと環境にやさしいのではないか。

Rezifukuro (車で来店してレジ袋を辞退しても環境にやさしい人ではありません。)

 そういう根源的な議論を都市のいあるべき姿で議論をすべきでしょう。都市のあり方を考えますと環境問題も考えることになりからですね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年2月17日 (日)

鉄道。路面電車・バスの最大活用を  2月22日(金)

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、都市問題をテーマにコメントをさせていただきます。高知シティFMの戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。

Yaemon (弥衛門区画整理事業)

 この不況の中、多額の公共投資がJR線の連続立体交差、高知駅前再開発、高知市内3箇所での区画整理事業(弥衛門、北本町、潮江)で進行しています。土地価格が下落するナカでの区画整理事業という珍しい事業です。
 また今年の1月に高知市は春野町と合併しました。

 その反面、歴史的資源と環境がようやく回復してきた浦戸湾最深部の新堀川を埋め立てて県が道路をこしらえ、高知市は追手前小学校を廃校にし、そこへ商業施設をこしらえるとか言っています。全く的外れな再開発計画なので、高知市の1市民であるけんちゃんがコメントします。

Shinborihakaoi01

 今回のテーマは「鉄道。路面電車・バスの最大活用を 」です。
 このテーマは昨年8月番組に登場していただきました筑波大学大学院生の野本靖さんが提唱してきたものです。

全世界的に自動車通行に肩入れし、幹線道路沿いに大規模な商業店舗を出来ると例外なく従来の都市の中心市街地は寂れ衰退します。結果「シャッター通りと」なり住民は大変不便な生活を強いられます。日本全国各地、全世界どこでもそうらしいですね。

戸田 どこでもそういう現象が出るのがわかっていながらそういうことをくりかえしているのですね。
 昔は高知市中心街商店街と言えば大変な賑わいでした。休みの日や普段の日はそこへよく出かけたものでした。
 ふと思ったのは商店街に住んでいる知り合いなどは。生活も裕福。休日にはゆったり優雅に旅行などという話は昔はよく聞きました。今はまったくそんな話は聞きませんので様変わりです。
 地元商店街はどんどん衰退しているというのが現状ですね。

Heitenm

西村 これだけ郊外型で自動車交通とリンクした大型量販店や専門店が張り付きますと土地代の高い中心市街地は当然同じ土俵では全く対抗できませんね。北部環状線沿いのイオンの周辺が商業集積になってしまいますね。

 自動車交通にとって不便極まりない高知市中心街商店街が衰退するのは当たり前ですね。中心商店街の人達が車での来店を想定している限りは未来永劫にイオンには勝てないでしょうし。

Ion1

 ですから「地方の公共交通の活用」と「土地利用計画」と「環境」、「福祉」ががリンクした都市再開発が必要でしょう。高知市は全く出来ていません。てんでんばらばらです。
 それでいろいろと野本靖さんに教えていただきましたのはブラシルのクルチバ市のような「身の丈」にあった都市計画が高知には必要です。。
 高知には都市計画は存在していません。あるのは道路整備計画だけです。だからむやみに自動車道路ばかりこしらえ、都市を衰退させているのです。

戸田 具体的にはクルチバ市はどういうことをしてういたのでしょうか?

Kuruchibahon1_r

西村  野本さんに借りた本「人間都市クルチバ」とか「都市の針治療」などを読みました。印象深かったのは路線バスの活用でしたね。
 いつ来るのかわからない。あてにならない路線バス。市長はすぐ対策を打ちました。自動車道路の一部をバス専用レーンにしました。それだけでなくバス停もバスの昇降口と段差がなくすぐに乗り降りできるように改造し、雨に濡れないようにドーム型の屋根もつけました。それで定時運行を確立しました。たとえ空車であろうが時間道理にバスを回して市民の信頼を勝ち取りました。

 シャトルバス状態にしたのです。乗降客が増加、車の通行量が減少し、よりバスは快適に走行できるように成りました。

 ブラジルで歩行者天国も最初に実施しました。最初は車での来客が減ると商店主が大反対しましたが、実施すると商店の売り上げが今までの3倍になりました。車に煩わされることなく散策ができるようになったから買い物がゆったりできるようになりました。

 他の商店がも「うちでもやってくれ」ということに成り、広がったそうです。それで中心市街地商店街が蘇りました。「ゆっくり歩いて散策できる商店街」になったがために商店街の売り上げが伸びたのですね。

 参考ブログ記事

  「都市の針治療」を読んで

 「人間都市クリチバ」を読んで

戸田 うまくいった図式のようですね。車にとって少し不便な都市にしたほうがかえって市中心部は繁栄するという実例ですね。
 車にとって便利な都市が繁栄すると考えがちですが、全然違っているということですね。
 車に乗っている人は大いにしろごく1部に過ぎません。車に乗れない人、公共交通機関を利用している人にも配慮した都市づくり、中心市街地づくりをしていけば、おのずと成功のパターンが見えてくるでしょう。結果地方都市でも活性化するということになります。

Shinbori12251_r (道路至上主義がまちを破壊しています。)

西村 クルチバ市の事例やその観点から見ますと高知市には「都市計画は存在していない。」となりますね。あるのは道路整備計画だけですね。
 やたら税金で自動車道路ばかりこしらえた都市は、郊外分散型の効率の悪い都市に成りやがては衰退するのです。

戸田 「車がないと不便な都市が高知市」だと昔から言われましたが、ここにきてよけいにそうなり不便きわまりない都市になりつつありますね。
 郡部はどんどんバス路線が減便されたり廃止されています。高知市内のバス路線も廃止や減便されていますし。自分で車がないと身動きできない都市になってきています。

Basu

西村 世界の都市を観察しましても、都市再生に成功した町はどこも自動車を上手にコントロールしています。市内中心街には車をなるべく入れない。トランジットモールにしています。そのかわり路面電車を無料(アメリカのポートランド市など)にしたりしています。ヨーロッパの都市などそうなっていますね。

 福祉の観点からも交通移動手段は研究すべきです。地方公共交通の最大活用すべきです。交通ろ福祉とのリンクも必要です。
 車万能社会では都市は再生できません。きちんと観点をかえれば高知市の再生は可能です。

Densya

戸田 そうであると思いますね。

西村 高知駅前の再活用は公共交通の面でも重要です。バスターミナルが通勤・通学客にも利便性があり、観光客にもわかりやすい機能をもてるのかが大事なポイントになります。

戸田 バスターミナルは今はないに等しいです。「わ駆りやすく。便利な」バスターミナルでないと意味はないですね。わかりやすくて乗りやすくて、便利なものをつくらないといけないです。

西村 環境問題に配慮するのであれば、高知市では自転車の活用も必要です。高知市の市街家畜であれば自転車で用事をすませることは可能です。市内は坂もなく道は平坦ですので活用は可能です。
 自転車と鉄道、路面電車、バスとのリンクも必要です。

戸田 この部分は全然できていませんね。マイカーとのリンクは意識されていますが。自転車というのはまだまだ意識されていませんし、リンクされていません。

 私は自転車通勤しています。仕事で廻るときにバスや路面電車で廻ろうとしますと自転車を安全に駐輪させるとこがありません。うかつなところへ駐輪しますと違反ですし、盗難の可能性もあります。自転車と公共交通機関のリンクも研究し、実施する課題ですね。

西村 以前番組に出演いただきました野本靖さんは、自分なりに研究してごめん・なはり線と後免町駅乗換えで土佐電鉄との乗り換え時刻表をこしらえました。これですと住んでいる知寄町からごめんまで路面電車で行き、後免町駅でごめん・なはり線に乗り換え夜須へ行くことができます。

 年末の夜須での忘年会はこのルートで往復は可能でした。当時そのことを思い浮かばなくて知りませんでした。ですので知寄町から路面電車ではりまた橋乗換えで高知駅へ。高知駅からごめん・なはり線で夜須へ行きました。

 時刻表でみると1回の乗り換え(ごめん終点ーごめん町駅)ですむので楽なんです。

 参考ブログ記事 

 高知から持続可能な交通を実現する(29) 「ごめん・なはり線と土佐電鉄の連絡時刻表

 

戸田 そうですね。距離的にも高知駅を経由するとロスになっているようですね。私は鉄道や路面電車が好きですから気付いていましたが、そのことに興味がなく知らない人は思いつきませんね。
 乗り継ぎのことも知らないと使えませんし。

西村 戸田さんのように鉄道マニアと言えば失礼かもしれませんが、鉄道に興味のある人なら簡単に発見できるいでしょう。普段のらない市民は気がつきませんし。

 それが出来るのであれば、野市方面、夜須方面であれば、ごめんまで土佐電鉄で行き、ごめん町えきからごめん。なはり線に乗り換えればいいのかというこになれば利用方法がありますね。JR高知駅経由とはまた別の方法ができますね。選択肢ができるからいいですよ。

 それを知らないから、電車ではりまや橋で乗り換え、高知駅まで行き、高知駅初のごめん・なはり線に乗車していましたし。

戸田 ごめん町駅はエレベーター施設もありますから高齢者や車椅子の人も短時間で乗換えが可能です。
 そういうことを知らないから利用者が少ないのですから。情報を事業者側も地方公共団体も広報すべきでしょう。

西村 乗り換え時刻表を周知徹底すればくろしお鉄道も、土佐電鉄も双方に利益が出ます。いきなり「直通運転」は無理でもまずは情報の直通運転からです。
 都会の地下鉄の乗り換えの乗り降りの苦労から言えばなんでもありませんし

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月 3日 (日)

高知駅前再開発の展望は?  2月8日(金曜)

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、都市問題をテーマにコメントをさせていただきます。高知シティFMの戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。

 この不況の中、多額の公共投資がJR線の連続立体交差、高知駅前再開発、高知市内3箇所での区画整理事業(弥衛門、北本町、潮江)で進行、また高知市は春野町と合併しました。

Yaemon (弥衛門地区)

 その反面、歴史的資源と環境が回復してきた浦戸湾最深部の新堀川を埋め立てて県が道路をこしらえ、高知市は追手前小学校を廃校にし、そこへ商業施設をこしらえるとか言っています。全く的外れな再開発計画なので、高知市の1市民であるけんちゃんがコメントします。

 今回のテーマは「高知駅前再開発の展望は?」です。

10年がかりで工事が行われていましたJR土讃線の連続立体交差事業ですが3月に完成します。完成後は高知市中心部の布師田から入明までは踏切がなくなり、自動車交通がスムーズになるという説明を県側がしています。
 自動車交通さえ便利になれば全てが解決すると高知県庁は思い込んでいます。連続立体交差で利益を得るのは北部環状線沿いにある大型量販店や専門店だけです。愛宕商店街などは通路になりより寂れるのではないでしょうか?

戸田 今でさえ北部環状線沿線は異様な発達と賑わいがあります。車で行かれる人はそこで人とおりの買い物をして戻るという図式が出来ました。そして商店街は来るまで通過するだけの通路になりました。結果シャッターが降りている商店ばかりになりました。

 車で直通できなかったところがスムーズにいけるようになれば、よりその現象が進みますね。

Atago_r (愛宕商店街)

西村 500億円かけた公共投資で北部環状線沿いにある大型量販店や専門店だけが利益がでる連続立体交差と道路をこしらえたのか?そのためなのか?とうがった見方をしてしましますね。

 行政側は「そういうつもりはない」と言い張りますが、結果的にそうなってしまうのは明白ですね。

戸田 駅というか鉄道にとっも良い結果は生みそうにもありませんね。

西村 そうだと思いますね。

 マイナス面ばかり指摘しました。ではプラスの面の検証も必要です。JR高知駅北側の高知市所有地(昔市営住宅がありました)が一部が国の合同庁舎(税務署や法務局、財務局などが入居予定)になり共同ビルが建ちます。

 長距離バスや路線バスのバスターミナルになります。こちらは少しまちづくりの期待があると思います。
 特にバスターミナルのこしらえ方や他の交通機関との接続が大事です。

Kochiemimaebasut (高知駅北側にできるバスターミナル)

戸田 現在高知市内にはバスターミナルは存在しないに等しいです。高知駅にあるのは高速バスの停留場ですし。それも決してわかりやすいとは言えないですね。
 市街地を走る路線バスも高知駅で走れば随分苦労しないと駄目ですね。

 どこへいくのに、どのバスに乗ればいいのか。よく私もはりまや橋付近で県外の観光客に「桂浜へ行くにはどこで、どのバスに乗ればいいのでしょう?」と聞かれることがあります。

 即答できませんし、案内板を見てもちっともわからないのです。わかりやすさ、便利さ。きっぷの買いやすさ。このへんでしょうか。絶対的なポイントに成りますね。そうでねければバスターミナルとは言えないでしょう。

西村  鉄道や路面電車、バスなどの地方の公共交通機関の利用促進策や、プランが高知駅前再開発では見えて来ません。バスもどう乗り換えていいのかわからない。ビジターの観光客なら尚更です。
 桂浜から戻ってきて五台山へ行くのはどう行くのか。どこでわかるのか。インターネットで検索できるようになっているのか。それすら難しいそうなんですね。

 自動車交通の利便性だけで鉄道を高架にしたところで都市は発展しません。
 四国の先行事例では10年以上前から香川県丸亀市や愛媛県今治市があります。鉄道高架になっています。しかし両市とも駅前は寂れています。無残なものです。高知市も現状ではそうなるでしょう。県と市に任せておれば酷い結果は目に見えています。
 丸亀駅前など駅前に日本を代表する現在美術の巨匠の猪熊源一郎美術館があります。しかし駅前商店街は殆ど締まっています。ある時駅前に宿泊したものの開いている飲食店をみつけられず、やむなくコンビニで弁当を購入したこともありますたし。

Kochistb (高知駅ビルは3月に完成します。)

戸田  宇田津のあたりも鉄道高架になっていますが、広大な空き地が広がっています。

西村 瀬戸大橋の完成を見込んで行政側が流通団地の形成をもくろみましたが、企業側は対岸の岡山に流通基地をこしらえ四国からむしろ撤退しました。コンビにも弁当も岡山から来ますね。
 トラックは対岸から。営業マンはマリンラーナーで来て車を四国に置いて四国を巡回するスタイルになりましたし。行政側のもくろみが外れた現実の事例ですね。瀬戸大橋が出来て今年で20年目ですが広大な空き地はそのままなのですね。6車線の道路が虚しい。きちんとそのあたりを押さえて都市づくりと公共投資しないと亡びてしまう実例ですね。

戸田 列車から眺めてなんでだろうと思っていました。

西村 都市再生と地方の公共交通機関とのリンクが都市計画でなされていません。高知市の場合は。ですので自動車の利便性を無批判に行政側(県。高知市)が信仰した結果、歴史の資源の宝庫の新堀川を高知駅前再開発の一部と称して道路にして破壊し埋め立てたりはしない筈ですね。

 歴史を勉強すればあんな無謀なことはできません。またせっかく生コン事件以来浦戸湾の水質が回復してきた野に、巨額の税金で埋めて道路にする。出来ない筈ですね。普通は。完全に県も高知市も狂っているとしか思えません。

Shinborihakai (高知県土木部都市計画課高知駅前周辺整備事務所による道路工事で、新堀川の歴史的資源とビオトープが毎日破壊されています。)

戸田 いわゆる都市の運営と公共交通機関とのリンク。高知市ではまるでできていないような印象があります。
 電車、バス、鉄道を運営しているのは民間会社で難しいところはありますが、行政は確かに補助金を出していますので、有効な活用がのぞまれますね。お金出して終わりのようなところが見受けられますね。中途半端になり車ばかり増えるようになりますね。

西村 異なる観点から言いますと、高知駅前にあったら良い施設としては2000人収容のホールです。交通の接接点(鉄道、路面電車、バス)ですのであれば理想的ですね。全国の県庁所在地で2000人ホールと球技場で夜間照明施設がないのは高知市だけでしょう。恥ずかしいかぎりです。
 交通の結節点である高知駅前。バスでも路面電車でも、JRでも来れる。ここへ集客装置であるコンサートホールがあるのは理想ですね。

Ftosa18 (ロック音楽は集客力があります。)

戸田 公共交通機関で行くのは理想です。実例では高知市はらみにあるベイ。スクウェアというホールがあります。あそこはスタンディングで1000人程度は入れるそうです。

 駐車場がないので、電車で皆行きますね。大物アーティトの時は、土佐電鉄の桟橋線は満杯ですね。これで高知駅にホールができれば南北の核ですから街中もそうなると栄えますね。

西村 高知駅前にまだ敷地に余裕があってスーパー作るだの商業施設だとかわいわいやってはいます。以前は大学と図書館の複合施設の計画もありましたし。わけのわからん構想がありました。それなら2000人ホールが遥かに経済波及効果がありますね。

戸田 そうだと思います。

西村 観光に力を入れるのであれば、そこへ行けば高知の全てがわかる。という案内センターを駅前にこしらえるべきでしょう。

戸田 バスターミナルともからみますね。観光ガイドは必要ですね。

西村 高知駅前はへそですので、県民がわくわくするようなプランで再構築する必要性がありますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月14日 (金)

都市の生活習慣病

 最近中高年には「生活習慣病検査」を1年に1回受けましょうということを盛んに言われています。わたしなど正真正銘の中高年親父ですので、しつこく医師から言われますね。

 「歩きなさい」「週に1度は運動を」「お酒は控えめに」「タバコはやめましょう。」など自分の生活習慣を改めるような警告だらけ。
 自分の場合殆ど目標値には達成していますが、それでも来年の基準値が上がると、引っかかるようで、「イエローカード」が出されるようです。

 都市の場合も同じようですね。車に依存し、商業施設は郊外に分散。なにもかにもいが分散し、移動するのにストレスが溜まる状態ですね。
 これを都市の生活習慣病といわずしてなんでしょう。

Ion1 (まちこわしの象徴)

 高知市は地方都市でありながら、相当危ない状態です。はやく「治療」をしませんと「危険な」状態になると思いますね。

 高知市は「車依存症」が深刻。都市の機能はばらばら。市長が高知市をばらばらに解体していますし。Shinboriumetatedouro
 新堀川への高知県の工事を高知市はやめさせるべきでしょうね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月13日 (木)

死の川となる新堀川

Sinbori2_r  高知県土木部高知駅前整備事務所の道路工事「県道一宮ーはりまや線」にて新堀川が「死の川」になりつつあります。川底に無数の橋げたを打ち込みコンクリートを流し込みます。

 また護岸は垂直に近いコンクリート護岸。隙間だらけの石の護岸はすべて破壊しています。これせは隙間に生きていたカニなどは完全に行き場を失います。

 こうした護岸工事を決めた委員会なり学識経験者を暴き出し、公表し、高知県民としては未来永劫「環境破壊賞」を進呈しなければならないと思います。
Kaidanngogann_r (歴史的護岸も破壊が迫っています。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月14日 (日)

高知市長はしっかりしてほしい  10月19日(金)

Shiyakusho1 (高知市役所本庁舎)

西村 しばらくけんちゃんのどこでもブログはゲスト出演が続きました。6月は東洋町長の沢山保太郎さん。7月は高知暮らしの楽校の松田高政さん。8月はテーマパーク四国を提唱されている好浦こう一さん。9月は地方公共交通と自転車を都市づくりに最大活用を提唱されている野本靖さんでした。

 今月は久しぶりに、高知シティFMの戸田健史さんとの対談です。今月のテーマは今回のテーマは「高知市長はしっかりしてほしい」です。

 現在高知市議会は共産党をのぞくと「オール与党」体制になっています。執行部と市議会の緊張関係がありません。そのため一部「声の大きな市民」の跋扈を許した弊害もあるようです。

戸田 結局今でもそのような話を聞きますね。「声の大きな市民」の話が通るようですね。その話は伝わってきますね。そこのところはなんとかしないといけないですね。

Tosabashikouzi (無意味な土佐橋付近工事)

西村 何より最優先すべきは「南海地震対策」です。土佐橋歩道橋などなんの効果も上がらないと思われる公共工事はやめるべきです。
 耐震地盤や低地には「津波避難マンション」を民間活力で建てるべきでしょう。やりかたはあるはずです。高知市の下知地区や潮江地区などです。
 液状化し家が潰れるだけではなく、津波まで襲ってくる地区ですし。耐震マンションはあらかじめ土地をまとめて地域を守る方法ですね。空中権と土地の権利を等価交換するとか。
 大地震で壊れてしまってからの災害復旧工事は、無意味です。
 被害を受ける前の建て替えがなにより必要です。

戸田 わたしの住んでいる瀬戸、長浜地区もそうです。この地区は住宅も築30年以上のものも多くありますし。地震が来たところはどうなのか。実際には耐震基準を満たしていないようですし。
 では建て替えるとか、耐震補強をする。となると多少公共の補助金があるかもしれませんがおいそれとはできません。そこまでのお金はありません。
 耐震診断はありますが、診断を受けましても耐震建築するお金がない人も多い。そこらをなんとか手立てをしないと話が前へは進みませんね。
 貧乏な市民は見殺しかというのがこんところ思います。

Nankaizishin (昭和南海地震)
西村 耐震補強や診断の問題は、高知シティFMで「防災番組」をしている西やんも常に指摘していますね。
 実際の話しですが60万円の補助金を受けるためには、300万円程度の工事をしないといけないようです。そうなると所得の余裕のある人しか耐震補強ができないということになります。
 築50年とか古い木造民家がたくさんある下知地区などは、高齢者の人たちも多く、なかなか踏み切ることができません。そこをなんとかしませんと。

 補助額を増加するとか、「地震ファンド」をこしらえるとか具体的な手を打つしかないと思います。

戸田 瀬戸、長浜地区にしても今宅地のところは湿地帯であったとも聞きます。地盤が弱いところです。道路をトラックが通過すれば揺れるようなところにあります。こうなると南海地震では倒壊するのではないかとも思います。
 どうすれば良いのか。正直打つ手はありませんね。

Yosakoi1_r
西村 観光都市を目指すのであれば、中心部に「よさこい踊り館」でもこしらえ年中踊りが見れる指導できるプロチームをこしらえるべきでしょう。スーパーよさこいの東京原宿にも高知市物産館ぐらいは出すべきでしょう。それには高知市のあるべき歴史的資源は大事にする姿勢は必要ですね。それには新堀川をつぶして道路にする県の計画には高知市は反対すべきでしょう。

戸田 例えばよさこいを「プロ化」して年中見られるようにする。いろんなひとがやろうとしていましたね。やれば潰れ、その繰り返しでした。
 よさこいは全国ブランドですね。全国でも通用しますし。それをなんとかしてもらいたいですね。観光資源になるでyしょう。

西村 プロ化の話しですが、サッカーJリーグでは徳島や愛媛が先行しましたね。あれもお金を集め、市民も動き、行政も支援しました。
 高知であればよさこいのプロ化でしょう。これをプロ化して指導者を全国に派遣する。全国大会にはみんな来てもらう。そういう発想で観光の底上げをするのも1つの方法ではないかとも思いますね。高知市も1枚かむべきでしょうね。
 最初は民間ベースでするには荷が重いので。公共の力も必要です。

Ion1 (商業はイオンの1人勝ち)

西村 岡崎誠也高知市長は続投の意思があるようです。どうやら有力な対抗馬は見当たらないようですので、再選の可能性はあるでしょう。
 高知市は明確な都市計画や都市ビジョンがありません。ただ惰性で街路整備をしているだけです。中心商店街はさびれ、イオンの「1人勝ち」をより促進する為に公共工事で街路整備をしている有様としか思えません。
 たとえば追手前小学校をつぶして商業施設や高知大学をもってくるにという発想は、まちこわしになります。
 考えてみてください。小学生が1人で学校へ来るのではありません。半径500メートル以内に家族がいるはずです。家族がおれば商店街の顧客になり商店街を利用するはずですね。それだけ子供がいなくなり「過疎化」してしまえば、そこには人がいないのですから商業がなりたつわけはありません。そんなところへ商業施設をもってきたところで、商売が繁盛するはずがありません。そんな当たり前の事がどうして高知市長がわからないのか不思議です。

Heitenm (中心街では閉店が目立つ)

市内中心部に耐震住宅でもこしらえて人を増やす政策がないとおかしいです。それを市長としてすべきでしょう。賑わいは狭い地域に人が住んでいるところから生まれますね。
 人口が集積されることから賑わいがでますね。でも今の高知市の都市政策は結果的に郊外に分散して住む政策を推進しています。よけい公共投資が必要となり、市の財政も破綻するでしょう。世界の都市のいろんな例で明白ですので、コンパクトな都市づくりをする必要性が高知市長にはあります。
 中心市街地の再開発も単なる商業施設ではなく、追手前小学校の児童を増やす=住民を増やす都市政策が必要です。校区として考えるべきでしょう。

Ootemae2_r (廃校になる追手前小学校)

戸田 だから郊外が発展しているかといえばそうでもないですね。特定の大型商業施設の「1人勝ち」状態ですし。そこをちゃんと見ないといけないですね。

西村 ロードサイト店舗は特色がありません。やはり街の顔である中心市街地の商店街がしっかりしていただきませんといけないと思いますね。再開発も必要ですが、受託や人口増加も考えた都市政策が必要です。そこを高知市長もしっかりしてほしいところです。

戸田 たとえば都会の人が「移り住みたい町」に高知市がなるとか。そこも考えていただきたいですね。

西村 それは歩いて買い物が出来、仕事へ行き、学校も病院も娯楽施設もあり、自然も豊かである。

戸田 おのずとそういう都市になるべきですね。

戸田 商店街でもその地域に住んでいる人が少ない。地域の小学校である追手前小学校の児童が少なくなる。あそこへ大学をこしらえたところで、見た目は人は増えますが、そのときだけでしょう。なんかうまいやりかたがほかにあるように思いますが・・。

西村 来年3月には春野町とも高知市は合併します。ますます高知県のなかでの存在が大きくなります。具体的でわかりやすい都市づくりのテーマが高知市政の課題でしょう。

Kouzigo2sin_3_1 (新堀川を暗渠にし道路にする計画が県により推し進められている。高知市は反対すべきである。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 5日 (金)

子供達は地域の宝

Shinmachi3_r (徳島市は中心街を流れる新町川にこだわった都市再開発を推進しています)

「いくら児童数が減少しても徳島市は新町小学校を廃校にしません。市の中心街に貴重な公共空地だからです。手放せば2度と手にいれることはできません。市民の避難場所でもありますし。」15年前に都市河川である新町川を活用している徳島市役所を訪ねたおりの担当者の言葉です。

 高知市は安易に追手前小学校を廃校にすることを決めました。
 子供達はエネルギーの塊。その存在で地域に元気を与えてくれます。どんな商業施設ができるのか知りませんが、子供以上に元気を与えてくれる存在を私は知りません。

Ootemaes_r (追手前小学校)

 高知女子大を中心市街地から郊外へ移転させる。高知大学を朝倉から中心街に一部移転させる。追手前小学校を廃校し、新堀小学校と統合させる。新堀小学校は新堀川を暗渠に4車線自動車道路が隣接し、教育環境は全然よろしくない。

 高知市の中心市街地再開発事業はちぐはぐでおかしい。今一度「子供達は地域の宝」という観点ですべて見直しをすべきでしょう。

Kouzigo2sin (新堀小学校に隣接してして新堀川を暗渠にした自動車道路が建設されます。県の計画どうりでありましたら騒音で大変でしょうね。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 2日 (火)

追手前小学校の廃校には反対

 徳島市の担当者は「街中の新町小学校も生徒減少で大変ですが、廃校や用地の売却などは考えていません。なぜなら貴重な公共空地を失うからです。手放せば徳島市は2度と手に入れることはできないからです。」

 新町川の整備事業やまちおこしに関心があったので、1991年頃に徳島市役所を訪問したことがありました。担当者はきっぱりとこう言われました。
 高知市はあっさりと追手前小学校を廃校にし、商業施設にするのだと言います。この違いはなんでしょうか?

 住民が減少した市街地は魅力がありません。商業地をこしらえてもおそらく繁栄はしないでしょう。それこそ税金の無駄遣いでしょう。

 小学生は1人で住んでいるわけではありません。家族がいます。児童の親は30代から40代です。その人たちは学校の行事のついでに、隣接する商店街での買い物などをされると思います。

 その顧客をもみすみす小学校の廃校により失うことになります。どちらにしても良いことは1つもないでしょう。

Ootemaes_r (追手前小学校は街の資源)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年8月17日 (金)

下北沢には再開発は不要

 なにやら東京の下北沢が再開発されるようです。それに反対する人達が集会を開くようですね。

 下北沢の未来考えよう 13日からシンポやアートライブ(産経新聞)

 東京生活から田舎生活に戻って随分たちます。でも下北沢の思いではありますね。狭い道路。ユニークな店舗と演劇場。ごちゃごちゃしたところが街を感じて嫌いなところではありませんでした。

 家内とのデートも下北沢でしたし。悪い思いではありません。遠い昔のことで、一番最近に言ったのは6年ほど前でしたが、殆ど面影が変わらない街はいいものです。

 杯と整備をして別にのっぺらぼうな街にならなくても良いと思いますね、今の街路で犯罪が多いとかマイナス面はとくにないのであれば、狭い道路や路地がある街は貴重です。車の存在感のない街のほうが安心できますし。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月20日 (水)

ちぐはくな中心市街地再開発

Taishoubashi  高知市の中心市街地再開発はちくはぐ。生活環境が改善され、高知市のど真ん中の新堀川で釣が出来、絶滅危惧種のアカメやシオマネキも観察で切る新堀川。このたび道路計画により埋められ、暗渠になるそうです。

 22日は午後7時半過ぎから新堀川河畔で夏至ですのでキャンドル・ナイトが開催されるようです。

 閉店したダーエー跡と、隣接する追手前小学校を廃校にし、その敷地へへ高知大学を誘致して街中に「賑わいを」取り戻す計画であるとか。しかし僅か200メートル先にある高知女子大学は郊外の池キャンパスへ移転します。。
Ootemaes_r  中心商店街の活性化が名目らしい。JR土讃線の連続立体交差事業も結局多額の税金を投資してイオンの為にしているようなもの。
 映画館がなくなったしまった中心商店街。閉まっている店も多い。商店街のてこ入れにはならないでしょう。商店街はまずシャッターを開け、せめて夜8時くらいまでは営業すべきではないかと思いますね。

 市長選目当ての市長のパフォーマンスでしょう。実につまらない。

Daiei_r_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月16日 (金)

歩行者・自転車優先都市を

 私は高知市内の営業や私用は自転車です。県庁も市役所もすべて自転車。一宮(いっく)あたりから朝倉までは自転車で行きます。ただ市内中心部は歩道と自転車が分離していないので、混雑した時間帯などは危険ですね。放置自転車が歩道を狭めていますし。

http://maps.google.co.jp/maps?ie=UTF8&q=%E9%AB%98%E7%9F%A5%E5%B8%82&oe=UTF-8&z=13&ll=33.530663,133.564224&spn=0.096303,0.185738&om=1&iwloc=addr

 都市交通の専門ではないから、あくまで希望でしかありませんが、高知市規模の都市は、巡回式バスと路面電車でことが足ります。路線をまず充実させます。車道を削り自転車専用道路をこしらえます。

Sawachika03 (欧米の都市では路面電車が活用されている)

 (参考)自転車交通については大学院生のブログがあります。

今日も自転車は走る

 市街地に自動車を使用しなくても良い街づくりに成功すれば高知市は面白い街になるでしょう。所々にレンタル自転車ステーションをこしらえ、乗り捨てても良いようにすれば良いとは思います。

 都市計画といえば自動車道路計画と思い込んでいる行政当局や市民が多いようです。車ばかり優先した都市は潤いがなく、自然破壊と歴史への配慮がなくなります。
 新堀川を暗渠にし、埋め立てる道路計画などその1例であります。

Shinboriumetatedouro (ビオトープも歴史的資源も埋め立てて税金で自動車道路をこしらえでまちこわしの実例です。)

| | コメント (1) | トラックバック (1)